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3784ヴィンクス(旧ヴィンキュラム ジャパン)



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


3784ヴィンクス(旧ヴィンキュラム ジャパン)です。

2013年4月に株式会社ヴィクサスと合併し、「株式会社ヴィンクス」に社名変更しました。元の会社は1991年2月に設立です。マイカルの為のシステム会社で、マイカルシステムズですね。


マイカルって懐かしいですね。


マイカルの子会社でマイカル吹っ飛びの富士ソフトがマイカル買って、でマイカルって今はイオンリテールってなっている。という感じです。なので、当社は富士ソフトが大株主で70.89%保有しています。


先週位まで企業の決算ラッシュでした。
リサーチ系の人は1年で一番忙しい時期であるって言う人もいますね。

その中でN経新聞をとりあえず読んでみると、1.5面位、企業決算の数字が出ます。
私はこれだけの為に月4,000円位払っているのです。

そして色々見ていると、売上高の数字がでっかく変化している企業があり、それが当社なのでした。


あの新聞の価値のない見出しで「上場企業の営業利益や経常利益、純利益がすげ~良い」って書いてありますが、売上について書いてなかったりします。

もし売上が横ばいでそれらが良くなっているって事は、何かをカットしているのです。
どの企業でも一番のコストは人件費ですからね。


となると、利益が出て喜ぶのは投資家、企業経営者ってなって喜べないのはコストカットに影響されてた人達なのです。
あ、「人」って言っちゃた。


私としては、売上が伸びる企業の方が好きなのです。


例えば100億売って利益が5億円で利益率5%っすよ。それが300億売って利益が6億で利益率2%な訳ですよ。利益で見たら上がっているけど、利益率が2%まで下がって効率性には欠けますね。

でもね、経営者ならこの2%ってのがヤバイ感じなのか、つまり原材料とかの値上がり、為替とかですと~んって赤字になるのか、それともサステイナブルなのかって所です。さらには300億円の5%で考えれば15億円なのに6億円、差し引き9億円はどうしたのか?この部分を考える事が大事なのです。


昔は本当に豚骨をグツグツ12時間とか煮てトンコツラーメンを作ったので人気が出たのですが、今や化学調味料とラードと脱脂粉乳とかでニセトンコツラーメン見たいのが作れるのです。なのでトンコツラーメンって廃れたのではないかって私は思う訳ですよ。


消費者が飽きた訳ではなく
消費者の舌もそこまでバカではないって事なのです。


これと差引9億円の意味って繋げる事できますか?


「やりすぎカット」を行うと従業員の会社への忠誠心が無くなり、農薬とか入れちゃう人が出てきたりするのです。

あれは1人、変な人がいたのである意味「事故」ですけどね。
そういえば軽トラで工場を暴走したってのもありましたね。


話を戻します。

普通の機関投資家アナリストさんから見れば、利益率が5%が2%に下がると「え~っ」てなります。
ビジネスの教科書ではデカくなれば色々なパワーが付いて、利益率は上がるって書いてありますね。


人と人が関わってビジネスになってそのやり取りの結果、財務諸表に現れるのです。
そりゃあ、逆もあるでしょうよ。


という所を突くってのがやはり我々の強みなのです。


とまあ、そんな事で調査をしてみます。


ビジネスについてはホームページを見れば理解出来ますね。

でもって数字です。

2014年の数字は第3四半期の数字を3で割って4を掛けて合成して計算しています。(確定値ではありません)


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2009年度 133 4.0 3.1 2.99% 2.35%
2010年度 94 -4.4 -3.6 -4.68% -3.87%
2011年度 93 2.2 1.0 2.33% 1.05%
2012年度 92 -0.4 -0.4 -0.44% -0.40%
2013年度 108 1.3 0.6 1.23% 0.55%
2014年度 267 12.5 7.0 4.67% 2.64%


売上が2014年度は増えてるでしょ?

これはもちろん、「2013年4月に株式会社ヴィクサスと合併」の効果です。でもってヴィクサスの数字を見れば、売上高165億円、資本金6億円、総資産95億円、純資産11億円って事です。でもって純資産と総資産が解れば借金も解ります。

となると、アナリストが一生懸命レシオを計算してこの事象が企業収益に与える影響を計算したりするのです。私は面倒なので売上だけ見て267億引く165億円で102億円。

シナジー効果ってのは無いのかな?ただ同業者がまとまっただけかなってな感じに捉えるのです。


そして次に一人当たりの数字を出したいのですがまだ2014年度の有価証券報告書が出るのは先なので直近の従業員数を当社ホームページから取ってきます。

1348人、2013年度は669人でした。
売上高から見て、従業員数からみて、同業ですね~って思うのです。

でもって2013年度の有価証券報告書までの従業員数の所を見ると、臨時社員の表記が無いんですよ~。って事は全員が正社員なのでしょうか。これって良いと思いません。


様々な会社でど~でも良い人事部の人達の名刺に「人財開発部~」とか書いているじゃん。「人財」を「開発」とかって何だよ~。「財」に対しての扱い方が違うように思うのです。


つーか己の財務諸表を見る限り「人財」とか書くんじゃね~よって私は思うのです。


そういった観点から見て、当社はまだ優良な感じはします。


ただ、当社はシステム屋なのでほとんど既に外注しているってのが解りますけどね。これはコストカットですね。後で書きます。


一人当たりで数字を計算しましょう。


単位:万円

売上高 経常利益 純利益 従業員数
2009年度 2,699 81 64 492
2010年度 1,559 -73 -60 602
2011年度 1,501 35 16 618
2012年度 1,518 -7 -6 603
2013年度 1,620 20 9 669
2014年度 1,983 93 52 1,348


