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2196エスクリ



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


2196エスクリです。

単純に言えば結婚式屋ですね。
設立が2003年6月の上場が2010年3月と最近の上場までイッキ伸びの会社ですね~。


こういったイッキ伸びのビジネスって2パターンしかありません。


一つはビジネスモデルが圧倒的に凄い。例えばのツイッターとかフェイスブックな感じ。
もう一つはデカイ組織と繋がっているって2つです。


当社の場合も後者で、繋がりは「リクルート」ってなりますね。


最近グーグルが第二のリクルートだ~みたいな事が新聞い書いてあって「へ~」って思いますけど、リクルートでもグーグルでもどうでも良いのですが「そのチカラ」を利用する事によって社会にて大いに活躍が出来るのです。


テレビに出ている料理家タレントさんを見ると結構超有名店の2代目、3代目だったりしますよね~。時代の違いかも知れませんが、1代目よりは料理のスキルは落ちているから料理本、テレビ出演、講演とかで稼ぐのでしょうか?


簡単に言ってしまえば、我々、一般市民はハンバーガーを食べようとする時、それは食べ物だから普通、「味」とかそういった部分を考えるけど、やはりマックで食べたりするのです。確かにマックよりはるかに美味しいハンバーガーはありますが・・・。

となると、ビジネス的に、投資家的立場としてると、マックの方が優秀って事になるのです。


そんなこんなで当社をレポートしていく上でそういった部分が見受けられるのでそこを突っ込みながら書かせて頂きます。


まずはビジネス。
当然ながらホームページを見ます。

基本、毎回同じ流れですが、当社のようなビジネスではホームページがダサいって事はまず許されませんよね~って事を考えてホームページのビジュアルセンスを確認します。そして他社と比べてみます。

その後、数字などをチェックしてください。


単位:億円

売上 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2006年度 9 -2.4 -2.3 -25.2% -24.9%
2007年度 15 -2.4 -2.5 -15.6% -16.3%
2008年度 29 0.7 0.7 2.4% 2.3%
2009年度 38 1.4 1.4 3.6% 3.7%
2010年度 52 4.0 2.3 7.5% 4.3%
2011年度 69 6.0 3.5 8.7% 5.1%
2012年度 107 10.2 6.6 9.5% 6.1%
2013年度 129 11.8 7.4 9.1% 5.7%


2006年度、2007年度には「※」が付いていて「第3期および第4期においては、挙式・披露宴施設の新規出店の準備期間に諸費用が先行して発生したため、経常損失および当期純損失が計上」ですって。でもって純資産もマイナスですので「債務超過」な訳ですね。


普通の会社はそこで「終わり」なのですが、当社は2008年から2010年まで黒字を出して、3年連続黒字を出したから上場可能になって、即上場ってなったのです。

当時の上場には色々ルールがありまして、今も赤字でも上場出来ましたが、一般的に投資銀行のIPO部隊としては、在庫があるビジネスの会社は3年間の決算で上場、在庫がないビジネス、つまりIT系などは2年でしたね~。なのでIT系などは2年、ITビジネスをして上場させてそれからそれらの関連グッツ等を販売(つまり在庫を持ち始める)って事がありました。


まあ、ともかく、連続赤字を出して、それでもスタートアップ期間なのですって言って信じて貰える会社はごくわずかです。当社はそれに当てはまっているのである程度ビジネスモデルがしっかりしているのか、デカイ組織と繋がっているかって考えられるのです。


その中で、あなたの町の古~い歴史ある、地方テレビでのビミョ~コマーシャルを流しているような、冠婚葬祭会社が上場出来てない現状を考えれば当社は後者なんだろうな~って解ります。


ここはホームページでの社長のプロフィールでも解りますね。


さらには、第三者割当でオリックスやみずほ、ストラテジックパートナーズ等、名だたるベンチャーキャピタリストに割当てています。当然、彼らのゴールは上場させて投資家に高い値段(当時の価格よりは)で売り抜けて儲けるってのがお仕事です。


