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7264ムロコーポレーション



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

7264ムロコーポレーションです。
独立系自動車部品ですね。オーナー企業です。
こちらは読者さんからのリクエストにより頂きました会社です。直近ではかなりの数の自動車部品会社を調査しました。

まあ、自動車部品が割安であるからです。割安な理由はこちらのレポート、をお読みください。

数社まとめて調査することによりそれぞれに多少の違いがあり、それが生死、または今後のビジネスでの優劣を分けるのです。

それでは、調査開始です。


ビジネス、財務諸表を見てみます。

自動車部品、連続ネジ締め機、皮むき器なんて変わった商品もあります。でもこの皮むき器、有名ですね。当社はその高い技術力を使いそういった商品も生み出せる力があるのです。これぞ、独立系の良さですね。だって直系の下請けだったらこんな商品作っている暇なんてないでしょ?詳しくは当社のホームページ、製品情報ですよ。

それにしても当社は情報をたくさん出してくれます。

技術力が高い会社です。ほとんどの自動車会社から受注しています。決算説明資料では取引先別売上高を発表しています。まあ、A社、B社と名前は伏せてありますが。ってかセグメントと売掛金を見ればわかっちゃいますよ。

売上セグメントで10%超えでトヨタとホンダが出てるでしょ。売掛金ではクボタ(農業機械)、サンデン(欧州)、ジェイテクト(トヨタ系)、ジャトコ(日産系)が似たような金額で出ています。まあ、これらの商習慣ってほぼ変わらない訳ですよ。そうなると金額も1念を通じての売上はそんなもんねって理解できます。

で、さらには保有株を見れば、21銘柄がディスクロージャーされてます、総額8.8億円です。ほとんどが取引関係強化のためです。ん、私が過去にレポートしました西川計測も持っているんですね。(7500西川計測のレポートはこちら)西川計測に関しては保有目的が発行会社の「経営安定の為の保有です」じゃあ、下がったら買ってくれるのかな?

当社は財務も安定しているのでこういった株の売却はなかなか考えられませんね。しかし、もし一気に持ち株比率がガク~ンと減ったらその会社との取引が何らかの理由で消滅したのか?ってヤバいねって思います。

株の内訳、保有数ははこんな感じ、今年は結構儲かってるんじゃない?コピペで張り付けました。

ダイハツ工業㈱ 57,454
㈱クボタ 63,563
日亜鋼業㈱ 199,000
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 113,900
サンデン㈱ 118,865
西川計測㈱ 58,000
サイボー㈱ 71,700
いすゞ自動車㈱ 66,978
スズキ㈱ 10,500
阪和興業㈱  56,824
富士重工業㈱  31,141
日本特殊陶業㈱ 12,571
第一生命保険㈱ 32
アイダエンジニアリング㈱ 7,050
日野自動車㈱ 6,025
㈱三井住友フィナンシャルグループ 445
㈱岡三証券グループ 3,000
㈱東京都民銀行 785
東海東京フィナンシャル・ホールディングス㈱ 2,222
㈱みずほフィナンシャルグループ 1,100
ソニー㈱ 42


で、過去の赤字を見てみると、フツーにリーマンショックな訳でした。特損もそりゃあ出てますが、商品がゴミと化した訳ではなく、上記の株が下落した訳ですね。基本的には株価が50%以上下落で特損計上しますね。会計ルールとしては「著しい下落で回復の見込みがない場合に計上」となっていますが。

赤字をまあまあ詳しく説明すると
原価率が86.45%、販促費率も高く14.54%です。で合計して100%超えなので赤字。さらに特損って感じです。売れないので一生懸命営業をしましたが、「おもてなしの心」は人には通じますが、売上には通じなかったのです。

直近では原価率が80%位、販促費率は12%位なのでまあまあ良くなっている訳です。


でまあ、当社は吹っ飛びそうな資産は少なく、ゴミになる製品も少ない。キャッシュは43億も持っているのでまあ、安心なのでしょう。そして当社の中期経営計画(20ページから)では2015年度で売上180億、経常利益18億なので経常利益率10%を目指すそうです。

