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3277サンセイランディック



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


3277サンセイランディックです。

複数所有者がいる土地、建物を買い取って取りまとめて、転売って事をしている会社ですね。設立は1976年と古いのですが、上場は2011年12月と新しい会社なのです。

先日のレポートでも書きました通り、IPOしたばっかりの会社って結構割安なのかも知れないって考えてます。


そう考え始め、私なりにストーリーを考えてみました。


アメリカ式に言えば、上場することによって「さらに」株式の価値がマーケットで判断される事になります。つまり、上場する前も証券会社等によって価値は判断されているのです。それで上場する訳ですので、上場して取引日初日で株価5倍~とかしたら・・・、会社のオーナーから証券会社の担当者に「ふざけんな!!」って話になります。

だって、5分の1の株価でオーナーは株を手放させられたから。


これが、日本の場合、逆なのかも知れないって思いました。


会社のオーナーはどんだけ安くても良いから上場したい。なので5分の1でも上場する、となると日本では上場企業に投資する機関投資家はまともなので株式の価値を理解しているからそういった感じで即座に株価に訂正が入る。

日本で未公開株とかの値付けをアメリカレベル考えたら、まず出来ないでしょうね。


さらには、上場することによって「信用」が得られる訳ですし、資金も集めやすくなります。それは、上場会社が投資家から信用されているからです。

NYダウは連日の最高値を更新~みたいなニュースがあります。これはずっと投資していれば全員、儲かっているって事ですからね。

さて、日本は、考えてみると1989年の12月の大納会38,915円からの今、ですので、儲かってない訳です。


もちろん、インフレとかは全く無視している訳ですけどね。


ついでに言っちゃえば、未公開会社から上場して公開会社になれば、一般投資家も投資可能になるのです。となると会計監査が必要になりますし、証券会社がお墨付きを与えて上場させるのです。というような事を考えると、証券会社のレベルもアメリカの方が日本よりはるかに高いのです。だって、それで投資したら過去最高値で全員儲かっている訳だし。アメリカなら。

日本はというと、がっかり14,000円をウロウロしているので普通の人は貯金が正解ですよ。なので「苦肉の策」として分割とかして1万円でも投資出来ちゃうような仕組みになっているのかなって・・・。


戦時中、「人数×竹ヤリ」で戦おうとした日本のそれと同じレベルじゃあないですか


とまあ、文句ばっかりですけれど、このようなストーリーで考えてみると、とりあえず割安で上場なのかなって思う訳ですね。


証券会社の投資銀行部門が上場の担当で上場できれば手数料で稼ぐ、営業は顧客に売って儲けさせ手数料で儲ける、そのうち投資家から多少の信頼が回復する。


う~ん、アベノミクス。


そして、直近までの意味のなさそうなゲーム会社の上場、50億×20社で1,000億円。もう間もなく1000億円の上場企業が消えるからこれでマーケットの規模は変わりませんし。


といった自身の大局観で考えると、歴史のある会社で最近上場した会社はチェックしてみようとなっちゃいます。


という事で、前置きが長くなりましたが、調査開始です。


ビジネスについてです。

いつもの通り、ホームページを見てください。しかしホームページでも解りにくいので一気に最近の決算説明書類の11ページを見ると解りやすいです。

もしくは、有価証券報告書ですね。抜粋しておきます。


「土地所有者が、その土地を第三者に貸し、第三者がその土地に家を建てると」


面倒なことになりそうですよね。
これを解決してみんなハッピーは当社のビジネスなのです。

四季報で「権利関係が複雑な不動産を買い取り」ってあると、どうもきな臭い香りがしますが、やっているビジネスは日本の古~い法律に従うと、今でも壊せないボロボロのビルやアパートがあって、それを解決してきれいさっぱりってビジネスですね。

響き的に社会貢献度はかなり高いビジネスかと思います。
「人々に安く広く良質な住宅を提供し、快適な空間を創造していきたい」といった企業理念の通りです。


しかし、株式投資をしている我々の共通の目的は「カネ」な訳ですから、儲かっているかは数字で判断しましょうね。単位は百万円。


売上高 経常利益 当期純利益 経常利益率 純利益率
2009年12月期 5,990 263 143 4.4% 2.4%
2010年12月期 7,415 539 301 7.3% 4.1%
2011年12月期 8,042 747 444 9.3% 5.5%
2012年12月期 9,475 437 233 4.6% 2.5%


売上に関しては伸びていますが、純利益率が半分以下になっています。これは深刻ですよ。
そんなときはP/L(損益計算書)をゆっくり眺めれば浮かんでくるのです。こと細かくチェックは面倒なので簡単に書いておきます。


2012年度の売上原価が高い。
これは、「※1」ってのが付いていて、通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額ってなっています。なるほど。


後は細かい数字をコツコツ計算すると結構差が出てくるのが解ります。


この部分で言いたい事は、「今後のビジネスに適応される純利益率は2011年度?2012年度?それとも算数アナリスト見たいに足して割っちゃう?」なのです。そこら辺は有価証券報告書がまだ2期分しか取れないので難しい所ですが。当社の来年度の予想の数字純利益率を計算すれば、2.33%って出ます。108.45億円売って、2.53億円の純利益ですので。


売上は前年度比で14%成長で利益は8%成長というのが会社の予想です。
費用が割高になるのかな~とか思うと良いのです。

保有している物件が築29年であれば、来年になれば30年になります。29歳と30歳の差って結構おっきいもんでしょ?人間で考えても?

