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5386鶴弥



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


5386鶴弥です。

瓦(かわら)を作っている会社です。創業は1968年のまあまあ古~い会社ですね~。上場は1994年だそうです。株式市場どか~んと38,915円から落ちて、とりあえずボックス圏にいた時代での上場ですね。よく頑張りましたって感じですね。

古~い会社で本社が愛知県とくれば、結構調査している会社がありますね~。

6271ニッセイとか4349テスクなんかがそうですね。当社も似たような感じなのかな~ってイメージをもっておこうと思います。


久々の低PER、低PBR、高めの配当利回りのスクリーニングで出てきた銘柄です。


ビジネスについて、

ホームページを見ればオッケーですね。いや~地方っぽいホームページですね。特にネコが出てくるヤツは結構ツボにハマりました。

会社案内製品紹介位で良いと思います。スタッフブログとかまで細かく見る必要はありませんね。


ここでいつも通りの流れ、数字です。

単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2006年3月期 113 9.2 3.9 8.1% 3.5%
2007年3月期 123 9.0 3.4 7.3% 2.8%
2008年3月期 121 10.2 3.5 8.4% 2.9%
2009年3月期 116 3.4 1.8 2.9% 1.6%
2009年3月期 110 2.0 0.8 1.9% 0.8%
2010年3月期 99 2.4 1.0 2.5% 1.0%
2011年3月期 106 6.3 3.3 5.9% 3.1%
2012年3月期 117 13.2 7.3 11.3% 6.3%
2013年3月期 105 6.4 6.4 6.0% 6.1%


古~い会社って百万円単位で有価証券報告書を作成している企業が多いものの、当社は千円単位です。商品が商品だから、当然千円単位の方が良いと思いますし、分析する上でもより細かくなりますね。まあ、どちらでも良いですけどね。

数字上、そんなに差問題はないのです。
企業の意気込みで百万円単位とか謎の深読みはいりません。


2009年度、2010年度の純利益率が気になります。が控訴とか、工場休止に伴う諸費用のせいなのです。


工事休止って何の都合なのでしょう?


当社が費用として計上しているって事はこちら側に非があるって事なのでしょうか?機械がぶっ壊れて瓦が作れず納期が間に合わないとか・・・。こういったのは熱心な読者さんであればIRに聞くのが早いですね。


TEL:0569-29-3436
IR担当:経営企画室


私の場合はそんなに気にしていないのです。今の所、問い合わせ中です。
しかし、バランスシートで99億の機械及び装置が84億円償却されて、残り15億円。

定額法ですね。有価証券報告書には「従来、耐用年数を7~12年としておりましたが、当事業年度より5~9年に変更しております」


って事はだよ、そろそろ使えなくなりそうだ~って事だよね?


減価償却って経理の人たちはみんな知っている減価償却の対応年数表を見て○○は○年って考えますけど、もとの考えっつ~のは、「その機械を使って儲けられる」期間ならそれで償却しようぜ~って事ですよ。


「くまモン」の消しゴムだけ作る機械があったら、10年で償却とかします?3年で良いじゃんってならない?


という事ですね。


もしくは、会社が儲かって仕方ないので早めに償却しちゃえばその分税金が安くなるな~って事もありますね。どのみち、短い期間で減価償却するって事は基本良いね。


そんなこんなで設備がまあまあ古そうなので、どのタイミングで修理、交換するのだろう~って思うのです。当社のホームページで機械が映っている画像がありますが、結構高そうですね~。

となると、キャッシュリッチな会社であっても、投資家まで回って来なそ~って思うのです。


さてと、
ここで一人当たりの数字を見ましょう。

単位:千円
売上高 経常利益 純利益 従業員数
2006年3月期 25,438 2,072 891 443
2007年3月期 27,867 2,033 769 441
2008年3月期 24,413 2,058 704 497
2009年3月期 23,580 689 372 494
2009年3月期 23,251 431 175 473
2010年3月期 20,916 515 201 475
2011年3月期 22,588 1,339 695 471
2012年3月期 24,698 2,784 1,553 473
2013年3月期 22,336 1,351 1,361 472


従業員数がほとんど変わってないのですね~。
売上もそこまで変わっていない。


となると、客も変わらないじゃないですか?ってここで3年分の売掛金。


単位:千円

2013年度
坂井正記商店 54,374
トヨタホーム 43,165
住友林業 28,610
三喜 24,236
本城瓦産業 20,125
その他 1,019,752
合計 1,190,264

2012年度
トヨタホーム 32,401
坂井正記商店 28,541
曽根木羽製造所 24,374
つくばルーフ 20,321
マルエイ 19,933
その他 1,005,543
合計 1,131,116

2011年度
坂井正記商店 46,161
三喜 43,092
トヨタホーム 37,550
日本瓦ユニオン 32,139
つくばルーフ 29,121
その他 1,057,371
合計 1,245,437


「愛知」を感じます。

そして古~い、歴史ある会社なのでキャッシュもあるのです。それは有価証券といった形でも持っているのです。

単位:千円

大和ハウス工業 145,600
住友林業 46,552
三菱UFJフィナンシャル・グループ 36,030
みずほフィナンシャルグループ  24,220
東洋電機 23,680
商工組合中央金庫 16,126
新南愛知 11,000
丸長 7,900
中部国際空港  5,000
衣浦港木材施設 3,084
その他(4銘柄) 1,135


