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2317システナ



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

2317システナです。
一言で当社を言えばITシステム屋ってなりますね。今や何百社も上場している企業の一つになります。詳しく事業内容を見たい場合は当たり前ですが、当社のホームページの事業概要ですね。

読者さんからのリクエストで当社を調べる事になりましたが、いかんせん時価総額が230億円とやや高め(私からすると)なので結構難しいです。


所で、金融とITというのは対極的な位置であるみたいな感じで考えてください。そう考えると話が早いのです。

というのは、なぜ何百社も上場出来るのかって考えると、レシオ(経常利益率とかROEとかね)が異常に高くなるのです。まあ、ITだからってのが答えですが。これが金融の世界では非常においしい投資案件となるのです。となると上場審査(財務諸表での)のクリアはちょっと金融の人がCFOとかに入れば朝飯前なのです。

ITの内容について、金融の人がマスターするのはかなり無理があるでしょう。超ITが出来る人が金融業界に入ればほぼ間違いなくデリバティブとか為替トレーディングとかに配属されます。で、中小企業に5000万円も貸し付ける事が出来ないのに、大学出てすぐのヤツに100億位一日で銀行のお金を貸してトレーディングさせちゃうのです。怖いね。

で逆にITの人間が金融業界に入れば完全にIT再度で働かせる訳です。

まあ、こういった背景で上場企業が多くて、調査するアナリストが少ないって減少が起こり、微妙な株価に放置されやすくなります。日本は上場企業数で世界ベスト3に入りますからね。

今回はIT企業ですのでちょっとだけテクニックをお伝えしながら調査していきます。


ビジネスを財務諸表を見ながらひも解いてみます。

ビジネスは6種類に分解、で働いている人数はこんな感じ
モバイル高速データ通信事業627
情報システム事業509
ITサービス事業538
ソリューション営業110
エアー・クラウド推進事業10 
コンシューマサービス事業1
その他共通部門63

で、一人当たりの売上を計算すると営業が118百万で他部署を圧倒的に引き離している事になる、なので営業部署は全事業のセールスをして、残りの部署は技術屋でしょう。その他共通部門を除いて。ほら、当社の組織図でもそんな感じでしょう?

スマホとかクラウドとかシステム構築とか一通りITには絡んでいます。まあ、金融だって金利、株、債券とか色々手広くやっていてまとめて金融~って言うじゃん。まあ、金融とITのイロハを学ぶまでマジで5年位はかかりますね。でA to Zまでは一生かかってもムリって事が容易に想像がつきます。

なので営業がすべての商品、サービスを一気に取り扱う訳ですね。


2010年にカテナ株式会社を吸収合併して2倍くらいの会社規模になった。ビジネス自体はそれぞれ特化していたので吸収合併によりさらに守備範囲の広くなったIT企業へとなりました。どこかの会社みたいに「のれん」を大量に付けちゃったりとかしていないし。まあ、良い吸収合併でしょう。

吸収合併後の目標とかもちゃんとタイミング良くIRされていて2015年までの計画が「平成24年3月期に比べ、売上高の成長率35%以上」って書いてありました。そのためには「新商材+新サービス+新コンテンツ+海外事業での売上構成比を全売上の20%」でそうするために当社は「必要に応じて、海外進出およびM&Aを積極的に展開します。そのための資金として、3年間で総額20億円の投資を計画」となってます。参照先はこちら

当社の時価総額、ビジネスの内容、レシオから、この20億は手元資金でも良いし、借金も可能であると判断できます。ただ、つい最近まで自社株買いをやっていたのは資金の使い道がなかったのだろう、つまり買収先が見つからないのだろうって考えます。だから海外法人を立ち上げたりしているのです。場合によってはそれを通して買収とかも可能になりますしね。


自社株買いは今回で2回目ですか?前回は10.96%まで自社株買い、終わった翌月に消却でした。今回は2013年4月で自社株買いは終了。まあ、6%程なので全部消却してもいまいちインパクトに欠けますね。ただ、この株価水準で会社が株を買い取っている姿は「当社の株価は安い」っていうアナウンス効果はありますね。


吹っ飛びそうな関係会社、投資商品、貸付金とかはないし、大丈夫なのではないでしょうか?ただ、繰延税金資産が前年度比で減少なので、ただ積み立ててないのか、もしくはそこまで積み立てる必要が無いと将来の収益予想を否定された結果なのかは微妙だったりしますね。


正直、金融の人にITのビジネス分析は数字でしか分析がムリなのです。で売掛金とかに大手が入ってないか、株主に大手がいるか、外注率、従業員の平均年齢、勤続年数、年収で判断します。すべてで良い数字ですと今後に期待が出来るのです。あと、IRで○○社と契約してみますなどのディスクロージャーね。

それぞれ簡単に説明します。

売掛金について、
売掛金はあえて回収を遅らせて名前を載せたりするのです。確かに、代金の回収は早く、支払は遅くがビジネスとか会計学の基本ですが、こういったテクニックも必要な事は解りますよね。

株主は大手が出資している会社か、それとも後で入ってきているかなどです。当方のブログで紹介しました2391プラネット2419日本ERIを読んでもらえると解ると思います。

あとは実際、グーグルとかアップル、ヤフーの何かと連動ってなっています。当社はこれを使わせて頂いております、なのか上手に利用しているかはこういった出資者がいるかいないかで変わってきますね。いる場合はいち早く情報が入って来る訳ですし、入らないようであれば、システムの仕様が変更になると焦っちゃいますね。iPhone5とかウィンドウズ8に対応させるまでの時間ってかなり勝負になります。

