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6307サンセイ



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


6307サンセイです。
ゴンドラの会社ですね。
設立は古く1956年12月、上場は1995年の9月です。


ゴンドラってさ、それぞれ色々な会社さんで取り扱っているだろうし、上場企業でそういった部署があると思うんだけど、ゴンドラ中心の会社って当社だけなんじゃない?

でもって今時、ゴンドラビジネスを始めますって起業する人っていないと思うのです。
そうなると当社はかなり良いコネクションとかを持ってそうで、オンリーワンビジネスみたいな感じに思えるのです。


投資には様々なスタイルがありますし、投資家はそれぞれターゲットリターンもある訳ですよね。投資のスタイルとして、「ロング(買い)オンリー」であったり「ロングショート(買いと売りのミックス)」もあったり、中には「ショート(売り)オンリー」ってファンドもあります。

でもね、投資って社会的役割から見れば、資本の効率的な分配をするって事ですよね。つまり、みんなのカネを優秀な人が運用する、投資先は今後、我が国の繁栄に役立てる先に回す、それにより我々はより豊かになるって事です。

まあ、私の場合、ヘッジファンドですので私と、チームとそこに投資してくれる人が幸せになれば、基本、それ以外は不幸せでも問題ないというアイデアの投資家なのです。そのため非常に冷酷な投資が出来てしまう訳ですね。


でもって次にターゲットリターンを考えると、恐らく若者は必死に貯めた100万円を1,000万円に増やしたい投資をします。リスクリターンから言ってかなり一握りがそれを実現できるでしょうね。株雑誌なんかを見れば解りますね。

一方、1億円位あれば、年率5%で回せばフツ~にオッケーな訳ですよ。


といった事を考えると、当社は後者のような投資家に好かれそうな会社では無いでしょうか?


ただ私としては、100万円を1000万円にする投資を考えている訳でもなければ、年5%で運用しようとも考えていません。大体年20%をずっと続けられれば良いかな~って考えなのです。それを数十銘柄で構成しようって考えるので当然こういった会社やもしくは10倍とかになりそうな会社を上手にミックスして投資するのです。

というのを株の教科書では「ポートフォリオ」って事になります。


はい、当たり前の事を書いてつまらないですね~。


とりあえず、非常に微妙~な会社で突っ込み所も少ないので、こうやって文字数を稼いでみました。


まずはビジネスから見ましょうね。
ホームページを見ると、古~い感じが伺えます。ってかこういった会社はこれ位で充分なのです。ここに無駄なカネをつぎ込みすぎるのも良くないですからね。


要は数字を見りゃあ解るのです。


単位:億円

201403251.png


儲けも少ないし、誰も参入しようと思わないビジネスのように見えます。
では、一人当たりの数字を見てみましょう。


単位:千円

売上高 経常利益 純利益 総従業員
2005年度 16,236 -151 -423 307
2006年度 15,117 786 261 303
2007年度 17,517 1,407 861 297
2008年度 17,876 1,504 843 292
2009年度 17,954 1,345 857 291
2010年度 17,092 1,750 903 285
2011年度 19,250 1,343 529 260
2012年度 17,233 1,484 819 262
2013年度 19,520 1,773 459 261


ここで気付いたのですが、
当社は臨時社員(有価証券報告書でカッコで表示される)がいないのです。


つまり全員が社員なのでしょうね。


この部分って尊敬出来る所です。一応、古~い歴史ある会社なので組合はありますけどね。
「日本基幹産業労働組合連合会」


やっぱりゴンドラって商品を取り扱う以上、事故ったらヤバい訳ですよ。他業種に比べてね。アパレルとかと比べればですよ。それなのでちゃんと社員として教育する必要があるのです。

そういうのをちゃんと理解しているのですね~。多分。


次はお客さんです。


受取手形、売掛金をチェックします。


単位:千円


受取手形

2013年度
日本コンベア 14,264
日本ピローブロック 7,107
和田合金 4,247
栗原コーポレーション 3,738
東鉄工 2,613
その他 11,687
合計 43,658


