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6392ヤマダコーポレーション



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


6392ヤマダコーポレーションです。

独立系であって山田家による一族経営の会社です。
設立は1939年2月と古~い歴史のある会社ですね。上場も1962年9月とかなり古い会社になります。

産業用関連機器メーカーです。
四季報を見れば、「自動車用整備機器・工具、産業用・塗装用ポンプの2本柱」と書かれています。


月曜日、火曜日と古~い歴史ある会社で更にPER、PBRで安い会社をひたすら調べましたが、やっぱりほとんどが私が言及している古~会社の定義に当てはまり、レポートする必要もない位のレベルでした。つまり投資判断は「保留」でした。

でも、さすがに水曜もレポートがないと、毎日楽しみにして頂いている賢明な読者様に申し訳ないのです。そのため、簡単に説明が出来そうな当社をピックアップしてレポートする事にしました。


ビジネスについて、

ホームページをじっくり見る必要はなく、ふ~んって眺めて下さい。取り扱っている製品はほとんどの方が人生で必要としない商品ばかりなのです。何度も言ってますが、財務諸表から読み解くのがプロのアナリストの仕事です。


数字を見てみます。


単位:百万円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 8,246 444 275 5.4% 3.3%
2006年度 9,230 678 341 7.3% 3.7%
2007年度 9,864 787 243 8.0% 2.5%
2008年度 9,962 580 218 5.8% 2.2%
2009年度 8,297 -33 -142 -0.4% -1.7%
2010年度 6,521 -78 -513 -1.2% -7.9%
2011年度 7,938 676 465 8.5% 5.9%
2012年度 8,312 700 504 8.4% 6.1%
2013年度 8,279 931 647 11.2% 7.8%


売上に関して、私は通常「億円」で表記するのですが。当社は古~い会社なので有価証券報告書には百万円で記入しているのです。

古~い会社の特徴の一つですよね?
そうなの?って人は6623愛知電機のレポートを読んでみて下さいね。


一人当たりをチェックです。


単位:百万円

売上 経常利益 純利益 総従業員数
2005年度 34 1.8 1.1 245
2006年度 26 1.9 1.0 355
2007年度 26 2.1 0.6 375
2008年度 26 1.5 0.6 381
2009年度 22 -0.1 -0.4 373
2010年度 18 -0.2 -1.4 362
2011年度 22 1.9 1.3 359
2012年度 23 1.9 1.4 365
2013年度 26 2.9 2.0 323


この瞬間、当ビジネスは横ばいであるって考える訳ですよ。
更には当社の製品などを考えて、マクロ経済、ミクロ経済で考えるんだな~って感じですよね。


経済産業省の企業金融調査から設備投資などをチェックするしかないのです。まあ、GDPの項目に含まれているのでその数字とにらめっこするのも良いでしょうね。


ここらで何となく、私の好きなタイプの会社である、「自社力で市場をこじ開ける」タイプの会社では無いだろうな~って感じですね。というか、そういう会社って滅多に出てこないですけどね。


最初に当社は「自動車用~」とか「塗装用~」って書きましたが、それを考えると大口顧客ってもしや○○自動車やXXペイントになっちゃうのかな~って考えるのです。

という事で、売掛金という大事なお客が出てくる部分をチェックします。同時に受取手形もチェックします。受取手形は商習慣として使う会社と、売掛金にすると払ってもらえなくなりそうな相手なので手形にしてもらうのがあります。なので、受取手形の欄に出てくるお客さんを一概には大事なお客さんとは言えないのです。


言っておきますが売掛も手形も後払いですよ。我々がコンビニで現金で支払うのは一般市民だからです。信用が低いって事ですよ。


単位:千円

売掛金
2013年度
ヤマダアメリカINC. 402,032
ヤマダヨーロッパB.V. 134,734
バンザイ 62,589
ヤマダ上海ポンプ貿易有限公司 59,833
山善 52,561
その他 594,816
合計 1,306,566


2012年度
ヤマダアメリカINC. 145,077
ヤマダ上海ポンプ貿易有限公司 109,640
ヤマダヨーロッパB.V. 102,916
澤田産業 69,721
バンザイ 63,770
その他 638,351
合計 1,129,477


2011年度
ヤマダアメリカINC. 258,573
ヤマダヨーロッパB.V. 174,728
ヤマダ上海ポンプ貿易有限公司 67,187
バンザイ 51,225
ユアサ商事 50,315
その他 691,034
合計 1,293,064


2010年度
ヤマダアメリカINC. 218,650
バンザイ 119,304
ヤマダヨーロッパB.V. 108,539
山善 40,005
ユアサ商事 35,832
その他 495,103
合計 1,017,435


2009年度
ヤマダアメリカINC. 443,373
バンザイ 131,811
ヤマダヨーロッパB.V. 99,922
ユアサ商事 57,966
山善 30,726
その他 412,803
合計 1,176,604


