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2412 ベネフィット・ワン



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

2412 ベネフィット・ワンです。
パソナ傘下の福利厚生の運営代行会社です。パソナと当社では50%以上を共同保有しています。個人的にですが、パソナの名前を聞くと非常に安心します。一部の投資家の間ではパソナ及びパソナグループ、傘下の企業は「国」または「官」と呼ばれています。理由として、日本の政治決断による国家戦略に沿ったビジネスを次々と打ってきます。それなのでそのビジネスは、成功しないといけない訳なのです。

2000年より前の日本はまだ企業体力があったため、かつての福利厚生の姿は企業それぞれでありました。週末しか使われない一等地の保養所を保有したり、保育園、幼稚園を持ったりなど、資産バブルがどうのこうのとかの世界でした。ただ国際競争が激化してくるとそんな悠長な事は言えません。まずはバランスシート不況の脱出のため、そういった無駄な資産を売却して本業に専念させ、利益を高め、ROEを高め、グローバル企業と競争しようと国から言われる訳です。そこで当社が登場してきます。

ビジネスのシェアですが、民間企業、公的機関など、どちらでもトップではないでしょうか。当社発表によると東証一部1667社のうち482社がアウトソーシングを利用していて当社のシェアは45.5%、公務団体は39.2%です。

現在の経済状況下で会員数が一時的に減少していますが、一旦止まれば、改めて膨らむと考えます。このビジネスはシェアが高いほうが圧倒的に勝利するタイプであり、新規顧客や他社のシェアを奪ってくるように思います。もしシェアナンバーワン企業が何も後ろ盾のない会社であればその地位はひっくり返される事はありますが、最初に述べた通り、当社は「国」または「官」ですのでその問題はなさそうに思います。

東証一部のアウトソーシングしていない残り1185社も切り替えるのは時間の問題なのでしょうと思います。理由として、IFRS(国際財務 報告基準、国際会計基準)が日本企業に導入されてしまえば会計上、面倒になります。減損処理、特損の計上の仕方が変わっちゃいますからね。そうなる前に処理したほうが良い資産があると思います。導入って2015年以降でしたっけ?


さて業績について見てみましょう。

経常利益率は過去の良い水準に戻りつつあり、17%です。まあ、従業員が痛みを伴いそうな給料ダウンがありますのでそりゃあ戻りますね(平均年収ベースですので中には減ってない人もいると思いますが)純利益率は10%をギリギリ切るくらいでしょうか。

これ位のレベルは継続していくと思われます。リーマンショック等のおかげで、福利厚生の水準が一気に切り下げ、底を打ちました。今後、企業業績に回復と共に上向くのではないでしょうか。GDPの構成要素の設備投資の数字と合わせて考えて見てください。

人材を「人財」とお呼びになる社長さんがおります。本当に理解できます。ただ投資を考える面ではコスト、設備と考えます。社長、ごめんなさい。


それでは、株価です。

113,800円です。この水準でPER15倍、PBR2.7倍、配当利回りは2.6%です。ちょっと割高に見えちゃいます。外国人投資家はS&P500の銘柄よりピックアップする際、「PERは12倍以下じゃ~」言っていた記憶があります。東証2部平均の16倍よりは低いですが。

まあ、ポジティブにとらえて、将来を見越して誰かが買っている事にします。ただ、当社の2013年、2014年の収益見通しは強気です。年率ベース換算で二桁成長。過去5年の平均値よりかなり高いですね。

しかし株主還元についてはやや弱気、純資産配当率2%以上、配当性向は30%以上です。毎年余裕でクリア出来ていますよ。

これらを実現可能と考えても現在株価でPERは13倍にしかなりません。株価上昇にはサプライズが必要と考えます。


投資家状況を見てみます。

この会社、1年前までは割安株でした。そのため、スパークス、シオズミアセット、フィデリティが投資していました。それぞれ5%以上保有していたので報告書を提出していました。5%異常なのはフィデリティのみ、スパークス、シオズミは5%を切ったので今後の動向はわかりませんが、売却じゃないでしょうか?十分に儲かったし、時価総額は250億まで上がったので小型株の投資ユニバースであれば、ユニバース外になる事も考えられます。

これに対してかはわかりませんが、ベネフィット・ワンが自社株買いを行っています。22,000株です。金額ベースでは14億円です。これはスパークス、シオズミの保有数と近い数字になりますので彼らの売りで株価が崩れる事は考えにくくなりました。現在の進捗率は株価ベースで93%、金額ベースで69%です。金額ベースでは余裕があるので更なる株数の引き上げがあるのかが気になる所です。


ベネフィット・ワンの今後について考えます。

直近、当社とパソナは随分と企業買収をしている事が目に留まります。上場企業である以上、パブリックにするはずです(保有比率50%以下)それが何らかの理由で自社株買いです。当社とパソナはそれぞれ時価総額がそれぞれ256億、187億です。売り上げは桁違いでパソナの方が多いです。それを踏まえてか、市場はベネフィット・ワンが東証2部、パソナが東証1部です。

ベネフィット・ワンは「まだ上がある」という事を考えてしまいます。また当社の収益性を見ると、「パソナにも分けてあげれば良いのに」と勝手に思います。

話がそれるかもしれませんが昔、とある商社を取材した時に聞きましたが、取引先を時価総額でクラス分けするそうです。全国的に展開している企業の時価総額は300億から500億くらいが望ましく、信頼があるとの話を聞きました。まあ、ビジネス上での一つ目安にしかなりませんが。

良い会社ですが、私の投資判断としては保留でした。

今後の株価、自社株買い、他の運用会社の出方を見て、それらがそろったらポートフォリオにわずかだけ加えるかもしれません。

がんばれ、ベネフィット・ワン!!
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

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