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5965フジマック



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

5965フジマックです。
プロ向けの厨房機器を取り扱っているオーナー会社ですね。一般の人にはなじみのない会社かと思います。まあ、当社の名前が知れ渡っても、当社の製品を個人で買う人は相当な料理好きな人とかしかいないのではないでしょうか?

読者さんからのリクエストなので調査してみようと思いました。割安スクリーニングではいつも出てくる銘柄ですのでなんとなく気にはなっていました。

はっきり言って当社の有価証券報告書は単純なので眠くなります。逆に言えば、怪しい部分が少ないって事で良い事なのです。

という事で、今回は有価証券報告書の読み進め方などを解説しながら調査します。色々なファンド、会計士さん、税理士さんとかにどう読むのか聞いた事がありますが、みなさん、ほぼ上から読み進めていきます。アナリストさんも同じですね。読み進めているときに、何か悪い部分があればアウトです。逆にアウトな部分が無くて、最後まで読み進めれば合格、投資対象ってなるのです。

国語の作文の様に起承転結とかはありません。大切な事は先にって事なのです。うーんグローバルスタンダード~ですね。


ビジネスと有価証券報告書を見てみます。

ビジネスは書きました通り、厨房機器などを製造、販売までしていますね。製品などは当社の製品紹介を見ればプロ向けなのが解ります。だってコンロのスイッチの部分とかカッコイイ感じですもんね。これは財務諸表の始めの部分に書いてあります。


で、5年間の経営の数字が次になりますね。連結の所ですね。

平成21年3月に一度赤字ですね。それ以外は黒字。ここの赤字はなんでって調べます。なんか胡散臭いものに手を出して「特損っ」とかやっているかなどです。そうなるとまあ、怪しいものはないのですが、色々な経費がまあまあ高くなり、で売上が低いのであれよあれよと赤字になった訳です。コスト意識の低い会社だったんだな~って考えるのです。オーナー系企業って結構そんな感じですよね。役員さんが営業部長とかを兼任しているのでまあまあ派手に取引先と遊んでいたのかなって思います。

だってこういった商品を取り扱う会社の営業ってもうルート営業しかない訳よ。飛び込みとかほとんど意味ないのね。となるともう、営業は取引先を連れ出してまあ、ある程度遊べば良い訳です。これも立派な営業ですよ。

まあ、赤字を経験した後はコスト意識も出てきたみたいだし、売上がその後も低空飛行ですが何とか黒字になっているという事です。「よしよし」ってなります。


それから提出会社の経営指標等を見ると、連結の売上と数字が近いから、まあ、本業一本って事ですよ。この数字がかなり差があると、色々手広くやっていたり、ライバルを買収したりと色々なバックグラウンドがある訳ですよ。でもし提出会社の売上が超低くて子会社達の売上が極端に多い会社とかって場合によっては怪しいって疑う必要があるのです。

当社の場合は、それはありませんね。


で、当社の歩みがだら~と書いてあって、子会社があります~ってなって、部門別で働いている人はこんな感じ、従業員はこんな感じで年収これ位ですってなっています。人員が極端に減ったり、年収がガッツリ減っている場合は怪しいのです。人件費を削る事で利益を出しているような会社は嫌ですよね。削っていい部分と悪い部分があります。

例えば製薬会社とかは研究開発費を削るって事はもう新薬が出て来ない可能性が多いのです。でも莫大な研究開発費を削って利益を上げれば、社長の報酬はど~んってなる訳です。どーせ社長の任期って長くても5年とかだし「10年後はどうでもい~よ~」って考えている訳ですよ。

どの企業とかは言えないので、探してみて下さい。

当社はやや人件費をカットしましたね。でも今はもとに戻りました。赤字の次の年は意地でも黒字を出すって意気込みが経営陣から感じられますね。でちゃんと黒字に戻ったらお給料も戻す。エライ。

リーマンショックの後、そのまま我が国経済は~って文句を言って給料水準を下げたまま戻さない会社は結構有りますよね。


ちょっと関連の話ですが、アメリカのコンサルで超有名なM社は、それが得意な訳ですね。人事評価の(厳しく)プロですので。まあ、働かない10%のアリを切っても会社は回り、でまたその中で10%、働かないアリが出てくる、それをまた切って。という事を繰り返し、企業の人件費を軽くする訳です。普通、切られた人の分をそれ以外の人が働くからその分、お給料が増えても良い訳なのですが・・・。まあ、無いですね。外資位ではないでしょうか?

