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4776サイボウズ



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


4776サイボウズです。
正月にふさわしい会社かと思います。社名の由来が「cyber」「boze」って事ですからね。詳しくは当社のホームページのココ。

正月って言ったら「初詣」→「神社」→「坊主丸儲け」ってカネに絡めて考える訳ですよ。でもって「坊主丸儲け」ってやっぱり、信仰の対象は非課税ですからね。つーことは相続してもって事です。国税庁のこのページに詳しく書いてますよ。


つーことで当社をピックアップしたのです。


もちろん、それだけではありません。個人感覚ですが、最近になって当社の広告を良く目にします。当社の名前は知っているものの、詳しくは調べた事がありませんでした。

もちろんこの我々が生きて行く世界では会社の名前だけを知っていても意味がありません。

となると、やはりどんな会社か知っておく必要があるのです。


という訳で2014年1発目、調査します。


ビジネスについて、

システム屋?ソフトウェア開発会社?私の場合はまとめてIT屋って事っですね。過去のレポートにも色々システム屋、ソフトウェア開発会社を調査しましたがまとめてしまってます。

なぜなら、私がその道のプロではないためです。

とりあえず、会社のホームページを適当にネットサーフィン(死語ですね)してみましょうね。


数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 当期純利益 経常利益率 純利益率
2005年1月期 29 5.2 3.1 17.9% 10.6%
2006年1月期 60 8.6 4.7 14.4% 7.8%
2007年1月期 100 5.1 0.7 5.1% 0.7%
2008年1月期 120 7.9 2.1 6.6% 1.7%
2009年1月期 94 7.4 1.6 7.9% 1.8%
2010年1月期 66 4.3 2.8 6.5% 4.3%
2011年1月期 53 8.0 3.9 15.0% 7.4%
2012年1月期 42 6.7 4.0 15.8% 9.4%
2012年12月期 41 5.0 2.5 12.0% 5.9%


2007年、2008年の売上、経常利益率、純利益率と、直近の数字を見てみれば、色々あったんだろうな~ってオチは解りますね。


一人当たりを見ます。


単位:千円

売上高 経常利益 当期純利益 総従業員数
2005年1月期 21,654 3,882 2,294 135
2006年1月期 11,385 1,641 891 523
2007年1月期 13,594 691 95 737
2008年1月期 25,994 1,713 455 463
2009年1月期 18,352 1,457 323 510
2010年1月期 18,719 1,223 796 355
2011年1月期 12,893 1,939 953 412
2012年1月期 10,108 1,594 952 418
2012年12月期 9,222 1,105 547 449


基本的に私はEDINETをベースにして、5年分の財務諸表を見ます。ヘッジファンド時代は10年分は余裕で見ましたけど、最近は手抜きなのです。

でもって、2010年度の従業員の減少について「前連結会計年度に比し、144名減少しているのは、主に子会社株式の売却」って事ですので、2007年から2008年にかけてもそれ系で考えて良いかと思います。

それ系、ってコスト削減って事ですよ。人切って割りまし退職金を払う、一人当たりの給料を下げる、正社員から臨時に変更する、中国とかインド、ミャンマーとかに外注する、そして儲かってない子会社を売却して飛ばした社員を本社に戻せなくする、など様々です。

こういった部分で活躍するのが、コンサルって訳ですね。
詳しくは7508、G-7ホールディングスのレポートを読んで下さい。


ここまでで考えると、とりあえず、売上は下がったものの高収益であるので悪くは無いと思います。これを最近のビジネス用語で言えば「筋肉質な企業」って事じゃあありませんか?


