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1844大盛工業



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


1844大盛工業です。
土木建設業の請負業務の会社です。上下水道、地中工事をしている会社です。OLY工法ってのが売りのようです。

1967年6月設立の古~い会社ですね。決算は7月といった珍しい会社ですね。一般的に決算って言うと3月、12月のイメージですが、実際は何月でもオッケーです。なので比較ビジネスが暇なときに決算をしようってのが一番ラクかと思います。

当社の場合、国(県とか、都、市の事をまとめて国って適当に言っています)から受注しているので、そうなると国の予算って3月までに使い切らないといけないので3月に一気に受注を受けるのかな?って思うのです。

その3月の恩恵をもれなく入れるには7月位がちょうど良いかもね。ボーナスとかも計算しやすそうだしね。

とまあ、そんな感じの会社です。


ビジネスはどうでしょうね?
ホームページを見てください。

東京都葛飾区の上下水道系かあ~こりゃあスカイツリーとかオリンピック関係で再開発ってなっていいんじゃない?って数字を見なければそういえちゃいますね。


数字を見てみます。

単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年7月期 30 -1.17 2.01 -3.85% 6.61%
2006年7月期 39 0.31 -3.40 0.79% -8.77%
2007年7月期 37 0.96 -0.02 2.60% -0.05%
2008年7月期 25 -1.08 -1.99 -4.27% -7.91%
2009年7月期 28 -3.19 -4.98 -11.58% -18.06%
2010年7月期 28 -0.72 -1.22 -2.56% -4.35%
2011年7月期 19 -2.48 -2.88 -12.84% -14.90%
2012年7月期 26 -0.99 -1.11 -3.78% -4.25%
2013年7月期 27 0.65 0.61 2.43% 2.27%


「おえ~」って感じの赤字続きの会社がやっと8年ぶりに黒字です。

当社は単体ですので損益計算書をパッと見てみましょう。原価が高く、さらに給料とかが高いので赤字ってなっているのです。


とりあえず、ここで5年分の株価も見てみましょう。

最高(円) 最低(円) 一株当たり純資産 一株当たり利益
2005年7月期 158 65 26.06 5.07
2006年7月期 116 40 31.83 -6.8
2007年7月期 54 19 31.7 -0.03
2008年7月期 30 11 28.89 -2.57
2009年7月期 28 7 22.7 -6.42
2010年7月期 20 11 21 -1.58
2011年7月期 42 12 17.19 -3.72
2012年7月期 44 12 16.66 -1.33
2013年7月期 34 16 18.07 0.63


これがあれば、読者の方もPERとかPBRなど、色々計算して楽しめるかと思います。


さらに一人当たり。

単位:千円

売上高 経常利益 純利益 総従業員数
2005年7月期 59,744 -2,302 3,951 51
2006年7月期 69,158 546 -6,068 56
2007年7月期 62,862 1,635 -34 59
2008年7月期 37,012 -1,582 -2,929 68
2009年7月期 38,265 -4,432 -6,911 72
2010年7月期 38,491 -984 -1,675 73
2011年7月期 27,218 -3,496 -4,057 71
2012年7月期 31,487 -1,189 -1,338 83
2013年7月期 35,848 873 815 75


売上ベースで復活してきたのです。
そして、利益率に関しても結構なコスト削減をした事がここら辺を見ると解るのです。


平均年齢 勤続年数 年収
2009年7月期 43 9.8 6,230,254
2010年7月期 42.1 10 5,589,809
2011年7月期 42.2 11.6 5,142,189
2012年7月期 43.3 13.2 5,486,475
2013年7月期 44.3 14.2 5,795,785


東京の上場企業での平均位ではないですか?
14.2年位働いた後、どこに転職するのだろう~とか考えちゃいます。やっぱり外注先に行くのかな~って思います。

まあ、どの世界でも一般的にそうですよね。
課長から部長になる人は少なく、そこから役員とか経営陣いなれる人も限られている。となると課長になれない人とかは子会社とかに出されますもんね。

給料は下がるものの、「部長」にされたりとかね。名誉職的な感じですね。

今や超大手子会社でも58歳とかでCEOになる人いるもんね・・・。


横道にそれました。
基に戻します。


ここで、考えるのです。

今後は売上が伸びて利益が伸びればいいんだ~って事ですよね。だって利益率がプラスって事は、それが変わらないのであれば、ターゲットは売上になるのです。

でまあ、頑張って損益計算書、貸借対照表を見てもっと効率的にして利益率上げたらヤバくないって思うのですが・・・。


幾つか言いたい部分を書きましょう。

機械及び装置が5200万くらいありましたが減価償却が終了して価値ゼロ、構築物も同じでゼロ。車両運搬具は223.2万円から減価償却されて今は15.9万円残っているだけ。


工事してる?ってなりますよね。
つーか、機械が価値ゼロでそれでOLY工法って出来る。つーか5年間の研究開発活動について「特記事項はありません。」

ってダメじゃんか~。

OLY工法って特許持っていて今後、日本のすべての上下水道に使われたら特許でガッポガッポみたいな感じはなくなりましたね。昔、OLY工法がすげ~みたいに書いていた株雑誌の記者さんがいましたけど、解ってます?