2012年度
共同船舶 154,066
鴻池組 25,928
ニチゾウテック 7,644
和田合金 6,344
東海交通機械 5,540
その他 16,605
合計 216,129


2011年度
共同船舶 77,047
三井住友建設 45,110
丸和電業 24,622
湊組 8,617
和田合金 7,872
その他 32,428
合計 195,698


2010年度
共同船舶 89,884
大興物産 19,930
東急建設 7,266
東海交通機械 5,160
湊組 3,791
その他 14,408
合計 140,440


2009年度
共同船舶 98,209
大興物産 49,809
フジタ 10,402
和田合金 6,583
ワコーコーポレーション 4,608
その他 19,631
合計 189,244


売掛金


2013年度
兵庫県立香住高等学校 84,000
大成建設 83,077
竹中工務店 51,476
独立行政法人 水産大学校 48,201
鳥取県境港水産事務所 37,305
その他 671,348
合計 975,409


2012年度
水産庁 漁政課船舶管理室 139,116
兵庫県立香住高等学校 96,180
独立行政法人 水産大学校 33,848
山口県水産部漁政課 31,332
上海西飛三精機械有限公司 30,361
その他 610,609
合計 941,448


2011年度
島根県農林水産部 116,987
島根県水産試験場 78,668
兵庫県立香住高等学校 63,169
鳥取県農林水産部水産振興局水産課 55,017
京都府立海洋高等学校 53,751
その他 752,553
合計 1,120,148


2010年度
兵庫県立香住高等学校 84,364
竹中工務店 61,485
京都府立海洋高等学校 56,143
山口県水産部漁政課 32,674
上海西飛三精機械有限公司 49,207
その他 720,987
合計 1,004,862


2009年度
鳥取県農林水産部 96,848
兵庫県立香住高等学校 93,838
清水建設 62,979
竹中工務店 60,049
上海西飛三精機械有限公司 55,617
その他 893,271
合計 1,262,604


あ、なるほど、お役所系の受注が強い感じです。
当然、非常に強いコネクションが必要になります。


でもって、本当にそうなのかダブルチェックです。
つまり、普通の業者はスッゲ~カネ払いが良くて売掛金とかないっすみたいなね。

官公庁の特徴は「1~3月に予算を使いきる」って事っです。
じゃないと次期の予算が削られてしまいますので。


企業はこれだけ儲けるって予算を組みますが、
官公庁はこれだけ使うって予算を組みます。


とりあえず、
当社の四半期をチェックしてみてはどうでしょうかね。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 一株当たり
2009年度1Q 9 0.3 0.0 0.16
2009年度2Q 12 0.7 0.6 6.28
2009年度3Q 12 1.2 0.5 5.61
2009年度4Q 19 1.8 1.4 15.71
2010年度1Q 9 0.3 -0.1 -0.57
2010年度2Q 12 1.1 0.6 6.57
2010年度3Q 11 1.4 0.8 8.48
2010年度4Q 16 2.2 1.3 14.17
2011年度1Q 9 -0.1 0.0 -0.52
2011年度2Q 11 1.1 0.5 6.12
2011年度3Q 13 1.4 0.7 7.35
2011年度4Q 17 1.0 0.2 2.36
2012年度1Q 9 -0.6 -0.7 -7.37
2012年度2Q 11 1.2 1.0 10.63
2012年度3Q 11 1.7 0.9 9.97
2012年度4Q 15 1.4 1.0 10.66
2013年度1Q 8 -0.2 -0.3 -3.48
2013年度2Q 15 2.1 1.3 14.87
2013年度3Q 13 1.7 1.0 10.81
2013年度4Q 15 -0.4 -0.8 -8.85
2014年度1Q 9 0.2 0.1 0.66
2014年度2Q 12 1.1 0.8 8.83
2014年度3Q 23 1.8 1.5 16.74