ただ、一人当たりの利益が54.7万円ですと、ちょっと従業員サイドとしては将来が安泰とは言えない感じですね~。

欧米的に考えれば、
会社は株主の物ですのでそんなの知ったこっちゃあ~無いのですが、ここが日本である以上、それは無理な考えですね~。終身雇用って世界ですから。


でもって売上に関して言えば、売掛金という大口の客が必要な訳ですね。


単位:千円

2012年12月期
リコー 101,283
ソフトバンクBB 90,017
大塚商会 78,018
日本電気 46,474
内田洋行 36,925
その他 330,672
合計 683,390

2012年1月期
ソフトバンクBB 89,159
大塚商会 71,465
富士通 62,082
内田洋行 58,437
サイボウズ総合研究所 43,674
その他 361,100
合計 685,920

2011年1月期
ソフトバンクBB 101,554
大塚商会 77,692
内田洋行 49,486
富士通 32,271
ダイワボウ情報システム 30,002
その他 306,732
合計 597,738

2010年1月期
ソフトバンクBB 122,137
大塚商会 75,997
内田洋行 50,338
富士通 27,952
日本電気 24,505
その他 306,526
合計 607,456

2009年1月期
ソフトバンクBB 109,645
大塚商会 71,149
内田洋行 56,608
イグアス 49,994
NECソフト 31,998
その他 335,407
合計 654,803


平均回収期間は直近から56.35日、55.62日、52.2日、55.54日、57.02日です。


そして、ここでピンポイントでマニアックな話題です。


当社の売上セグメントでは大塚商会だけがピックアップされています。つまり一番の大口客って事です。セグメントは全体の10%の時に書かなくてはなりません。直近では6.3億円で全体の15.36%です。それでも売掛金ではトップではありません。トップはソフトバンクBBやリコーってなっています。

大塚商会ってカネ払いの良い会社なのでしょうか?それともソフトバンクBBがカネ払いの悪い会社なのでしょうか。実際カネ払いの良い悪いはあまり関係がありませんね。つーか遅かれ早かれカネは入ってくるのです。貸し倒れない限り。


私は例えとして、ラーメン屋について書きます。2137光ハイツ・ヴぇラスのレポートでも例えてます。

あなたがラーメン屋を始めるには手元に500万円が必要って考えますよね。でもね、信用ある個人、会社であれば、それは後払いで良い訳ですね。つまり、麺、スープの材料、家賃、どんぶり、バイトとかとりあえず投入して始めるのです。でもって1カ月で100万円位打っちゃって、それからそれらの費用を払う事が出来るのです。

ってなればさ、1店舗と言わず、一気に3店舗、東京、横浜、大阪あたりでラーメン屋やっちゃおうぜ~って話なのです。


何でそんな事出来るの?

答えは「信用」って事になるのです。

って事になると、ソフトバンクBBってソフトバンクグループでしょ、って考えるとカネ払いが悪い、つまり支払いを遅くしても貸し倒れの問題は少ない訳ですね。

といったイメージを考えながら売上セグメントと売掛金を関連付けるとそういった事がだんだん解ってくるのです。


所で、当社は過去には借入金がありましたが、現在は無借金ですね。そして3年前から配当性向を連結純利益の50%って変更しました。そしてその3年間、直近から順に配当性向は50.25%、52.30%、64.23%、ってなっています。

有言実行な会社は尊敬すべき会社です。

まあ、私の見解としては「配当性向」が当社の投資に置いてメインテーマであるって考えて良さそうです。
って思うのですね。基本配当性向50%以上~ってなると。ただ、配当利回りを見るとそこまででもないのです。


それ以外の部分ですが、当然システム屋ですので研究開発費、のれん、業務委託費、広告費が気になります。

研究開発費は当然、多いほうが良さそう、
外注費は少ない方が本社で高レベルな業務を行っている、つまり業者では手に負えないレベルである、
のれんに付いては、自社努力が限界でプレミアムを付けてまで他社を買収する、

上記の3つは当社にある製品、サービスの技術の向上(のれんは100%それとは言えませんが)ですけど、広告費は売るための費用ですね。これも効果的に使用してもらいたい訳ですね。


もちろん、それぞれの会社によって、研究開発費が多いから良い、少ないほうが良いって事がありますが、それは数字から計算して色々考えるのです。ここを読み間違えるとアナリストとして即クビにつながるのです。

