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5984兼房



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

5984兼房です。
工業用の刃物を作っている会社ですね。独立系オーナー企業ですね。
詳しくは兼房の会社概要をチェックしてくださいね。

当社もニッチ産業にはいるのでしょうかね?読者さんからのリクエストです。私も昔からちょっと気になっていたため、調査してみます。

当社、財務諸表を読み始めた人にはちょうど良い感じのレベルですので是非ともご自身でも一度、読んでみて下さいね~。


ビジネスと財務諸表を見てみます。

事業内容は刃物。である程度のシェアがあると豪語しています。で売上が150億位。日本の全体のシェアなどを見ても、少ないんでしょうね。ニッチなビジネスになりますね。で最大手って言っているのでその理由を調べたいのですが・・・。まあ本社が愛知県って事で、なるほどねってなるのです。

当社の取り扱い商品である刃物はそれぞれ木工、金具、プラスチックなどなどに対応しています。そういった部品が集まって、自動車は出来てる訳でしょ。ふ~んってなります。

さらに「愛知県=それ」って式はあまりにも単純すぎます。素人のブログですか?ちゃんと説明してくださいって言われないために、役員の経歴、持ち株を見てください。そうですね~ってなってきましたよね?

あと、販売セグメントです。前年度比で日本がちょっと戻して、インドネシアが結構増えて、アメリカでの売上が落ちて、という感じで。まあ、それの販売とかに似たような動きじゃないですか?

まあ、ここまで行くとしつこくなってしまいますのでここら辺でストップ。そうだ、当社は独立系オーナー企業なのです。なのでお得意様とかはあまり教えたくないのです。当然、トヨタ自動車が大口顧客なら売上セグメントの10%以上占めるので出てくるはず、また、売掛金とかでも出てくるはずです。しかし出て来ないのです。

なぜでしょう?

答えは売掛金を見てみます。そこには当社の子会社が並んでますね。そうです。子会社で売っていればセグメントとして表示されないのです。これってちょっとしたテクニックなのです。

だって、もしトヨタ自動車が50%以上~って出てきたら、そのシェアを狙いに他社が来るのです。また、大手から大量仕入れディスカウントとかされる恐れがあるのです。で、兼房サイドから見れば、他社にも販路を拡大できますよね。って事は会社自体が強くなれるって事なんですよ。

例えば、自動車が100、その中で当社の部品が10であるとします。もし当社が11社に販路を拡大できれば、110になります。自動車の100より大きくなる訳です。

伝わってますか?


財務諸表は基本的には投資家が読むために作成するのですが、一般公衆の目にさらされるのでそういった事もちゃんと考えて作成する必要があるのです。当社の場合は良い感じです。逆に考えると、子会社で悪い事しても隠し通せるって事があるのです。ほら、子会社が超高値で謎の会社を買っちゃったM&Aとかって最近ありましたよね。損失隠しのアレですよ。

当社の場合は至って健全ですね。子会社も会社概要で写真付きで紹介されています。こういう実態がわかるって本当に安心です。


それから、直近の赤字の状況を見ます。2010年です。なぜ?って見ると、まあ売上のせいでしょう。簡単に計算すれば当社は何にもなければ120億でトントン位でしょう。でも為替とか特損とか考えると140億は欲しいって事になります。

売上ですが、日本が75%と高シェアなのです。で日本での従業員数はそんなに増えてないので今後の見通しは横ばいで考える。だって車の生産とかもそうだしね。国内生産、うん百万台は守りますって事言ってませんでした。本音は海外で作った方が良くて利益率も改善するんだけど、そうなると日本で人を切らなくてはならなくて・・・。それはお上が、ってな具合?

まあ、失業率の上昇により購買力の低下などを考えたりもしてると思いますがね。
それに海外委託しまくるといつかのIBMみたいにビジネスを奪われちゃうかもしれませんしね。IMBはコンピューターを技術を奪われちゃったのでコンサルに転身したのです。


話を戻します。


当社の売上について、今後はインドネシア、中国で頑張ってもらいたいのではないでしょうか?人員をがっつり増やしている訳ですよ。インドネシアは2011年114人、2012年は162人、中国のそれは177人、249人です。しかしご存知の通り、そういった国は物価が安いので当然、売上も低く、利益の金額も低くなりますね。利益率は高くなると思いますが。

一人当たり売上は日本で1971万、インドネシアで800万、中国で192万ってなります。それぞれの国のお給料とか生活水準とかを考えると、しっかり日本で売る、インドネシアはシェアを高める、中国はチャレンジしている状態でしょうか?


