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5280ヨシコン



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

5280ヨシコンです。
コンクリートの2次製品から不動産までやっている会社ですね。地盤は本社のある静岡ですね。これまたそれなりに古い会社で設立は1969年です。で上場はバブル崩壊の最中である1993年です。

吉田一族の経営する会社でコンクリートを取り扱っているからヨシコン?ってな感じです。なんてわかりやすいのでしょう。まあ、ビジネスも非常に解りやすいですね。でホームページも見易い。結構珍しい組み合わせじゃないですか?


割安、成長でスクリーニングを久々に実施したら出てきた銘柄です。パッと見、当社はまあまあ変わりつつある、つまり成長しているように見えたので調査する事にしました。


ビジネスについて。

当社は吉田一族の会社ですので敬意を払い、【沿革】には「吉田茂(故人)は、昭和24年3月、静岡県志太郡大井川町(現 焼津市)において~」ってなっています。さらに「昭和29年7月、吉田茂が中心となり、吉田コンクリート工業所を改組して有限会社吉田工業所を設立し~」とサクセスストーリーは続きます。で最後には東名高速で一発当てたんだって解ります。

そしてその後、通常の年表系で【沿革】が始まります。

いいじゃないですか~こんな【沿革】を書いている会社って。最近の企業経営者やファンマネは誰のカネを預かっているか、なんでこうして仕事をさせて頂いているかマジで考えたほうが良いのですね。その点、当社は誰をリスペクトするべきかってのが明確。って事が良いね。

初っ端からそれますが、「貯蓄から投資」へ個人資産が動かないのは、ファンマネがカネを失うからですよ。「投資信託が運用で儲けてない」からですね。つまり「プロって言っている割にはどこかの投資家にカモられている」って事ですね。

誰かが言っていますが、国民性とかそういった問題ではないのです。
投資信託でお隣がベンツ買ったら、みなさんも投資信託買いたくなりますよね。貯蓄なんてアホらしくて出来ませんよ。


話を戻しますが、

コンクリートの二次製品を作れるって事はそこから派生させたビジネスが出来るって事ですよ。で古~い、歴史ある企業なのでお金もタンマリありそうですね。

セグメントは5つ。

レジデンス事業
不動産開発事業
賃貸・管理事業
環境事業
その他

その他には注意書きがあって、「報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飲食事業、衣料品事業及び保険代理店事業等を含んでおります」ってなっている。まだ、余りもうかってないビジネスはまとめてその他にしますよ~って事。

レジデンス事業は【沿革】にも表記があって平成24年2月からスタートしました。で、直近の売上の数字を見ると、レジデンス事業の売上は結構デカイので、社内で事業を統廃合させたんだって解る。2011年、2012年は事業が同じなので比較可能です。2010年はちょっと違うので比較がやや難しいですね。そういった所はご存知の通り、「機関投資家のアナリストが聞いてこいよ!」って部分です。

売上は以下の通り、単位は千円。
事業      2011年 2012年
レジデンス事業 4,071,575 5,074,967
不動産開発事業 3,004,864 4,815,708
賃貸・管理事業 1,119,500 1,328,522
環境事業 5,243,741 6,710,573
その他      309,510   427,004
すべての事業が前値度よりアップしています。
で利益を見てみると、(こちらも単位は千円)
利益      2011年 2012年
レジデンス事業  843,752   1,070,795
不動産開発事業  637,667  754,738
賃貸・管理事業  348,548  320,468
環境事業  -422     332,932
その他      40,055  38,540

でまあ、しつこいですが利益率はこんな感じ
利益率     2011年 2012年
レジデンス事業 20.72% 21.10%
不動産開発事業 21.22% 15.67%
賃貸・管理事業 31.13% 24.12%
環境事業 -0.01% 4.96%
その他     12.94% 9.03%
合計     13.60% 13.71%

で最後に、従業員(社員のみ)一人当たりの利益で見ます。こちらはセグメントの関係で2012年しか取れませんね。
事業     2012年
レジデンス事業 71,386
不動産開発事業 107,820
賃貸・管理事業 35,608
環境事業 3,432
その他     4,282
合計     17,605

という訳で大体どのようなビジネスが儲かってどれが儲からないってのが解りますでしょ?でも儲からないから切ってしまうと段々会社が小さくなっちゃうのです。多少なりとも大きくなるためには利益が低くても事業を続けたほうが良いのです。

まあ、せっかくセグメントを細かくコピペしたのでセグメントについてのお話を一つ。小さい会社ってすぐにセグメントを変える傾向にあります。理由は様々です。

企業自体、ビジネス単位が小さいので元々変わりやすい。

万年赤字企業はゴミな事業をまとめて「特損~」を出す。さらに超赤字会社はその事業で子会社をもって悪いことしちゃったりする。

次期社長のために手柄をすり替える。

本当にビジネスの転換点に来ている。

などありますね。
当社の場合、そういった部分を見て調べると、「本当にビジネスの転換点に来ている」可能性が高いです。もう東名高速とかで美味しい思いは出来ないし。

なんでそう言えるの?って質問にはこのように答えます。
直近の有価証券報告書の【設備投資等の概要】を見ましょう。「当連結会計年度の主な設備投資は、太陽光発電設備や車両の購入など12億43百万円の投資を実施しました。」

金額デカくね?