逆に、MBAみたいなスッゲ~のを持ってたりすると、こういった部分い付いて、超訓練されているのでアナリストとしてある程度出来るって思われるのです。○○大学商学部~ってもの同様ですね。当然文系は厳しい訳ですね~。


のれんの数字は少しなので無視、オッケーです。

研究開発費と業務委託費を売上比率、純利益比率で見てみます。


研究開発費(売上比) 業務委託費(売上比)
2009年1月期 4.39% 4.36%
2010年1月期 6.53% 4.60%
2011年1月期 10.63% 3.43%
2012年1月期 11.15% 4.79%
2012年12月期 5.94% 3.83%


研究開発費(純利益比) 業務委託費(純利益比)
2009年1月期 249.17% 247.54%
2010年1月期 153.52% 108.21%
2011年1月期 143.89% 46.40%
2012年1月期 118.33% 50.89%
2012年12月期 100.29% 64.65%


会社がコアなビジネスをするようになっているってのは業務委託費からも見れるますね。研究開発費の減少はちょっと懸念すべき所です。

新薬開発の会社を例に挙げるのですが、そういった会社って新薬研究の費用を削ればかなりの利益は出ます。言ってしまえば、任期2年の取締役達は15年後のその会社なんてど~でも良いって考えれば、2年の間に利益を絞りつくし、それなりの報酬を貰って「はい、さようなら~」って訳ですね。

持ち株売りまくったり、償却方法の変更をトップ交代と同時にやりまくってV時回復~って当時もてはやした大手自動車会社と同じ理屈です。正直、ああいった人の経営術の本が日本だけでベストセラーになっている事に私はちょっと悲しくなるのです。


広告費と研究開発費についてですが、
これらは「将来の売上」に関わるものですね。「将来の利益」ではないのです。

となると、広告で良く言われる「費用対効果」ってのはどのように図りましょうか?広告の営業マンが、「6か月前に始めた広告で御社のページのビュー数は2倍になりましたぁ~~~」とかあるでしょ?あれ、ダマされてんじゃんって思うのです。

そうなるとさらに6か月後はいよいよ売上~みたいに言われると、さらに6か月契約しますからね~。

売上高で答えろって話なのです。


例えば、キムタクのファッションを取り扱っている店の広告で、「あのキムタクの・・・」って服とかの写真付きの広告をweb上に出すでしょ。それでそのファッションを崇拝している人がクリックすると、「あのキムタムの友達芸能人がデザインした服~」みたいになる訳です。

店としてはデザイナー料が安くなって、売れれば利益率も上がるし、まあ、「ウィンウィン」ってヤツですけど・・・。まず「あのキムタクの・・・」でクリックした人は買わないでしょ?


と言う様な事を考えて広告費と研究開発費を「売上で返ってくるのは来年」って勝手に考えてみるのです。となれば、今年の広告費と研究開発費を来年の売上で割合を出してみるのです。

直近の数字は会社予想の数字です。


広告費 広告費 研究開発費 研究開発費
2009年1月期 5.82% 3.9億円 6.18% 4.1億円
2010年1月期 2.65% 1.4億円 8.17% 4.3億円
2011年1月期 8.76% 3.7億円 13.37% 5.6億円
2012年1月期 9.63% 4.0億円 11.37% 4.7億円
2012年12月期 8.88% 4.6億円 4.78% 2.5億円


株価を見てみます。

422円です。今年最初なので実績ではなく未来を見た予想ベースでPER140.7倍、PBR4.7倍、配当利回りは0.41倍となります。


私の投資判断は「保留」となりました。


動きがそこまで感じられない会社であるという判断です。ただ、ここらで動かないと売上から見ればだんだんヤバい事になっていくのは見えています。その次の1手がどのように機能するかが気になるのです。


それが、私が最初に言っていた広告の話なのかも知れません。でももしそれだけなら今までの数字を見て、何とも言えない気持ちになるのです。


最後に、

今年1本目のレポートを当社に絞ったのは良いのですが、結果的に文句ばっかりのいつものレポートになりました。文句というのは基本ネガティブですが、恐らく人間は良い所を見つけるより悪い所を見つけ、責め立てるのが上手な生き物であると思います。

ならばその習性を逆に利用し、悪い所を探し、なければ投資出来るのではないか?というのが私のアイデアなのです。そのため、基本的にはこんな書き方を続けますが、基本すべての会社、投資家さんを応援しているのです。


がんばれ、サイボウズ!!

