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5900ダイケン



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


5900ダイケンです。

住宅設備・機器を製造、販売している会社です。
設立は1948年3月と古~い歴史ある会社です。上場は1997年2月です。

当社の決算月は2月となっています。2月決算の会社って考えると百貨店とか小売りとかに結構ありますね。でもってその結果、3月にヤバい在庫を決算セールって言って販売するのです。

まあ、当然年1回、どこかで決算すれば良い訳で、それが2月だろうと関係ないのです。
数多くの取材の中で「昔からそうだから決算月はそのまま」って会社も結構ありました。


株価には関係ない話でした。


当社は私がいつもお話する古~い歴史ある会社ですので、皆様は既におなじみですね。「ああいった感じなんだろうな~って事」ですよね。


繰り返し「復習」のつもりで調査しましょうね。


ビジネスについて、

ホームページをじっくり見てみましょう。
製品情報を見れば、あなたの身の回りにも沢山、当社製品を見つける事が出来ると思います。


建築金物、建材の中堅レベルである会社なので、私が以前調査した7635杉田エースが思い出されるのです。


といった事を考えながら数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 125 9.2 3.8 7.4% 3.0%
2006年度 124 9.2 5.6 7.4% 4.5%
2007年度 129 8.0 3.8 6.2% 3.0%
2008年度 131 6.1 3.5 4.7% 2.7%
2009年度 115 3.0 0.8 2.6% 0.7%
2010年度 101 3.8 2.0 3.7% 2.0%
2011年度 96 5.8 3.0 6.1% 3.1%
2012年度 100 6.1 3.5 6.1% 3.5%
2013年度 103 8.7 5.5 8.4% 5.3%


5年分の有価証券報告書から数字を取っていますので9年分、すべて黒字です。
2009年の数字が悪いのはリーマンショックのせいですね~。


2009年のタイミングってこれまでにため込んでいた特損を思いっきり出せる年度だったのです。だってみんな赤字だからね。でもって当社の場合を見たら、特にそんな感じも出てないので「おお~」って感じです。

やはり工業(作って売る)会社でしかも当社のような製品ですと、流石に特損って出にくいのだろうなって思います。ファッション業界とかよりはって事ね。


ただ、その後の売上は低迷ってか、横ばいですね。
そりゃあそうですよね。リーマンショックの際に一般市民の所得にも影響が及んで、今になってとりあえずベア2,500円~みたいな話になっている訳で・・・。

当時普通に給料一律15%カット~みたいな事をされた方、結構いましたもんね。


当社の売上に付いては基本、新規住宅着工件数とかそういった「指標」を数字で出してみて、それとどれ位当社の売上や利益等に相関があるかとか出しちゃって計算しても良いですね。

とりあえず、ある程度の経済指標は取っているのですが、その数字と難しい計算は私には似合わないのです。私は経済指標の数字は「自転車に乗る」感覚で理解するのです。


つまり、転ばないように自転車に乗るために、ある程度のスピードが必要で坂道では立ち漕ぎ、横風が強い時はそれなりにバランスをとる。という風な感じです。


経済指標についても、その数字でああなってこうなってるんだろうな~って感覚になる事が大事です。


とまあ、そんなこんなで当社の数字も至極当然ですが、そういった経済に左右されてきますと。ただ、かなりみんながヤバかった時でも黒字であるって事はかなり強いんじゃないんですか?


小学生の間でインフルエンザが流行っている中、全然問題なく皆勤賞を取っちゃう小学生みたいな感じでしょ?


といった感じで、全体の数字がオッケーなので、一人当たりの数字を見ます。


単位:千円

売上 経常利益 純利益 総従業員
2005年度 35,189 2,589 1,063 356
2006年度 35,340 2,625 1,600 352
2007年度 36,831 2,283 1,096 351
2008年度 37,229 1,737 1,007 351
2009年度 32,413 846 239 354
2010年度 29,728 1,109 581 339
2011年度 29,033 1,764 909 330
2012年度 29,902 1,818 1,059 334
2013年度 29,626 2,479 1,568 349


一人当たり3000万円売れるって事で、この数字はどうですかね~。
「自転車に乗る感覚」で考えてみて下さい。もしくは他のレポートの数字を見て下さいね。


悪くもないけど良くもないって感じでしょうね。


社員数と臨時社員数の推移もそこまでダイナミックではないし、年収の変化も対してありません。でもって、古~い歴史のある会社なので組合はあります。


言いたい事は解りますよね。


とりあえず損益分岐点計算とかしたい人はどうぞ。
私は自転車感覚で計算して良い部分かと思います。


次に、お客さんを見ます。
受取手形、売掛金で良いでしょう。


単位:千円

手形
2013年度
杉田エース 700,381
クマモト 208,917
児玉 163,035
帝金 150,663
ハイロジック 100,443
その他 714,529
合計 2,037,970


2012年度
杉田エース 667,928
クマモト 217,170
児玉 189,521
日垣本社 126,190
帝金 125,801
その他 688,185
合計 2,014,797


2011年度
杉田エース 577,873
クマモト 215,637
帝金 150,125
児玉 135,518
日垣本社 115,415
その他 649,408
合計 1,843,978


2010年度
杉田エース 582,296
クマモト 184,827
ヒルカワ金属 153,900
児玉 131,833
帝金 127,972
その他 777,588
合計 1,958,419


2009年度
杉田エース 640,432
クマモト 228,562
児玉 175,813
帝金 168,599
ユアサ商事 122,530
その他 1,030,122
合計 2,366,062