ここ4年の連結経常利益率の数字を見てみると、2.49%、6.92%、8.67%、7.99%となっています。いやいや、キャッシュがあるのだから変な所でコストカットしないでねって思います。だって従業員のやる気につながるし。


あと、当社の研究開発費ですね。1,500万円です。これは自社でやってる様には思いませんが、どこかの会社の研究センターとかに払っているのではないでしょうか?そういったお金は研究開発費で計上できますからね。で他の自動車会社さんとか20社位からそれぞれ同等の金額とか払ってもらって、人もたまに来てもらって、一緒に研究したりしてね。

これぞ持合い、ウィンウィンな関係なのです。


借入金も短期借入0.65%で3億長期は0.63%で5.8億と低い利率です。で借入先もメガバンク、地方銀行と様々。なるほど、銀行が頭を下げて貸して借りてくれってヤツですかね。個人に3000万円を貸して家を買ってもらうより、当社に貸した方が安全って事っすかね?(実際はそうではないですが金利だけを見て適当に悪口を言っています)


残りの特筆部分を財務諸表から探します。

「重要な後発事象」が出てきました。重要な後発事象って当社の締日は3月31日ですがそれから決算書類が6月位に出てくる訳ですよ、その間に重要な事があったら出しなさいって事です。ネガティブの場合は3月31日の後に知り合いの会社が吹っ飛んで貸し倒れ、特損出ちゃったとかです。

これって、経理、財務の人ブチ切れな訳ですよ。「やり直しぃ~、ふざけんな」ってなるのです。

まあ、当社の場合はポジティブ、内容はインドネシア、西ジャワ州カラワン県スルヤチプタ工業団地に3,750千米ドルかけて工場作りま~すだって。なんでこのタイミングってグーグルで「西ジャワ州カラワン県スルヤチプタ 自動車会社名」で調べると。何社かそこに進出しているのです。

じゃあうちも出しますわってなったのです。うーん良い関係。


株価を見てみます。
909円。実績ベースのPERは7.63倍、PBRは0.65倍、配当利回りは2.2%です。株価は過去5年の高値ですね。赤字が出る前の当社の高値が907円でしたので。


私の投資判断は「買い」ですね


会社発表の数字はやや楽観的ですが、まあ、当社は自動車会社と切るに切れない会社なのでしょう。それに「おもてなしの心」は景気が回復してくると効いてくるのではないでしょうか?

当社の2015年までの数字を叩き込んでPER、PBRを計算すれば、今の株価の状況でそれぞれ6.62倍、0.52倍となります。

株主数の減少もありましたが、持ち直し傾向です。である程度の一定の人数はずっと持っている感じの株主です。これも有価証券報告書の所有者別状況で統計です。

それに国別セグメントで日本、北米も戻しています。欧州、その他は減少ですが、桁が違いますからね。


最後に、
数ある自動車会社の中でも当社は随分とディスクロージャーしてくれているので将来の見通しが立てやすかったです。また、こういった数字丁寧に出してくれる会社は数字に対しても結構しっかり見ているって事ですよね。他社ですが、販売部品数まで出している所や、従業員の勤続年数を日にちまででしている所まであります。

そういった会社、好きですね~だってしっかりしていますもん。


がんばれ、ムロコーポレーション!!
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いつも勉強させてもらっています。

はじめまして。ハセケンと申します。
このブログを知ってから株式分析とはこういった思考のプロセスの元に進めていくのか!と目から鱗が落ちまくりです。

いきなりで恐縮なのですが、1社気になる会社があるので分析してもらえませんでしょうか?
5965 フジマックです。成長力のわりには割安だと思い気になりました。
よろしくお願いします!

コメントありがとうございます。

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5965フジマック、面白そうな会社ですね。

景気動向が変われば、外食産業の復活もそれなりに考えられますので。全体のパイの行方には私も注視していきたいと思います。厨房機器ですと6485ホシザキ電気、2751テンポスバスターズとかそういった競合などの動向にも注目して考えたいですね。

近く、調査してみようと思います。

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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

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講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

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