あと、特筆する部分は2つです。

一つはぶっ飛びそうな資産はほとんどないって事と、当社は連結配当性向に言及していて、それは30%です。で過去には連結配当性向が100%超え(その年の利益以上に配当を出した)もあったし、赤字でも配当を出しています。

キャッシュリッチな会社って事ですよ。配当はまあ、そのまま続けますって事でしょう。


株価を見てみます。

673円。でここでは連結の数字を使い、実績ベースでファンダメンタルを計算してみると、PER19倍、PBR0.52倍、配当利回りは2.2%となります。


私の投資判断は「保留」となりました。


だって、動かないでしょ?実際に動いても後出しで買っても良い投資対象化と思います。機関投資家が入ってきてる感じもありませんし。また、業績予想も達成は可能であると思いますが、様々な業界の動向に左右されると思います。業績を変化なしって計算するとPBRが0.5倍を切るのが2017年となります。


最後に
財務諸表を見てしみじみ思いますが、当社はそこまで株価や財務諸表を巧みに使う程のテクニックはありません。あくまでも報告用に仕方なく作成しているんだなって思うのです。という事は事業自体がある程度安定している、もしくは好財務であるって事、そのどちらか、もしくは両方であると考えられます。で当社自体が長期的投資家的な会社なのでしょうって理解できるのです。

爆発力はありませんが、コツコツ力はあるという事ですね。でこのコツコツ力を見分けるにはコツコツと調査する必要がありますね。


がんばれ、兼房!!
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どうも調査ありがとうございました。とても勉強になりました。

値は動かないが、配当金の高い定期預金の代わりになりそうですね。
期待せずに長い目で少しだけ持っておきます。

Re: タイトルなし

株価に気を取られず、配当を考えて投資するというのも良いと思いますが。
現状ではもっと配当が高い会社などもあるので色々調べてみてはいかがでしょうか?

これからも応援、よろしくお願いします。

> どうも調査ありがとうございました。とても勉強になりました。
>
> 値は動かないが、配当金の高い定期預金の代わりになりそうですね。
> 期待せずに長い目で少しだけ持っておきます。

指摘もありがとうございます。

本当にこのブログは勉強になり、今後とも期待しています。また、気になった銘柄がありましたら、ぜひ聞きたく思います。

私自身は、このブログで「買い」となったアルコニックスも持っております。最近は停滞気味ですが、いつか火が着くんではないかな、と期待しています。

アルコニックスは、高配当で、さらに成長も期待できるので、持っていても楽しい銘柄だと思っています。

ここで取り上げられる銘柄は資産バリューがメインなんでしょうか? 成長バリューならアスカネットをあげておきます。

コメントありがとうございます

コメントありがとうございます。
アルコニックスのビジネスは昔の日本電産を思い出します。

また、ビジネスの、目の付け所が本当に良いと思います。
商社に奪われる前に何とかリーディングカンパニーになってもらいたいものです。

今後も応援、宜しくお願いします。

> 指摘もありがとうございます。
>
> 本当にこのブログは勉強になり、今後とも期待しています。また、気になった銘柄がありましたら、ぜひ聞きたく思います。
>
> 私自身は、このブログで「買い」となったアルコニックスも持っております。最近は停滞気味ですが、いつか火が着くんではないかな、と期待しています。
>
> アルコニックスは、高配当で、さらに成長も期待できるので、持っていても楽しい銘柄だと思っています。

コメントありがとうございます

コメントありがとうございます。
2438アスカネット、ちょっと気になっている会社でした。
私は特に資産バリューも成長性もどちらも取り上げます。

中小型株が中心ですね。

今後とも、応援よろしくお願いします。

> ここで取り上げられる銘柄は資産バリューがメインなんでしょうか? 成長バリューならアスカネットをあげておきます。
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

銘柄等、レポートの内容等において、ご質問等、ありましたらお気軽にどうぞ

お仕事の以来もお待ちしてます

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