ここらへんから何となく、匂って来るのです。IPOが。
多分、IPOってまあまあ公平なビジネスかとは思いますけどね・・・。


ここらへんで一人当たりを見てみましょう。

単位:千円

売上 経常利益 純利益 総従業員 非正規 非正規割合
2006年度 20,365 -5,130 -5,078 46 5 10.9%
2007年度 16,658 -2,606 -2,718 91 11 12.1%
2008年度 25,946 617 598 112 13 11.6%
2009年度 26,422 946 969 145 17 11.7%
2010年度 22,217 1,674 957 236 42 17.8%
2011年度 17,426 1,511 890 395 105 26.6%
2012年度 17,255 1,633 1,061 622 211 33.9%
2013年度 16,543 1,509 946 780 264 33.8%


なるほど、一人当たりの数字は加工気味ですね。
でもってそのために非正規を増やしているって事です。当然ですが、どの業界もこのような動きになっています。


私のレポートですと、大抵一人当たりで売上を分解しますけど、ここもよ~く調査するビジネスを考えた上で分解する事をお勧めします。

結婚ビジネスであればスタッフって重要ですよね。その点で一人当たりの数字って参考になります。さらには会場も重要ですので1㎡当たりの売上ってのも参考になりますね。小売りビジネスは特にそうですね。


これらの数字を見たうえで、産業調査的な事をすると、

日本の人口構成上、右肩下がりである。
個人でのウエディングプランナー(価格は安い)、普通レベルの結婚式ビジネス、高級な結婚式ビジネスとセグメントが出来る、ただしそれぞれの単価は落ちている。その反面、当ビジネスに進出する企業は多い(参入障壁は低い)
ビジネスモデルでのブランディングが困難である。(それぞれの会社は当ブランドはって言い張るけど)

日本ブライダル文化振興協会とかゼクシィとかそういったのを参考にしてみると良いでしょう。


といった事で、ここ20年ほどを見ると、様々なビジネスで「潰し合い」が起こっています。当ビジネスも同様と考えます。

となると、残るのはマーケティングが上手なマックとマジでハンバーガーの上手い「味」で勝負する所って事ですよ。

当社の未払金を見ると、毎年「リクルート」って入っていますね。これは当然、マーケティングのお金を使っているのでしょう。当社とリクルートはこれでウィンウィンです。まあ、皆さん、じゃあリクルート内で始めればい~じゃんって思っていると思いますし、実際にそういやって始まっているビジネスって結構見たり聞いたりしますからね。

でもね、これを読んで下さいよ、流石にリクルートさんでは出来ないビジネスなのです。これに準ずるビジネスをしなくてはなりませんので。


でもって、もう1点、役員報酬を見ると、9,500万円を4人。時価総額の割には高いですね~。まあ、創業者もいるから仕方ないですかね~。取締り役の安藤正樹さんって2003年まで3793ドリコム(レポートしてますよ)にいらっしゃいました。ドリコムの上場は2006年でした。これもリクルートが多少、絡んでないですか?


役員に関して、更に調べれば、ストックオプションですね。

結構出てくるのです。ただ、たいして希薄化しないから大丈夫ですけどね。これが全部行使されて8%上の希薄化が出始めるって事になると真剣に考えないと行けませんけどね。

SOの割当先として従業員も含まれているし、企業からしてまだまだ株価は上がるぜ~っていう市場へのアナウンス効果もある事をお忘れなくですね。でもってSOを発行すると発行しない会社より従業員は長く会社にいるようです。


役員、従業員のそういった部分を見て、さらには銀行借り入れを見て、会社が「誰のために働いているか」を見るのです。


社員のやりがいと人生の為、社長が無難に配当を受け取りのんびり生活する為、銀行、証券会社と仲良くゴルフをする為、株主の為。


最低でも株主の為ってのが考えられる会社でなきゃ、投資は出来ません。
当社はその点では問題ないと考えています。


因みに、当社戦略として、

東京23区および政令指定都市
新幹線停車駅がある人口30万人以上の都市

という事ですので手広くやるのですね~。
なので、社の新規投資のIRに関してはしっかりチェックしたいものです。

でもって財務戦略としては社長のごあいさつにて「都市型出店の継続」と「設備投資の圧縮/コストの最適化」、「新たな収益機会の獲得」だそうです。「都市型出店の継続」と「新たな収益機会の獲得」については新規出店と結婚式以外の使い方で儲けますって事ですね。