売掛金
2013年度
杉田エース 414,375
ユアサ商事 216,718
児玉 75,011
帝金 74,846
クマモト 72,238
その他 1,032,614
合計 1,885,805


2012年度
杉田エース 464,776
ユアサ商事 135,350
帝金 78,228
児玉 74,202
クマモト 60,363
その他 1,143,549
合計 1,956,471


2011年度
杉田エース 440,608
ユアサ商事 111,902
帝金 72,662
児玉 72,558
クマモト 50,407
その他 1,095,920
合計 1,844,059


2010年度
杉田エース 368,689
ユアサ商事 80,816
帝金 78,894
児玉 77,709
クマモト 63,299
その他 1,300,248
合計 1,969,656


2009年度
杉田エース 539,914
ユアサ商事 148,681
児玉 113,440
クマモト 87,042
帝金 85,832
その他 1,084,897
合計 2,059,809


基本的にお客さんに変化はないんだ~って感じ。

でもって在庫の数字を見る。

単位:千円

製品・商品 原材料 仕掛け品
2009年度 839,387 326,804 189,328
2010年度 584,060 290,713 158,716
2011年度 592,418 310,397 156,167
2012年度 614,122 301,606 164,010
2013年度 636,224 327,699 203,126


変化のない数字です。そりゃあ客も変わらないからね。
ただ、2009年度の製品・商品の数字を見れば、この年度はやっぱり売れなかったんだ~ってダブルチェックが出来るのです。


ここまで見れば、業績は大体横ばいの会社なんだな~って意見が多く出ます。
一応、研究開発費については毎年1.5億円位は出していて、さらには商品のレベルアップを図っています。

意外と研究開発費って大事ですからね~。


こういった事を踏まえて「バランス」で考えると、

最近は流行らないビジネス(参入障壁がやや高いくせに売上、利益は少ない)だろうし、意外な所で特許とか取られているんだろうし、さらには建設会社との付き合い(コネ)もかなり昔からあるだろうし・・・。

ってな結論になります。
それを裏付けるのが持ち株ですね。


単位:千円

ユアサ商事 129,502
杉田エース 61,075
キムラ 46,272
トラスコ中山 44,912
みずほフィナンシャルグループ 38,050
三菱UFJフィナンシャル・グループ 29,030
三井住友フィナンシャルグループ 18,550
りそなホールディングス 9,477
大東建託 8,300


前年度と比べましたけど、ユアサ商事、杉田エース、キムラに関しては買い増しています。
やはり取引先と取引して儲かった分は株を買う事で還元~みたいな、「ザ・持ち合い」ですかね~。


私は「持ち合い」って大好きですよ~。


欧米諸国で持ち合いが無いのは単に「会社は株主のモノ」であって株主は投資先の「ビジネス」に投資をしています。なので会社のカネは「ビジネス」に使えって話で、取引先の株なんかを買ってしまったら「そんなカネがあるなら配当しろ~」みたいに言われちゃうからですね。


とまあ、そんなこんなでツッコミ処も対して無く、気になる部分としては配当性向において「1株当たり12円の安定的な配当に加え、1株当たり当期純利益が65円を上回る場合は2円を配当することを基本方針」って言ってる部分。

減価償却の部分、
機械及び装置が20億円で、18億償却済み、工具、器具及び備品が13億円で12億円償却済みの部分が気になりますね~。

やっぱりキャッシュリッチでもそういった部分に使われてしまったらな~って思いますので。24億円のキャッシュがありますけど、全部真新しくしたら一瞬で消えますからね。

まあ、普通はそんな事せず、借入であったりリースとかしますけどね。


あとは当社は現在の所、無借金経営ですが、タイミングに応じて数億円とか借り入れたりするんですね~。って所を色々見ておけば良いのかなって思います。


株価を見てみます。

560円、実績ベースでのPER6.01倍、PBR0.31倍、配当が14円で利回りは2.5%ですね。


私の投資判断は「保留」となりました。


確かに割安なのですが、当ビジネスではほぼすべての銘柄が割安に放置されています。
また過去の数字を取ると、今の水準は特に割安になっているっていう状態ではないのです。


PER H PER L PBR H PBR L
2005年度 10.47 7.08 0.45 0.30
2006年度 12.65 6.79 0.77 0.42
2007年度 15.74 11.32 0.67 0.48
2008年度 14.80 11.57 0.57 0.44
2009年度 55.56 22.01 0.51 0.20
2010年度 17.46 9.25 0.37 0.20
2011年度 9.66 6.21 0.30 0.20
2012年度 6.70 5.33 0.24 0.19
2013年度 6.44 3.76 0.34 0.20


もうちょっと割安になったら買っておこうかな的な感じです。
でもって買えずに上がっちゃったら残念~みたいに思うのです。


最後に、

久々にスクリーニングで出てきた銘柄の調査でした。こういった会社っていっぱいあって、かなりの銘柄が「ウォッチ銘柄」としています。当然株価だけでなく、会社のHPであったり、IRをウォッチしています。となると何かの変化があるとすぐに解る訳で、そこから再調査になります。

株価が下落した時も、そういったウォッチをしておけば何も怖くは無く、ただある程度自身の決めていた水準になったら買えば良いのです。


当社は単体決算でシンプルです。「初心者銘柄」とでも言えましょうか。是非ともご自身で調査をチャレンジしてみて下さいね。


がんばれ、ダイケン!!


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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

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講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

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