ここで失敗すると他社へ乗り換えられちゃいます。まあ、私が機関投資家のアナリストでしたら真っ先にそういった会社からの新製品発表会の招待状は送られてくるか、送られてくるようであれば実物を見せてもらいますね。実物が無ければ信用できませんからね。

こういった会社とどれ位近いお付き合いかってのを考えると、買収される>投資される>招待状が届くって順なのでしょう。それ以下であれば、使わせて頂いておりますレベルの会社なのです。ほとんどがこっちの会社ですけどね。

招待状はやっぱり、技術がある会社に届きますよね。今後も一緒にウィンウィンしようぜって事で、なので当然外注率が高すぎたりする会社(ほぼ丸投げ的な大手ソフト会社)とかは大した事は無いってなるのです。


従業員の状況ですが、
ここを見ると、どれくらいのレベルの技術者がいるかを理解できます。やはり優秀な人材は高いのです。でなけりゃグリーとかでゲーム開発している方が給料も高いですしね。でやりがいのある会社であれば結構長居する。あと一応ストックオプションとかも見ておきましょうね。人材を引き留めるナイスな一手ですので。


金融も同じような流れがかつてありました。
1890年位からいきなり外資金融がこぞって参入、日系金融マンを年収2倍~で引き抜き、日本のビジネス作法をそこで知ります。でそこらへんを知ってしまったら、そういった人はクビ後は少数精鋭でやります。クビになった人は外資他社に行きます。なぜなら○○銀行にいた人ならウチでもまあまあ使えるでしょう。ってでまた使われてクビになります。

最終的には外資金融を一周回って、元金融マンになります。で「情報」とか「セミナー」で起業しちゃうのです。ってか金融を知り尽くしているなら、「投資家」になりましょうよって思いません?まあ、長年やって、出た答えは「インデックスには勝てねぇ」、「貯金が一番安全」って事なのでしょうね(笑)。本日2回目ですが、「日本は上場企業数で世界トップ3ですよ」。株には投資できませんかね?


IRで取引先を言うって事ですが、
でこういった企業とお付き合いがありますって言えるって事は当社が売り手として結構強い訳ですよ、なので是非とも私達にビジネスの飛躍のためにってお願いして、ディスクロージャーするのです。で横並び大好き日本企業であれば、営業がしやすくなります。

逆に契約した企業が見ると、これによって他社よりコストダウンが出来て、その分利益率が改善しているのにそれを出されたら他社もマネしてしまう訳です。もったいないのです。

こういったディスクロージャーについても、ディスクロージャーする代わりに割引とか色々な事があると思いますが、そういった部分もチェックしたい所です。


株価を見てみます。
845円、会社予想ベースでのPER14.7倍、PBR1.79倍、配当利回り3.55%です。
グロース株としての位置付けになりますね。


私の投資判断は「保留」となりました。

やっぱり、今の株価としては適正な水準なのですよ。IT企業にしてはPERが低く、成長性が見られないから自社株買い、配当なのだろうと。

ビジネス、財務諸表で説明した強みの部分も正直、普通レベルなのです。ただ、2015年までの成長が本当に計画通り(四半期報告書など)で見れば、解りやすいのですが、残念ながら非常に読み解くのは難しいですよ。

「新商材+新サービス+新コンテンツ+海外事業での売上構成比を全売上の20%」っての数字がそれぞれの事業に入っていると思います。そのため、これが軌道に乗っているかは不明です。こういった部分を丸ごと、1部署として作ってくれれば投資家としてもありがたいですよね。当社の会社説明会の書類でもいまいち、この部分が理解できませんでした。


最後に、
財務として好財務、ビジネスも安定性があります。次のチャンスはいつでも狙いに行ける会社です。大きく動いた際、しっかりとした調査が必要になります。当社の財務諸表は2010年の決算変更により、やや継続して調査するには色々と加工が必要になり面倒です。ってかなんで吸収合併するのに相手の決算に合わせるの?って思いますがね。

ただ、こういった誰もやらないような加工を一生懸命やって計算をすれば、良い事があるかも知れませんね。2015年の目標が達成できれば、現段階の株価であればPER10倍、PBR1.4倍、配当利回り4%のグロースIT企業になります。で割安ではないですか?


がんばれ、システナ!!
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勉強させていただいています。
もし、よろしければ、5984 の兼房を診断していただけるとうれしいです。

割安、高配当、財務健全、円安のメリットもあって、いい銘柄だと思うのですが、FC2USER484308ICQ さんの視点で見ていただけるとうれしいです。

コメントありがとうございます

コメントありがとうございます。

色々依頼を頂いているので来週のはじめ位には独断と偏見に満ちたブログが書けそうです。
少々お待ちくださいね。

今後とも、ポチっと応援をよろしくお願いします。

> 勉強させていただいています。
> もし、よろしければ、5984 の兼房を診断していただけるとうれしいです。
>
> 割安、高配当、財務健全、円安のメリットもあって、いい銘柄だと思うのですが、FC2USER484308ICQ さんの視点で見ていただけるとうれしいです。

7264 ムロコは、割安銘柄だと思いますが、どうでしょうか?

コメントありがとうございます

コメントありがとうございます。
そうですね~。こういった銘柄はかなり割安で放置されています。
理由としては7879ノダ のブログに書いてある通りです。
http://toshihironj.blog.fc2.com/blog-entry-58.html

5607中央可鍛工業などと同類ですね。
http://toshihironj.blog.fc2.com/blog-entry-57.html

今週は色々リクエストがあったり、私自身新しく調べる必要がある銘柄が出てきたので調査は来週くらいになりそうです。

今後とも、ポチっと応援をよろしくお願いします。

> 7264 ムロコは、割安銘柄だと思いますが、どうでしょうか?

丁寧な解説ありがとうございました!
勉強になります^^
これからも応援してます。
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

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