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6904 原田工業


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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

6904原田工業です。
アンテナを作っている会社です。電波を受信するものはアンテナが必要です。携帯電話、ラジオ、リモコンなど幅広く使われています。
当社は自動車用アンテナで国内首位だそうで、今後自動車市場が回復するようであれば、アンテナビジネスも復活するのではないかなって、それにもしiPhoneとかスマホのアンテナに使われていたら「大発見」だなぁって思い、調査をすることにしました。


時価総額43億の小さな会社でもトップシェアの商品があるって事は、そのビジネスは「ニッチ」なんです。ただ、「ニッチ」だから良いって訳ではなく、「ニッチ」ビジネスで儲けていくには色々と条件を満たしてなくてはなりません。

そういった条件を満たしていけば、投資案件としては何らかの経済指標と連動して動くため、調査しやすく、投資もできるのです。


有価証券報告書を3年分見てみました。

2009年、2010年に連続で赤字を出しています。これにはショックです。当時は我が国の経済状況は長引くデフレ~、リ~マ~ンとか有報には書きますが、ニッチである以上、赤字になる要因は誰かに押し付けなくてはならないのです。

つまり、需要が減ったせいで損益分岐点を超えられない時は販売価格を上げて取引先に押し付ける。相手がいやなら売らない、相手は商品を作れない、仕方なく買うと言ったサイクルでなくてはならないのです。

ただし、当社は当時十分なキャッシュも持っていたし、数年赤字が続いても問題ない財務状況ですので、ここは見逃しておきます。

で、もっと細かく有報を見ていって最後の方に製造原価計算表があります。で売上とかと比べると・・・。原価高が価格に転換出来てないな~って思います。これまたがっかりです。


がっかりすることは多いですが、逆にしっかりしている部分もあります。従業員の給料が復活してきています。また、研究開発費も削っていません。これは将来に向けての布石ですので今後、巻き返しを図ってもらいたいところです。


株価を見てみましょう。

201円、実績ベースでPER3.54倍、PBR0.5倍、配当利回り3.73%です。
極端な割安状態です。はっきり言ってしまえば破綻を織り込んだ数字と言っても良いです。

ただ、当社がそうではなければ、3.5年持ってれば元が取れるという事です。で、破綻しないって事を確認するには将来の収益が3.5年プラスであり、さらには借入金をちゃんと返せる、特損の恐れを考える事です。


まずビジネスですが、当社の直近の第3四半期の数字では会社予想より12%程低く決算で着地しそうですが、まあ黒字なのかなって確かめました。


借入金に関しても、短期借入がどどーん、って今年、来年に多いです。金利もまあまあ高い、でも手持ちのキャッシュも多いので1年目は大丈夫。ざっと見ると「キャッシュ=短期借入金」みたいな感じになるし、ただ2年目の返済についてはちょっと心配しながら見る必要があります。まあ、減価償却がかなり終わっている資産があるのでそういった事も考慮している様にも思える。

役員に銀行出身者もいるし、そこらへんは何とかしてくれるものかと思います。
役員の報酬も43億の時価総額にしては高いです。6人で2.1億ですよ。こんな有能な人たちがミスをする訳がない、このポストを無くす訳には行かないって思いで仕事をしてくれると思います。


あとは特損なのですが、関係会社株式17億の関係会社出資金22億です。関係会社を見ても「原田」を冠している会社なので、謎が深まる感じも無い。ただ金額が大きいので要注意です。


私の投資判断は保留となりました。


V字回復銘柄としての投資としては良いのですが、「ニッチ」ビジネスとして今後の見通しが不透明なのです。

ここまで安く買われた以上、このビジネスを欲している取引先が現れてきても良いのではないかと経験から思う訳です。三條機械製作所 (6437)やアロン化成(7882)なんかを考える訳です。ちょっと当社とは違う感じですが、感覚としてですね。

ただ、四半期の黒字が積み上がれば、買える銘柄ではあります。業績の落ち込みが無く、株価が下落した場合には買いたい銘柄です。


最後に、
役員の状況を見ると一番上に社長の原田章二氏(昭和29年生まれ)、次に会長の原田修一氏(昭和24年生まれ)となっています。この役職の位置を見て、非常に強いチームワーク、絆を考えてしまいます。


がんばれ、原田工業!!

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企業分析の視点が明確に記載されており、非常に勉強になりました。民法改正により個人保証ができなくなると、企業分析のノウハウは重要になります。

居眠り野郎さん
コメントありがとうございます。企業分析こそが株式投資の極意だといまだに信じております。

世の中で出回っている「モノ」のほとんどはPBR1倍です。
それが株に関しては、割高、割安が発生します。当然、将来の収益を考えての事だからです。
なので最低でも現在の企業分析をしっかり行う事が必要かと思います。そしてそれが未来にどのような影響を及ぼすか、ストーリーを考える事が良い投資に繋がるかと思います。
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

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ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

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