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スーパーさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

サイボウズのシステムは確かに便利みたいですね。

おっしゃる通り同社のネット広告は個人的には去年あたりからよく見るようになった気がします。中小企業への販路開拓を進めているように感じていました。と同時にこんなシステムが使える余裕のある中小企業が増えればなぁと、けっこう真面目に思ったものでした。

話はかわりますが、庭内神し、勉強になりましたw
今回の事例はお社がコンクリートで固定されていて100年余り移設もされておらず、っと言う事ですから歴史もあるものだったのでしょうね。

割安な銘柄が割安なままと言うのもけっこうありますが、どうみても会社側が相続見据えて、株価を上げたくないような所もありますから、株式投資においても相続はチェックするポイントかもしれませんね。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。

さて、信仰の対象は非課税についてですが、大企業の創業者一族などの豪邸について、結構「寺」とかで登記されてたりしますね。それに金持ち爺さんが死にそうになると金の仏像を作る。そして相続。税務署から「なんで金何ですか?」って質問には、「宗教で決まっている」で節税可能です。

相続についても、一族の資産運用会社に株を置いておく会社もあれば、税金なんていくらでもくれてやれ~って社長さんもいたり、その人それぞれですね。カネに数着する社長さんの方がこの国は多いですけど・・・。

なのでチャリティーってアメリカみたいに発展しないのでしょうね・・・。


今後とも、応援よろしくお願いします。

> スーパーさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
>
> サイボウズのシステムは確かに便利みたいですね。
>
> おっしゃる通り同社のネット広告は個人的には去年あたりからよく見るようになった気がします。中小企業への販路開拓を進めているように感じていました。と同時にこんなシステムが使える余裕のある中小企業が増えればなぁと、けっこう真面目に思ったものでした。
>
> 話はかわりますが、庭内神し、勉強になりましたw
> 今回の事例はお社がコンクリートで固定されていて100年余り移設もされておらず、っと言う事ですから歴史もあるものだったのでしょうね。
>
> 割安な銘柄が割安なままと言うのもけっこうありますが、どうみても会社側が相続見据えて、株価を上げたくないような所もありますから、株式投資においても相続はチェックするポイントかもしれませんね。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

私と同じ感覚でサイボウズの出現度が上がったと思われる方がおり、安心しました。
今後はそれらがどのように売上に結び付くか楽しく見てます。

エグい節税対策については色々あるのですが、今後も色々機会があれば出してみようと思います。

今後も応援よろしくお願いします。

> スーパーさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
>
> サイボウズのシステムは確かに便利みたいですね。
>
> おっしゃる通り同社のネット広告は個人的には去年あたりからよく見るようになった気がします。中小企業への販路開拓を進めているように感じていました。と同時にこんなシステムが使える余裕のある中小企業が増えればなぁと、けっこう真面目に思ったものでした。
>
> 話はかわりますが、庭内神し、勉強になりましたw
> 今回の事例はお社がコンクリートで固定されていて100年余り移設もされておらず、っと言う事ですから歴史もあるものだったのでしょうね。
>
> 割安な銘柄が割安なままと言うのもけっこうありますが、どうみても会社側が相続見据えて、株価を上げたくないような所もありますから、株式投資においても相続はチェックするポイントかもしれませんね。
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Author:FC2USER484308ICQ
一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

銘柄等、レポートの内容等において、ご質問等、ありましたらお気軽にどうぞ

お仕事の以来もお待ちしてます

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