第4Qに売上が固まっていて、1Qは赤字になり易いって事が解りましたね~。
やっぱり官公庁からの受注が多いって事ですよ。


続いて、借入金についてみてみます。


単位:億円

1年以内に返済の長期借入金
三菱東京UFJ銀行 4.3
みずほ銀行 1.6
三井住友銀行 1.0
山陰合同銀行 0.9
日本生命保険(相) 0.9
商工組合中央金庫 0.1
合計 8.8

長期借入金
三菱東京UFJ銀行 0.5
商工組合中央金庫 0.3
三井住友銀行 0.2
山陰合同銀行 0.2
みずほ銀行 0.2
日本生命保険(相) 0.2
合計 1.5

でどちらも平均金利が1.3%です。

結構高めで借りているな~って感じは私にはありますね。今後のビジネスのお約束の手数料として高めに借りているのではないでしょうか?

4349テスクのレポート
9639三協フロンテアのレポートを読んで頂ければ解ると思います。

借入金利をみると、短期借入金が7,000万円程あって、それの金利が7.9%ですね~。高すぎるって感じる方もいるのではないでしょうか?

恐らく、これらは日本で借入では無くて、海外で借り入れているものと思われます(時価総額が約4兆円の6902デンソーも74億円位を8.2%で借りてますね)

海外でビジネスをする際、特に新興国では現地でカネを借りなくてはダメって言う契約をさせられる事が多いのです。

当社の場合は当社と連結4社、(㈱サンセイエンタープライズ、上海西飛三精機械有限公司、サンセイゴンドラレンタリース㈱、サンセイゴンドラ㈱)なので上海西飛三精機械有限公司が借り入れたのではないでしょうか。もしくは当社が借り入れてそれを上海西飛三精機械有限公司に貸し付けたかも知れませんね。


関係会社長期貸付金が4.5億円ありますので。


この短期金利についてはそういった事だろうと思います。
となれば、2014年度の有価証券報告書では無くなっている可能性は高いのです。


だって、上海西飛三精機械有限公司は連結から外れましたからね。平成25年に売ってと呼損として1.4億円出ますって事ですからね。IRはこちらです。

そのIR見るとちょっと中国のビジネスって怖いな~って思いますね。
だって中国でビジネスする時は基本、合弁な訳ですよ。つまり必ず中国のカネを絡ませなきゃならないのです。でもって更に上海西飛三精機械有限公司の直近の「売上」が9,306千元で、売却先企業の「資本金」が5,888万元ですって。


ビジネスの桁が違いすぎるのです。
どういった「ご都合」で売るのでしょうか?

IRでは非常に面倒で、出資金額が175万アメリカドル、売却金額が260万元です。
直近のレートで計算すれば、

175万米ドル×102.22円=17,889万円
260万元×16.5円=4,290万円

1.4億円位の特損ですわな。

でもって、上海西飛三精機械有限公司も買う側の会社もググっても出てこない、恐らくアメリカのグーグルでは無理で中国の「百度(バイドゥ)」で調べないと出てこないんでしょうね。

グーグルマップでは出てきましたがちょっと不鮮明です。(上海市浦東新区康橋鎮上南路6695


ってな感じで昔のオリンピックぐらいからの中国ビジネスブームが特損で終わり始めていますね。

といった事で当社は今後日本オンリーってなりそうです。


借入金の所である程度話を拡げたのでもう1点。
当社はシンジケートでの借入のも過去にありました。「シンジケートローンは、㈱三菱東京UFJ銀行他 金融機関11行からの協調融資によるものであります」ってありましたから。

銀行借り入れについてまとめれば、金利が低く、役員受け入れが無く、複数銀行のチーム(シンジケート)ではない借入が出来る企業は財務が強いです。これが逆の場合は当然、弱い訳ですよ。


当社の場合、カネが必要であれば、銀行が何とか貸さないといけないビジネスなのでしょうね。じゃないと誰もやらないビジネスになっちゃうから。困るのは我々なのです。

もしも「カネ返せないからゴンドラ持ってけ~」って開き直って言われたら、銀行員は困るのです。B/S上ではルールに従って資産計上していますが、実際はその資産は金額程、利用価値無いのです。「コメ兵」ではその金額で買い取ってもらえませんって事ね。