まあ、考えて見れば大会社で年収500万円の人員を3000人切る訳ですよ。毎年150億円が削減できます。・・・コンサルは儲かりますね。


有価証券報告書に戻ります。

次はビジネスとかをやや細かく分析しているのですが・・・、これ位の時価総額であれば、一人あたりの売上とか色々計算する必要はないですね。ビジネスのリスクとかも、ルールなので書いていますが、どの会社も当たり前な事を書いているのです。ってかリスクってこれですって書きだせるレベルなのは本当のリスクではないよね。

「リスクは突然」ってな訳です。それを財務諸表から拾い出す事がアナリストさん達のお仕事な訳ですよ。

でそれから、設備投資とか、この設備がダメになったとか。ここでも大きな変化が無ければささっと読んでしまいましょう。基本的に設備投資したから今後の良くなるって保証はない訳ですよ。ここら辺は当社の場合はほどほどって感じですね。

ベトナムとかに進出して「海外進出だ~」ってなっていますが、海外で日系企業と取引しているのがメインでしょうね。


で、株式の情報ですね。
怪しい増資先とか、謎の大株主とかは無し。ストックオプションとか激しく希薄化する案件も無し。で、過去5年の最高、最低株価情報を入手します。配当戦略についても触れてませんね。赤字でも配当しているんだし、まあ、オッケーって感じで見てみます。で今期は16円になるってIRが出ているので、ある程度元の水準に戻ったって思うのです。


そのまま読み進めると、役員とかコーポレートガバナンスとかが出てきます。役員はまあ、基本当社で長年やってきた人が上に上がってきている。あと親族。銀行出身の人もいるけで営業系って肩書なのでまあ、取引先と飲んだりする感じでしょう?だって当社の製品の設計レベルから理解は難しいと思います。中途入社ですので。

役員報酬も明記されてますが、そこまで高くないし問題無し。

コーポレートガバナンスはコピペ的な文章なのでここも軽く読む。もし、オリジナルの文章が出てきたらきっと気づくはずです。そうなったらちゃんと読みます。コンプライアンスは守りますって、そりゃあそうでしょうよ。


結構読み進んできましたね。いよいよ財務諸表です。
ひたすら計算計算をしてレシオを出してみましょう。まあ、単純に300億円は売ろうぜって纏めましょう。で、会社予想は今期は318億円、来期は330億円と増加。中期経営計画とかあればなんでか書いてあると思うのですが・・・。当社のホームページを見ても見当たらず・・・。電話して効くのが一番ですが、まあ、海外戦略が効くとか、「料理の鉄人」効果とかなるのでしょう。まあ、四半期の数字を追っていけば良いのではないでしょうか?

有価証券報告書の一部に「売上計上はいわゆる期末月である3月及び9月に集中する傾向」って書いているのでその点に注意。

この部分ってファンドのアナリストなら、商品のライフサイクルの期間、ライバル社の製品、営業戦略、価格戦略とかを社長とか取締役とかでミーティングを組む訳ですよ。そうなると大体の事は解ってくるのです。例えば、大手がとあるビルを作るときにテナントにレストランが入る、あそこのトップは俺と親友なんだって話が出れば、ビジネスはまとまりますよね。で既存顧客の製品の入れ替え時期とかも解れば、売上がどうなるかは計算可能なのです。もちろん、決定事項ではないのでインサイダーではありませんし。

当たり前ですが、機関投資家は億単位のお金を動かせるのでそれなりに経営陣も対応してくれるのですよ。個人投資家への会社説明会ではこういった話はまず、出て来ないと思います。


後は資産や負債やメチャメチャ持っている有価証券、借入金とかをチェックするのです。また、売掛金を見て誰に売っているのか、買掛金を見て誰から仕入れているのかとかですね。基本、全体の10%の売上がある顧客、地域はセグメントで書かなきゃだめですが、書いてないので依存している顧客はいないのだろうって考えます。

当社は全国的に営業拠点を構えている所を見ると、全国各地、地域性なしのビジネスで顧客も様々なのです。

過去3年の売掛金のトップを見てみると

大林組
大成建設㈱
竹中工務店

ってな感じなので、もう営業がしっかり出来ているって解りますよね?