受取手形
2013年度
ワイ・テイ・エス販売 118,195
ヤマダプロダクツサービス 68,628
安全自動車 59,032
リーデン 18,303
冨士機材 16,412
その他 129,463
合計 410,035


2012年度
ワイ・テイ・エス販売 113,639
ヤマダプロダクツサービス 73,140
安全自動車 55,148
リーデン 35,724
冨士機材 25,220
その他 133,171
合計 436,044


2011年度
ワイ・テイ・エス販売 153,778
ヤマダプロダクツサービス 75,680
安全自動車 48,012
リーデン 28,404
マルマテクニカ 10,527
その他 139,358
合計 455,762


2010年度
ワイ・テイ・エス販売 101,959
安全自動車 63,486
ヤマダプロダクツサービス 55,190
リーデン 11,466
カツヤマキカイ 9,220
その他 116,785
合計 358,108


2009年度
ワイ・テイ・エス販売 167,643
安全自動車 54,981
ヤマダプロダクツサービス 68,562
リーデン 24,797
ウヤマエンジニアリング 15,769
その他 154,162
合計 485,915


おお~○○自動車やXXペイントなどは出てきませんでした。
まあ、そりゃそうか。もうちょっと小さいビジネス向けな感じが当社の商品から感じられま
したし、当社の47億円という時価総額からも想像出来る事なのです。


読者さんに言っておきますが、まず47億円の時価総額から取引先を考えて、売掛金でチェックして「おお~」ってなるか。もしくは売掛金をチェックして、時価総額は低いだろうな~って事をチェックして「おお~」ってなるのです。

ブログ内で「おお~」とか「なるほど」って書いているのはそういう事なのです。


でもって、当社は基本的にいつものお客、いつもの商品をお届けしているという「立派」な地位を築いている古~い歴史のある会社なんだって解ってくるのです。

それを裏付けるために、それ以外の数字をチェック。


単位:億円

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
回収期間 68.8日 80.3日 64.5日 66.9日 67.4日
商品及び製品 4.60 3.73 3.21 2.83 2.90
仕掛け品 4.05 2.93 2.85 3.07 2.53
原材料及び貯蔵品 4.29 2.67 2.57 3.19 3.10


あ~もう大体ネタが尽きてきた。


一応古い会社って事で歴史を勉強するために【沿革】でも見ちゃいましょう。


昭和14年12月
明治38年創業のバルブ、コック類の製造工場を継承して、グリースポンプ等を製造する株式会社東京山田油機製作所(資本金18万円)を東京都蒲田区(現大田区)に設立。
第81期(2006年度)が創立100周年ですね。記念配当も出していますね。(5円)

昭和30年11月
中小企業庁より優良企業として表彰され、中小企業モデル工場に指定。


となるとね~。立派な何かは欲しい訳ですよ。


昭和35年8月
東京都大田区に本社建物を建設。

なるほど、この時は手元現金で建てたのか銀行借り入れ、社債?
当時の財務諸表を読んでみたいものです。

昭和37年9月
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

国に認められたら後は企業ヒエラルキーのトップである上場企業に上るってルートは昔も今も変わらないのでしょうね。

3668コロプラのレポート3662エイチームのレポートそれに5607中央可鍛工業のレポートなどを読んでもらえば何となく上場(IPO)の世界が解ると思いますよ。


でもって海外とかともビジネスを始めちゃったのでぇ~

平成2年10月
山田油機製造株式会社の商号を株式会社ヤマダコーポレーションに変更。

という流れは私の独断と偏見で書いただけですが・・・。まあ、私のレポートですのでお好きなように書かせて頂きます。何か言いたい事、アドバイスがありましたらどうぞお気軽にコンタクトしてくださいね。


更に色々と細かくチェックしようと思いましたが、何にも怪しい部分が無く、つまらないのです。当社は地味にビジネスをしている会社ですね。でも一応何か所か突っ込ませて頂きます。

まずは保有株。
1.7億円ぐらい保有しています。保有理由が「企業間取引の強化」ってのは良く解りますし、他社もそのように表記しています。ただ「株式の安定化」ってのはどういう意味でしょうか?