私が新聞に書いてあった売上の数字を見たときの感動、驚きはこの瞬間に消えたのです。
まあ、こんなものかって事ですよ。


売掛金をチェックしてどのような客がいるかをチェック。

単位:億円

2013年度
イオンアイビス 5.5
ココカラファイン 2.3
さえきホールディングス 1.9
東芝テック 1.4
G-クエスト 1.2
その他 12.8
合計 25.1


2012年度
イオンアイビス 2.9
マツモトキヨシホールディングス 2.0
東芝テック 1.9
G-クエスト 1.3
ワールド 0.8
その他 13.0
合計 22.0


2011年度
イオンアイビス 2.2
ワールド 2.0
マツモトキヨシホールディングス 1.0
ヴィクサス 1.0
マツモトキヨシ 0.6
その他 10.0
合計 16.8


2010年度
マイカル 1.9
マツモトキヨシホールディングス 1.7
イオンアイビス 1.6
ワールド 0.9
ヴィクサス 0.7
その他 8.7
合計 15.3


2009年度
マイカル 3.7
ワールド 1.4
マツモトキヨシホールディングス 1.2
イオンリテール 1.2
平和堂 1.1
その他 10.0
合計 18.5


これらの平均回収期間は以下の通り

2009年度 71.8日
2010年度 66.6日
2011年度 65.6日
2012年度 81.5日
2013年度 88.4日


ビジネスサイクルに変化は無し。
つーか取り立てなんだからここが超変化しても逆に怖いですけどね。


一応、ここまででふ~ん感じで見ておくのですが、2014年度の有価証券報告書ではある程度変化がみられる筈ですので、その時はチェックしましょう。


第3四半期の数字を見てみると、
バランスシート上ではソフトウェアが10億円増えて14億円になっているのです。工具、器具、設備は12億円増えて16億円になっています。

当社ってシステム屋な訳ですし、ソフトウェアでカネ稼ぐ企業ですよ。そのバランシートにこういった大きな変化があるって事は頭の隅に入れておいた方が良さそうです。

でもって、コメントする必要はあまりないのですが、気になる数字を挙げておきます。


2011年までセグメントはアウトソーシング分野、ソリューション分野、プロダクト分野、その他IT関連分野ってなっていました。2012年からは「情報関連サービス事業」の一つだけになりました。

でもってここからは基本アナリストご法度であるB/S、P/L項目をまとめて表記しておきます。


単位:千円
ソフトウエア のれん 研究開発費 外注費
2009年度 565,019 - 56,466 32%
2010年度 493,100 345,843 80,276 32%
2011年度 419,859 308,789 16,879 30%
2012年度 430,321 271,734 19,485 42%
2013年度 421,929 234,679 30,181 48%


お客さん、ビジネス、外注比率、合弁を作る理由などを考慮すれば、厳しいビジネスかな~って解ると思います。まあ、システム屋に付いては色々レポートしているので過去のレポートを読んで頂ければ嬉しいです。


でもって、もう1点、ツッコミを入れたい所として、当社は監督と業務を明確にするために執行役員を作ってるんですね~。

執行役員制度については7887南海プライウッドのレポートの通りです。さらに言っちゃえば、執行役員って営業部長レベルの会社もあるのですが、もし名刺を貰って執行役員とか書いてあったらちょっと焦りますよね。


そこは企業のマーケティング、ブランディングの世界でしょうけど・・・。

外資件金融なんてみんなバイスプレジデント(vice president)ですので。絶対に辞書で調べてはいけませんよ。


株価を見ます。

1,013円。4/3倍した数字で計算したestimatedの数字であればPER12.4倍、PBR1.63倍、配当利回りは0.99%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


前述の通りですね。成長期待は乏しいですし新たな商品のリリースもなさそう。同業界は消耗戦が起こっている。こんな所ではないでしょうか?


最近はTOBなんかも復活してきて、富士ソフトはどう動くかなんて気になる人もいると思います。富士ソフト社はのれんが30億円(つまりそれだけプレミアムを付けて企業を買っている)投資有価証券が75億円。キャッシュが129億円、短期金利は0.47%、ヴィンクス社は0.66%です。

一番のコスト、従業員で見れば。

富士ソフト ヴィンクス
平均年齢 36.5 36.5
勤続年数 10.6 9.6
年収(千円) 5518 5,066

ってな事も考えて色々考えてみてはいかがでしょうか?
結構勉強になりますよ。


最後に、

こういった合弁で新会社みたいなレポートを考えると、6879イマジカ・ロボットホールディングス6249ゲームカード・ジョイコホールディングスなどが思い出されます。それぞれに置いて色々を考えてみると新たな繋がりが見えて、非常に勉強になります。

そういった「繋がり」を拡げる事によって投資に置いて有利に働いてくれると思います。最近では目をつぶって買っても上がるような去年のマーケットでは無くなり始めてます。今後、業績相場に移行する事は無いと思いますが(いつの時代も需給相場です)ピンポイントで業績相場になる銘柄もあったりします。


そういった中で成功して頂ければ幸いです。


がんばれ、ヴィンクス!!


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気が向いたらよろしくお願いします。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

昔に調査してますね。
http://toshihironj.blog.fc2.com/blog-entry-59.html


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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

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ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

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