「設備投資の圧縮/コストの最適化」ってのが難しそうです。教科書的に言ってしまうとWACC(ワック)つまり加重平均資本コスト(Weighted Average Cost of Capital)の最小化って事ですけど・・・。簡単に言えば安くカネを借りてビジネスするって事っですよ。

当社に置いては借入金をどのようなタイミングでするのかって色々売上、営業利益、経常利益、純利益、やD/Eレシオ、様々な指標使って色々割ったり掛けたり計算しましたがいまいち一貫性が見つかりませんでした。


って事は逆に考えて、ビジネスのタイミングで借入をするのでしょうね。

例えば、M&Aとか。
昔、そういった事で成長するって説明会で言ってませんでしたっけ?
そうなれば、そのタイミングで「何か」を感じ取る必要が投資家としての行動かもしれませんね。


ここら辺のデータを表に出さない会社は、今後も全くと言って良いほど出すことはありませんので会社訪問とか、説明会とかでアナリストさんに聞いて欲しいものですよね。


株価を見てみます。
853円、実績ベースでPER13.25倍、PBR3.53、配当は5円で利回りは0.59%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


理由としては株価がパニックレベルの数字でもありませんし、なので割安でもありません。また、今後右肩下がりである以上、「食い合い」が始まります。その際にある程度、当ビジネスで強い、弱い企業がもっと解り易くなると思います。

そのタイミングで当社がもし割安になれば、再調査して、投資判断を変更すると思います。私としては、当社は「勝ち組」候補の銘柄ですね。なので逆に「負け組」が見つかればマーケットニュートラル(買いと売りのミックス)での投資も可能かと思います。

これ以外にも2128ノバレーゼ2344平安レイサービスなど、ライバルも調査しているので比べてみてはいかがでしょうか?


最後に、

先週1週間、一度もレポートを書けず読者さんに申し訳なく思います。企業決算の数字と説明会、また数人の投資家さんにお会いしておりました。

その中で何となく思ったのが企業トップと投資家さんの企業に対する方向性が一致しない事が結構あるんだなと思いました。これは企業サイドがもっと個人投資家さんに情報を発信したほうが良いとつくづく感じました。当社のようにyoutubeとかを使って入れば更に良く伝わるとは思うんですけどね~。

当社の個人株主は2,795人で63.22%のシェアです。ただ、機関投資家の方が金額が圧倒的に大きな金額を運用しますので、その運用者にはバイアスが掛かってしまうのは仕方無いのですが・・・。

ドラッグストアや食品スーパー、ビール会社等の機関投資家説明会ではかなりの「お土産」を頂きますからね~。

とまあ、1週間お休みをしたいい訳をしたのですが、言いたい事は決算が終わりますと、当たり前ですが、次の年が同時に始まります。となると次の戦略が出てくる会社もあります。


電波の弱い企業も多いのです。なので投資家サイドで対応、アンテナを張りましょうね。


がんばれ、エスクリ!!


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No title

いつも参考にさせて頂いております。
非常にタメになっております。
ありがとうございます。

居酒屋業界という、今まさに潰し合いをしている業界で、
毎年数十%という高い伸び率で成長している
エー・ピーカンパニー(3175)の分析をお願いできませんでしょうか。

当社は毎年数十店舗新規出店しながらも、高いリピート率を誇ります。
その原動力は、①リピート率を高める接客を極めた店舗運営と、
②特定の地域に限定した自社生産を行うことで店舗・商材のブランド化を図る
以上の2つを徹底していることに挙げられると思います。

ただ、気になる点もあります。
それは、①毎年新規出店するのはいいが出店ペースがあまりにも早すぎるのではないか
②大手がすでに「○○農場」といったパクリ店舗を出店している
③実績ベースではすでにPER26倍に達している

以上、投資するにあたってのメリット・デメリットがはっきりしている企業ですが、
現時点での分析ではどのように評価されますでしょうか。
お手数をおかけいたしますが、
何卒宜しくお願い致します。

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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

銘柄等、レポートの内容等において、ご質問等、ありましたらお気軽にどうぞ

お仕事の以来もお待ちしてます

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