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7208 カネミツ



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

7208カネミツです。
自動車部品の会社ですね。作っているものは「プーリ(滑車)」です。交換ができない部品だそうです。なので技術がかなり必要とされるみたいです。

当社HP内に「良いモノをつくれば世界から買いに来てくれる」と記載している通り、かなりの技術屋です。

で、色々とデータを取ると、日本の全自動車メーカーと取引実績がある(四季報)、国内シェア35%、車1台当たり5~6個を使用(中小企業庁)となってます。これだけのシェアであれば大手と言っても過言ではありませんね。

車の販売数が戻ってくれば、当然当社の業績も戻る、で当社をピックアップした理由として「割安スクリーニング」で抽出されたためです。それでは、調査開始です。


ビジネスについてです。

上記で説明した通り、プーリ(滑車)を取り扱ってます。画像とかは当社のHPなどで見てもらえば「なるほど」ってなります。

車に乗っている人で、の部品が壊れたっていう人は聞かないですね。って事はある程度しっかりした技術を持っているのでしょう。

トヨタ自動車とか日産とか大手は子会社や孫会社に同様の部品を作る会社を持ってます。ただ、調達に関しては数社から調達する必要があり、当社の株主構成を見るとわかる通りオーナー会社ですのである程度部品を調達しておこうってなるのでしょう。

だから当社は日本の全自動車メーカーと取引実績があるのです。難しそうな言葉を使えば、ストライキなどのリスクヘッジ、技術力競争、価格競争をさせるため当社より部品を調達しているのでしょう。

まあ、当社のビジネスは安泰だなって思います。


財務諸表を見てみます。

当社はありがたい事に、毎年の売上個数まで提示しています。普通は金額だけですよね。個数、金額が出ている以上、平均単価を計算してしまうのは職業病なのではないでしょうか。2012年は1個当たり167.66円となります。1個当たり4.7円の利益を生み出します。

2008年から現在までの単価を見てみると、202.56円、171.71円、166.15円、165.16円、そして2012年の167.66円となっていますので下げ止まっているって事になりますね。


ここ5年で赤字は2009年だけですね。掘り下げるとかなり長くなりますが、長引く景気低迷、2009年だったしって事で完結します。根深い問題ではありませんでしたので。


あと、特筆すべきことは~って見ると、土地が20億あって、キャッシュが7.6億あって保有株が3.5億あります。でそれに対し借金を見ると、短期で6億、平均利率4.33%かぁって・・・。え、4.33%??って思うのです。

まあ、当時は本当にヤバかったのでしょう。しかしあと2年間で借金は返し終わります。そうなれば無借金会社じゃん。そうするとまた新たに低金利で借金もできるし、株主還元も期待できし、新戦略とかも出来ちゃうのです。


ついでに、保有株3.5億の現在の価値を今日の株価で計算すると5.7億になってます。2.2億も儲かってんじゃんってなります。

2013年5月13日予定である本決算まで株価がこの推移を保って欲しいと願うばかりです。


株価を見てみます。

588円。実績ベースでのPER17.3倍、PBR0.54倍、配当利回り2.21%、時価総額30億となっています。

実績なのでPERが割高ですが、会社予想ベースでは一期先の数字を見るので7.7倍になります。そうなると割安。現在の株価は一期先の業績を織り込んでいない数字と言えます。

PBRにしても現金化できなさそうな資産が沢山ある訳でもないし、再査定をしても1倍を割り込みますね。再査定というのは、仕掛け品などがゴミと化す事を想定して流動資産として考えなかったり、そういった結構悪い状況を仮定して資産価値を計算し直す事です。よくカッコイイM&Aチームがやっている事の簡単なやつです。

小さい会社なので流動比率が一気に30%落ちたりとか、レシオはコロコロ変わりますので中身をしっかり見る必要がありますね。


今後、会社の業績が会社発表通りに進んでるかを直近の数字で見てみます。第3四半期報告の数字です。達成率は75%以上ですのでオッケー、でこの商売は季節性が特にありまんので、予想は達せ出来るとしておきます。

となると会社予想ベースでのファンダメンタルを採用します。


私の投資判断は「保留」となりました


理由は簡単で流動性が少なく、決算も株価への反応は薄いと考えたためです。過去5年で高く買われた時のPER、PBRはそれぞれ22.74倍(2008年)、1.08倍(2009年)となっています。万年割安株の恐れがあるのです。

個人レベルでの資産で投資をするのであれば「保留」となってしまいます。ただ、数百億というファンドで5%以上保有して良いルールがあれば、1年位ずっと現在株価588円でずっと指値をする事も良いと思います。そうなると長期の投資家だけが自然に残る事になりますので。


ある程度の資産規模のファンドであれば、「買い」なのです。


最後に、
自動車部品というのは非常に細かいです。単純に自動車全体の売上で計算するのではなく、どれに採用されているとかで状況は変わってきます。こういったのはセルサイドのアナリストに「ねぇねぇ~」って甘えながら聞きます。

でバイサイドアナリストにはこのトップがどれだけ自動車業界において強い存在かを聞きます。私の場合、毎年の研究開発費が1億前後であったのが2008年に3500万に落ちました。2009年はヤバい年になるって情報が入っていたのでしょう。

2008年って前半はイケイケでその後半がリーマンのせいでボロボロだった年です。つまりリーマン後に研究開発費をゼロとしても5000万ってなるはずですのでかなり早い段階から彼らは気づいていたのです。

こういった所からも色々と推測が可能ですね。


がんばれ、カネミツ!!


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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

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