でもって他社を見つけるのも面倒そうだからね。


という事を考えると、PBRに関してはそれぞれ再計算が必要になるのです。ってか与えられているPBRをそのまま考えるのはやめようぜって事ですよ。


そんなこんな、考えながら自身で将来の株価を計算してみる事をお勧めします。
有価証券報告書には「当社はROEを経営指標としており、上場時において1株当たり7.5円の配当を上場前実績基準とし平均28%以上の配当性向を公約~」って書いてありますので。

昨日のレポートでも書きましたが理論株価を計算する際、目標の配当性向があると無いじゃあ大違いな訳ですね。配当割引モデル(Dividend Discount Model)とか単純な計算が簡単に出来ますから。


株価を見てみます。

162円、実績ベースでのPER12.1倍、PBR0.65倍、配当は5円で利回りは3.09%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


第3四半期までの数字が出ていて、売上高が34億円で、純利益が2.3億円です。
会社予想の着地(決算)では売上高が45億円で純利益が2.1億円です。


既に達成してないって話ですが、最後の決算に色々調整が出てくるのが気になる訳です。配当も変わらず5円って事だし、となると公約はどうなるの~って話ですよ。ちょっと経営陣が財務に疎い感じなのが「保留」ってなる理由です。

アナリストが訪問して色々聞きだせれば安心して投資出来る案件にはなると思いますが・・・。


最後に、

やっぱりこういった小さい会社ってIRというか、投資家対応がまだまだ未熟かな~って思います。これ位の時価総額の会社だと、IRに電話するといきなり副社長とかが出てきたりしてビックリしたりします。ここに、1人でも良いのでちゃんとIRが出来る人がいれば、企業価値の上昇に繋がると思うんですけどね~。

最近だと、IRを支援する会社さんなども出てきて良いなあ~って思っている次第ですけど、やはり自社を一番知っている社員さん達が色々創意工夫してIRをしてくれるともっと良いのでは無いでしょうかね。

当社の時価総額は15億円です。
もし、IRの力で株価が10%上がれば、それだけで時価総額が1.5億円増加します。非常に生産性が高いお仕事だと思います。でもって我々、投資家のために色々してくれたら、リサーチの手間も多少、省けるます。そうなるとその分、他社のリサーチも出来るし、お互いに良い事づくめであると思うのです。

そんな事を考えながら、当社を調査してみました。


がんばれ、サンセイ!!

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いつも勉強させて頂いております。

いつも勉強させて頂いております。
借入金について非常に勉強になるので、このページを私のブログ内で是非紹介させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?

御見解をお願いします!

昔の記事から読み進めております。非常に勉強になります。私もいつか貴殿のような視野の広いカッコいい分析をしたいものです。
そこでお願いがあります。
私の期待する7148FPGについて御見解を賜わりたく存じます。もし興味が湧きましたら宜しくお願いします。

Re: 御見解をお願いします!

コメントありがとうございます。
リース会社ですね~。

いつかこのレポートでもリースについて色々噛み砕いて書きたいな~って思っている所ですが、文章力が無いとリースについて書くのは難しいです。

7148は面白い会社かと思いますのでゆっくり調査してリースに付いて書きたい事がまとまったら書こうとおもます。

今後とも、応援よろしくお願いします。

> 昔の記事から読み進めております。非常に勉強になります。私もいつか貴殿のような視野の広いカッコいい分析をしたいものです。
> そこでお願いがあります。
> 私の期待する7148FPGについて御見解を賜わりたく存じます。もし興味が湧きましたら宜しくお願いします。

Re: いつも勉強させて頂いております。

コメントありがとうございます。

モチロン紹介でもなんでもOKです。

今後とも、応援よろしくお願いします


> いつも勉強させて頂いております。
> 借入金について非常に勉強になるので、このページを私のブログ内で是非紹介させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?
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Author:FC2USER484308ICQ
一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

銘柄等、レポートの内容等において、ご質問等、ありましたらお気軽にどうぞ

お仕事の以来もお待ちしてます

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