他の事業は3百万とかたかが数千万円だよ。でセグメントの数字を見ても、そこまで儲かっても無い訳でしょ・・・。この点が転換点なのです。

集中と選択byジャック・ウェルチなのです。
あの本、売れてますからね~。


といった流れで財務諸表を色々突っ込んでみましょう。

事業リスクに、東海大地震とかが織り込まれました。いや~時代ですね。

役員報酬は2.3億円を6人の役員で・・・。私が株主なら反対です。社長は1億円プレーヤーですね。まあ、こういった所も、取り締まってもらいたいものですが。アメリカであれば、ファンダメンタルが割安である以上、役員の仕事はしていないってなります。

当然ながら、株価を上げ、時価総額を上げる事が経営陣の仕事です。そのために売上を上げる、利益を上げるのは問答無用です。つーかね、こういった場合、カネで報酬を払っちゃダメ、行使価格が高い値段でのストックオプションなのよ。

まあ、ここまでで当社がどのレベルの財務戦略、バックにいる金融機関とかのレベルが解る訳です。アメリカとか、この部分が圧倒的に強いからどか~んって伸びる会社があるのです。で役員報酬も桁違いにでかくなる。それでもね、日本の競合他社より儲けているし、利益も出してるし、税金だって金額で考えれば多く払っている。雇用も多い。

まあ、ニンジンぶら下げられたら馬はさらに走るって事。
1億円稼げるスーパースターなら5億円稼ぐことも出来るって事な訳よ。


伝わってます?


でまあ、太陽光関連だから環境事業にデカいお金を投資するって事でしょ?デカい事するね~って思うのです。ココが当社の今後のキーになるのでしょうね。

で、まあ、そのための資金として各銀行から借り入れをしていますが、基本大丈夫です。だって当社は有価証券報告書でキャッシュ・フロー関連指標の推移ってのを表記している。これは財務健全性分析の初歩的なものでも、ここが悪化したら死亡~ってなる所です。これを明記するって事は人のカネでビジネスしま~すって言っているようなものね。

こんな感じ
             平成24年3月期   平成25年3月期
自己資本比率(%)           51.9          53.9
時価ベースの自己資本比率(%)      17.8          34
債務償還年数(年)          48.5           3.9
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)  1.1          13.5

でまあ、当社の目標で達せ出来てないのは自己資本比率60%って所。もっと自社株買いしちゃうのかなって期待しちゃいます。もしも今期の利益が上振れればね。

当社の場合は増配より自社株買いが効果的だもんね。真面目な教科書では「配当と自社株買いは株価には同じ効果」って書いてあります。当然、数学的に証明も可能です。ただ、配当って一度やると配当狙いの投資家が来るので今後も継続しないとやだな~ってなる。コミットメントのリスクってこれまた教科書には書いてあります。

でも自社株買いは取締役会でささっと決めれば良いことです。タイミングよく出来るし・・・。まあ、ここは会社の財務戦略の部分ですね。自社株買いって自分らの会社が安すぎるって事をアピールするといった意味もある。先に買っておいて、業績を良くして、みんな欲しくなったら売り出しで資金調達が出来る。

唯一インサイダーが許される取引かもね。

あまった資金で自社株買いはマジ日本企業にお願いしたい所です。無駄な投資信託とか買わなくて良いです。

でまあ、当社のビジネスであれがこうなってこうなったら良い感じ~ってのは解りました。
あとは気になる部分で借金が多い部分でしょうかね?

でもまあこういった会社って基本借金が多くて良いのですよ。だって投資用不動産とか持っているからですよ。

あなたがマイホームを買うとき、銀行でローンを借ります。5000万円。30年返済、金利2%です。その家はもしこの会社から買っていたらどうでしょう。この会社はこの家を建てるために3000万円同じ銀行から1%で借りました。

こんなのが×100人とかあれば、銀行も喜んでお金貸してくれるでしょ?
そんで、不動産会社の営業が闇雲に営業電話を掛ける中、住宅ローンを借りに来た人に営業が掛けられるって事で良いことずくめなのです。

アメリカでネット経由で情報がダダ漏れってなってるってニュースはアメリカだけでなく、全世界ですからね。

それと、貧乏人と金持ちの違いは「銀行ってどんな所」って質問の答えで解る訳です。「お金を預ける所、借りる所」とか答える人はもちろん貧乏。「魔法の国」とか答える人はかなりのお金持ちですよ。


横道にそれたのを良いことに、
株価を見てみましょう。

1360円、実績ベースでのPER7.9倍、PBR1.0倍、配当利回り0.69%です。
これは微妙~ですね。環境ビジネスでの成功、成長性にに投資するなら「買い」、逆に書けるなら当然「却下」ですね。でまあみなさん、過去の株価とかみて、現在株価は2倍強かぁ~ってため息が出るのでしょうね。


私の投資判断は「保留」となりました。


理由はどちらでもないって事ですよ。
環境事業の投資回収はどれ位で出来るのか、またそれ以外のビジネスがどのように動くのか、ゆっくり見ていく必要がありますね。企業が変わるという事はそのビジネスに投資していた投資家からは魅力的に映らなくなるって事です。


最後に、

もうこういった会社は1週間に1回くらいIRと大量保有報告書と四半期報告を見る感じで良いのです。で何か変化があればそれが今後どうなるかで投資です。今回は大きな投資が有価証券報告書より見受けられたので今後、追って調査していけば良いのです。

私の中ではまだ割安、成長スクリーニングで出てき他の有望銘柄もあるので、すべてをチェックするまでどの会社に投資するかは決められないのです。資産には限りがありますからね。


がんばれ、ヨシコン!!


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先月、ダイコク電気の分析リクエストしたyamaです。
調査対象にはいってないとのコメントありがとうございました。

ユニバーサルの第二弾ぜひお願いします。
個人的には現在の株価は割安だと思うのですが。
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

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SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

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