OLY工法って工夫レベルなのかもしれないね(泣)

ここはアナリストに会社訪問で「OLY工法にかけたカネはいくらだ?」ってストレートに質問ですね。個人でもIRに質問してみたらどうでしょうか?


でもって、ビジネスを考えると、当社は国から受注して、外注する、でも現場で監督しないといけないからとりあえず監督者見たいのはいる。ホームページで作業着を着ている人、結構いますからね。


となると、営業が大事であるし、そんな利益をごっそり取れる時代ではなくなっているので利益率の高い受注は考えられなくなりますね。まあ、利益率が高ければ、狙ってくる企業はどんどん出てきちゃいますからね。

ある程度、薄利でやって行かないと難しいビジネスですね。
つまり、むかしと違ってボッタくれないねって事です。

ライバルと言えば2325日本上下水道設計とかでしょうか?


当然、こういったビジネスは1社独占って無理な時代な訳で、当社も数ある会社の一つって事なんでしょうね。

一応、ここで売掛金と近い意味ですが、「完成工事未収入金の相手先別内訳」5年分と「工事未払金」つまり外注先の5年分のデータを出しておきます。単位は千円です。


2013年度
東京都水道局 288,812
東京都下水道局 218,411
竹内工務店 23,536
その他 48,859
計 579,619

2012年度
東京都水道局 102,134
東京都下水道局 63,181
竹内工務店 7,881
その他 55,392
計 228,589

2011年度
東京都水道局 213,527
東京都住宅供給公社 10,196
葛飾区役所 8,800
その他 33,928
計 266,451

2010年度
東京都水道局 430,105
東京都東部公園緑地事務所 53,524
東京都下水道局 27,014
その他 29,323
計 539,968

2009年度
東京都水道局 219,669
奈良建設 11,278
その他 21,426
計 252,374


2013年度
中黒建設 113,334
フジケン 11,249
大幸建設 9,390
ヤマキ物産 6,858
菊地工業 6,565
その他  101,074
計 248,474

2012年度
ヤマトガワ 18,271
菊地工業 15,540
大幸建設 11,271
フジケン 10,457
正和興業 9,988
その他  114,523
計 180,052

2011年度
ヤマトガワ 30,764
富士グラウト工業 17,792
ヤマキ物産 9,961
天沼建設 9,503
ジェコス 8,839
菊地工業  8,820
その他  159,405
計 245,086

2010年度
ヤマトガワ 158,276
小松建設工事 18,699
ジェコス 11,017
ティー・オー・エー 9,439
宝福工業 6,417
その他  117,813
計 321,663

2009年度
丸十工業 15,750
ヤマトガワ 13,805
宝福工業 8,465
日鉄パイプライン 7,472
富士グラウト工業 7,329
東信建材 5,250
その他  56,813
計 114,887


もう、短期金利が3.58%で長期が3.57%とかそういった事はどうでも良くなってきました。
私が今日、わざわざレポートを書いたのは減価償却し終わって様々な資産がゼロになっている、なので当社はコンサルとか、斡旋、商社みたいなビジネスなんじゃね?って事を伝えたかったのです。


株価を見てみます。

43円、実績ベースでのPER68.25倍、PBR2.38倍です。配当はありません。


私の投資判断は「却下」となりました。


理由は、もう説明する必要はないですね。


ただ、こういった2桁の株価って1円動くだけでも変動率が凄いのです。こういった株、最近では3桁に成長?相場系で動く事もありますので、好きな方も多いですね。ある程度デフォルトリスクを計算出来ればそういった投資もありかも知れません。

私はやった事は無いのでできませんが・・・。


最後に

かつて1989年の12月末、日経平均38,915円の時って証券会社は超浮かれモードでした。「来年は4万円。乾杯」ってやっていました。とある証券会社の電光掲示板は6桁の準備をしました。

当時の個別銘柄を考えると、3桁の株はすべて「買い」でした。というか、3桁の株を見つける事も困難でした。

当時、株式相場で財を築いた投資家は3桁の当時で言うクズ株に投資しまくった人たちです。

最近の2桁株価のダイナミックな動き、クズ株の動きを見てそんな事を久々に思いました。そして、私のレポートで却下ってなっている株の動きも凄まじな~って思うのです。そんな時代もありましたって事を師走の一発目のレポートで書きたくなったのです。


がんばれ、大盛工業!!
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こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。
以前にフライトホールディングスの分析をなさってらしたのですが、
近々新たな決算と株価の動向をふまえ、いつか新たに当社を再分析していただける日を楽しみにしております。

6076 アメイズ も分析おねがいします。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
確かに、フライトホールディングスはかなり変わってくると思います。
次回の決算が非常に楽しみな銘柄の一つです。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

> こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。
> 以前にフライトホールディングスの分析をなさってらしたのですが、
> 近々新たな決算と株価の動向をふまえ、いつか新たに当社を再分析していただける日を楽しみにしております。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
ツッコミ処、何かポイントがあれば教えてください。

> 6076 アメイズ も分析おねがいします。
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ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

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