株価を見てみます。
829円。実績ベースでのPER4.4倍、PBR0.5倍、配当利回りは1.93%です。
割安株になりますね。株価は過去5年で高値の位置にいますね。ただ、成長って事を考えると、まあ、さほどない様に思うのです。


私の投資判断は「保留」となりました


万年割安株なのです。キャッシュが62億、土地が33億、在庫26億って状況です。キャッシュをどうにかしてほしいのですが、どうもしていない。それがずーと続いてる。となるともう面白味も何にもない訳ですよ。キャッシュがあるから安全とは言えますが。


まあ、日本って物言う株主は批判される訳だし。会社は株主の物って言ったらそりゃあ怒られる訳ですよ。間違ってはいませんが。ただ失われた20年って言われていて、企業が生き延びていたのはそれぞれ、キャッシュを持っていたからなんですよね。

なのでこの習慣はまず変わる事は無いでしょうね。今後、も失われた年になる可能性もある訳だしね。


最後に、キャッシュがあるって会社はやっぱりそれなりにビジネスをしてきて、黒字を続けてきたからなんですよね。今後も続くようであれば当然PBR等の指標がかなり割安になっていくのです。連結の数字で計算すると、0.2位まで落ちているのです。

このタイミングまで待つか、それとも今後キャッシュが有効に使われる可能性に賭けるか、そういった考えでも投資判断は変わってくると思います。またこういった部分も危難投資家のアナリストが経営陣をミーティングを重ねてくると、予想がつくのです。私自身は保留という判断ですが、PBRが0.2倍まで落ちるタイミング、またはどこかのファンドが買い始めたら、何かのサインと思い、改めて調査すると思います。


がんばれ、フジマック!!
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どうですかね?

いつも楽しく読ませていただいてます。とても参考になります。

早速なんですが、アイフリークはどうでしょうか?赤字続きですが、創業者が社長に復帰し、新しい事業が軌道に乗りそうで時価総額をみるとかなり飛ぶ可能性がありそうなんですが。絵本・教育アプリは期待できそう。

いつも参考になります。

私は先日から三洋貿易を買っています。
もし興味があったら、解説をお願いします。
m ( _ _ ) m

ぶしつけなリクエストをきいていただきありがとうございました!

そうなんですよねー、キャッシュはあるのに配当性向低いし自社株買いもしないので、このPERで放置されてるんでしょうね。

ただ、今の株価はやはり安すぎだと思うので持っているのはホールドしたいと思います。

資産半減中さん
時間があるときに調べたいと思います。本日のブログの通り、社長復帰する創業者ってやっぱり自分の会社がかわいくて仕方ないんですよね。そういった部分を見て、数字を見て、独断と偏見に満ちたブログを書かせて頂きます。

mushoku2006さん
三洋貿易ですね。貿易の会社ですが自動車部品とか化学とかをやっているので安泰かもしれませんが、自社で未来を変えることが難し会社かもしれませんね。時価総額は100億超えとある程度大き目ですが、調査してみようと思います。

ハセケンさん
自社株買も配当も低いと、なんでそのお金を持ってるの?って聞きたくなりますよね。だって世の中のそれを使いってビジネスしたい人が山ほどいる訳ですよ。で当社はどか~んてあり得ない配当とか出して、で株価を上げて、それから銀行借り入れをすれば良いのにな~って。
そこらへんの資本政策とかを参画するのが幹事証券会社の役割なのにな~。ダメだな~って思うのです。

あー私を参画者として派遣で3ヵ月位入れてくれ~って思うのですw
報酬は成果型ストックオプションでOKですw


みなさん、コメントありがとうございました。

第一商品 解説お願いします

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

時間があるときに調べてみようと思います。

今後とも応援よろしくお願いします。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
自社株買、配当はすべきかと思います。で、企業価値を向上させたうえで銀行から借り入れしたり、
増資をしたり、そういった事を幹事証券会社が当社の教育しなくてはならないよな~って思います。

今後とも、応援よろしくお願いします。

> ぶしつけなリクエストをきいていただきありがとうございました!
>
> そうなんですよねー、キャッシュはあるのに配当性向低いし自社株買いもしないので、このPERで放置されてるんでしょうね。
>
> ただ、今の株価はやはり安すぎだと思うので持っているのはホールドしたいと思います。
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Author:FC2USER484308ICQ
一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

銘柄等、レポートの内容等において、ご質問等、ありましたらお気軽にどうぞ

お仕事の以来もお待ちしてます

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