この時点で「愛知」を完全に感じ取りました。


街に根付いているビジネスなのね。って事でここらで打ち切ります。


こういった会社って、PBRが1倍になっていない訳でしょ?解散価値以下って事ですよ。という事は、今後、

このビジネスが儲からない、損失が出るって考えられている。
カネが何かに使われる可能性がある。

という事ですよね。
何かに使われても、資産となってバランスシートには出てきますが、現金化は難しいのです。

つまり、100万円の腕時計をあなたが買えば、資産に100万円って乗りますけれど、お店から買った時点で既に100.万円の価値ではないのです。中古の腕時計になる訳ですよ~。


という事で、解散価値割れってのは微妙なのですよ。つーかじゃあ、自分たちで買っちゃえば~って「MBO」とか買われちゃえよ~って「TOB」とかがよぎるのですが、当社ホームページでは、「鶴弥は粘土瓦業界では初めての上場企業~」って言ってますのでそれはあまり考えられませんね。


逆に、毎日ホームページをチェックして、このホームページが変更になったらどうなるのかな~って言う「深読み」もありですが。

あとは、機関投資家アナリストが会社訪問して経営陣と幹事証券会社との最近の関係を上手く読めれば面白い所ですね。


過去にそのような企業もありました。


1年に数件はそういった美味しいお話もありますので、そういった事は常に考えておいた方が良いと思います。


ここらで株価を見てみましょう。

423円、実績ベースでのPER5.11倍、PBR0.31倍、配当利回り3.55%です。
いやー割安ですね~。


私の投資判断は「保留」となりました。


まあ、キャッシュが余っていれば、わずかに保有しても良い感じかと思います。
直帰ではかなりPERが低くなっていますね。2012年3月期に3.34倍ってのがありますけれども。


一応、過去の水準を書いておきます。


PER H PER L PBR H PBR L
2006年3月期 12.6 9.0 0.7 0.5
2007年3月期 27.4 14.1 1.1 0.6
2008年3月期 25.1 16.5 1.1 0.7
2009年3月期 35.0 15.7 0.7 0.3
2009年3月期 37.0 14.7 0.3 0.1
2010年3月期 24.6 13.1 0.3 0.1
2011年3月期 10.4 5.3 0.4 0.2
2012年3月期 6.2 3.3 0.5 0.2
2013年3月期 7.4 4.4 0.5 0.3


最後に、

いや~普通に退屈な調査でしたが、逆にこういった会社の方がビジネスが上手く行って安定しているって事なのでしょうね?わざわざ経営陣も投資家どったんばったんする事はないですからね~。

しかし、やっぱり愛知の会社って何か独特の「クセ」がありますね。って事は今後、同様の企業を調べる際はそういった事を踏まえて調査しようと・・・。今日もまた勉強になりました。


がんばれ、鶴弥!!


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こんばんは。足元にも及びませんが、いつも勉強させて頂いてます。いつもありがとうございます。

単純な質問なのですが、ブログ主様はこれだけの事を調べあげるのにどの程度時間がかかっているのでしょうか?


5年分の売上高、経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
     (一人当たりも)
3年分の売掛金 買掛金 
借入先と金利

私がこれだけの事を調べて書き記そうと思えば少なくとも半日はかかるでしょう笑
いや、実際には途中であきらめかねません。

まあ慣れだとは思いますが、なにかコツとかはあるのでしょうか??

もうひとつすみません。
過去数年分のPER、PBRのハイ・ローは自分で計算するのでしょうか?

よろしくお願いします。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
基本データだけでしたらEDINETで30分で行けると思います。
全部コピペで後は自分で手計算です。

文章が大変です。ただ、誤字脱字は完全に無視、下書きも無視、起承転結も無視、言いたい事をそのまま書いています。ヘッジファンドではメモで良かったのですが・・・。

PER、PBRは基本、提出会社に帰属する利益で計算されていますが、連結で私は計算してしまいます。最終的に株主に帰属する利益はその部分化と考えているからです。計算をすれば、大体上限、下限が理解できると思います。

また、株主の%等の変化も理解出来れば、過去○○年動いていない、今後も動きそうもないという覚悟をもって保有が出来ますよ。

まずはご自身で色々欲しいデータを集めてみると良いと思います。

思いもよらないことが見えてくると思います。

今後とも、応援よろしくお願いします。

また、

> こんばんは。足元にも及びませんが、いつも勉強させて頂いてます。いつもありがとうございます。
>
> 単純な質問なのですが、ブログ主様はこれだけの事を調べあげるのにどの程度時間がかかっているのでしょうか?
>
>
> 5年分の売上高、経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
>      (一人当たりも)
> 3年分の売掛金 買掛金 
> 借入先と金利
>
> 私がこれだけの事を調べて書き記そうと思えば少なくとも半日はかかるでしょう笑
> いや、実際には途中であきらめかねません。
>
> まあ慣れだとは思いますが、なにかコツとかはあるのでしょうか??
>
> もうひとつすみません。
> 過去数年分のPER、PBRのハイ・ローは自分で計算するのでしょうか?
>
> よろしくお願いします。
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

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