恐らく、持ち合いって事でしょうけど、いまどき「株式の安定化」って書かないですよ~。
こういった所を監査法人の方がしっかり「アドバイス」してあげた方が良いと思いますけどね。

そういえば、2012年度の保有株式欄の当事業年度と前事業年度が逆になってない?データが取れません。


セグメントについて、

2010年度はオートモティブ機器、インダストリアル機器、その他ってなっているのに、その後、国別になっちゃいました。でもって提出会社のセグメントを見ると社員全員が日本のセグメントですので、海外はほったらかし(本当はそうではないですが)な感じがします。ってか本社から人送ろうぜ~って私が経営陣であればそう言いますね。

中国が2013年度に新しくセグメントに入って来て従業員は臨時で10人ってなっています。ここら辺、かなり中国の法律では中国の人材とか会社の守られ方がハンパではないのでとりあえずそういったリスクは当社には無いようです。


といった少しの動きはあるものの、大きな動きは無い会社ですね。


四半期の数字も一応取りましたので載せておきます。
2014年度、第4四半期(決算)の数字は会社予想になります。

単位:億円
シェアについては年度合計の売上に対してです。

売上高 経常利益 純利益 一株当たり シェア
2009年度1Q 24 2.0 1.0 8.5 29%
2009年度2Q 24 0.3 0.0 -0.4 29%
2009年度3Q 17 0.3 0.0 -16.4 21%
2009年度4Q 17 0.3 0.0 -3.7 21%
2010年度1Q 14 -1.1 -1.0 -8.0 22%
2010年度2Q 15 -1.1 -1.5 -12.3 23%
2010年度3Q 17 0.2 0.0 0.0 26%
2010年度4Q 19 1.0 -2.7 -22.7 29%
2011年度1Q 18 1.2 0.5 4.4 23%
2011年度2Q 20 1.0 0.7 5.9 25%
2011年度3Q 19 2.0 0.9 7.6 24%
2011年度4Q 22 2.5 2.5 21.1 28%
2012年度1Q 21 1.6 1.0 8.7 25%
2012年度2Q 21 1.1 0.7 5.8 25%
2012年度3Q 19 1.5 1.2 10.2 23%
2012年度4Q 23 2.3 2.1 17.6 27%
2013年度1Q 20 0.8 1.0 8.2 27%
2013年度2Q 19 1.1 0.8 6.8 24%
2013年度3Q 20 2.4 2.0 16.7 23%
2013年度4Q 23 4.3 2.7 22.5 25%
2013年度1Q 21 2.6 1.7 14.2 24%
2013年度2Q 22 2.7 1.4 11.5 25%
2013年度3Q 24 3.9 2.9 24.1 28%
2013年度4Q 20 1.7 1.0 8.7 23%


2013年度第4Q の予想は弱気ですね~。

こういった部分を機関投資家アナリストさんに突っ込み取材で調査してもらいたいのです。さらには中国進出の案件など、わずかな違いでもそれが何の違いかを判別できるアナリストさんがいれば、それは超一流のアナリストさんでしょうね。

製造原価明細書での「外注加工費」がシェア3.9%で1.32億円。ここら辺の絡みも考えてみたい所です。


株価を見てみます。

390円、実績ベースでのPER7.2倍、PBR0.9倍、8円の配当で利回り2.05%


私の投資判断は「保留」となりました。


賢明な読者さんは言わなくても解るでしょうね。
一応私が取ってきた株価データ、それに基づくPERを適当に計算した数字を出します。PERはマイナスって普通書きませんが、私の計算なので適当に流してください。


最高(円) 最低(円) PER H PER L
2005年度 390 178 21.1 9.6
2006年度 502 281 27.1 15.1
2007年度 452 230 30.4 15.5
2008年度 333 161 67.3 32.5
2009年度 202 82 -8.7 -3.5
2010年度 120 71 -2.1 -1.3
2011年度 158 80 6.5 3.3
2012年度 218 122 8.0 4.5
2013年度 210 125 4.9 2.9


となれば、当社から何かのゲームチェンジがあるか、株価にある程度の変化が起こる(出来高、5%、最近は少ない乗っ取りファンドとかの動き)様であれば、再度チェックしますが、それ以外はあまり当社を気にすることは無いと思います。

その分、他社を調査する方に時間を費やします。


最後に、

何の変哲もないレポートになったように思います。最近、冗談じゃねぇ~系のレポートを書いてなく、やや物足りない読者さんもいると思います。しかし、このレポートがつまんね~って思える読者さんがいたら、それは間違いなく投資IQが上がっているのです。

なのでこれからも頑張って読んでみて下さいね。

あ、ホームページのトップにある小学生レベルのお絵かきは、一応「ウォールストリート」です。
私が仕事中のヒマな時にボールペンで書いた作品でした。


がんばれ、ヤマダコーポレーション!!


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非公開コメント

No title

2005年のデータや従業員数の推移などの調べ方を教えていただきたいです

Re: No title

流石に2005年のデータは当時の有価証券報告書を持っていないとダメですね。
企業のIRの方に連絡をすると希にもらえる時がありますので聞いてみてはどうでしょうか?

今後も応援よろしくお願いします。

> 2005年のデータや従業員数の推移などの調べ方を教えていただきたいです
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Author:FC2USER484308ICQ
一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

銘柄等、レポートの内容等において、ご質問等、ありましたらお気軽にどうぞ

お仕事の以来もお待ちしてます

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