不動産も同じでしょ?
切り下げとかあるんだろうな~って。


それに加えてライバルの存在、出現かな。

有価証券報告書には
「案件の情報入手先は、不動産仲介業者が約8割を占めておりますが、今後、情報入手先の拡大を図るために、ハウスメーカーや投資会社、税理士、保険会社、弁護士などと~」

って事なので、よくある、サラリーマン大家さんのマンション経営がでっかくなった感じでしょ?さらには当社の買掛金を見れば、

不動産取得税 144,868
土地家屋調査士法人山田合同事務所 17,909
株式会社One's Life ホーム 11,508
藤本紘土地家屋調査士 3,091
齋藤剛文土地家屋調査士 1,980
その他 11,562
合計 190,919

となっているので、権利関係って調査士とかのチームに投げている可能性もありますよね?お抱えの弁護士さんなどもいると思いますけれど。


となると、今後の純利益率2.5%というのがかなりキモになってきます。


そしてこちらで従業員一人当たりの数字も見てみましょう。単位は千円。

売上高 経常利益 純利益 従業員数(連結)
2010年度 61,755 2,716 1,476 97
2011年度 70,618 5,138 2,867 105
2012年度 69,328 6,436 3,832 116
2013年度 77,036 3,553 1,896 123


足し算にはなりそうですけれど、掛け算にはなってませんね。
シナジー効果とでも言うのでしょうか?


続いて、気になった所として、借入金ですね~。

短期で2.96%って高いのです。基本、金利が高いっていうのはそれだけ信用が低いからって教科書には書いてあります。ただ、もう一つ、理由があったりするのです。

それは、通常貸してくれる以上に借りている場合です。

例を挙げると、3%で2億円まで貸せるって銀行が考えてるけど、「いや~2%で1億円ですね~」って言うのです。借りる側としてはビジネスで2.5%儲かるので(借金の金利、元本を返済しても)「じゃあ3%出すから2億円~」とかなるのです。

ここら辺の元本、利息、信用のマトリックスは各銀行さんが気を使う所です。今後会社が大きくなれば、良いお客になる可能性もあるので、貸出競争が各銀行で行われている訳ですね~。

という事で、短期金利は高いけど、理由を知っていれば気にならない部分なのです。会社もビジネスが土地、建物を持っていますからね。貸せちゃうんですよ。2011年は短期借入だけなのが、2012年は長期も借りれるようになった。

さらに2012年の長期借入の欄に「ダイヤモンドアセットファイナンス株式会社」ってあります。一瞬、焦るのです。まさか「怪しい系か?」

さっさとグーグルで調べれば問題ないって3秒でわかります。で、会社概要を見て場、当社と同じビジネスじゃね?っています。そして、資本関係でどこのカネが入っているか見ます。あ~なるほど、ダイヤモンドね~ってなります。


彼ら、ビジネスのライバルとして、この事業の利益率を2.5%って考えてません?
となれば、別の誰かに2.5%でカネ貸しても同じじゃんって思いますよね?


どのみちカネの出し手は2.5%儲かるんですし。


といった事を考えて、当社のビジネスって社会貢献度は高いけど面倒なビジネスなんだろうな~って考えるのです。


あとはそこまで怪しい部分はありませんでしたが、ちょっと株主の部分が気になりましたね。軽くツッコミ所ですので読み飛ばしてもかまいません。

2011年は2.24%ずつ小澤亮介さん、小澤由佳さん、小澤勇介さん、小澤謙伍さんが保有、表記の順番通りに書いています。先の3人は千葉県流山市、小澤謙伍さんは東京都足立区ですね。

2012年になると、2.24%ずつが、小澤亮介さん、菊池由佳さん、小澤勇介さん、小澤謙伍さんってなっています。ん、菊池さん?これは奇遇に2.24%ずつです。住所は茨城県守谷市へ。


これが何を意味しているかは勝手に考えてみて下さい。


株価を見てみます。

488円、実績ベースでのPER14.44倍、PBR1.02倍、配当利回り0.61%です。
これに会社ベースでの利益成長は8%です、あなたが独自に計算した利益成長を掛けても良いですよ。

もしくはPBRを見て、バランスシート上の販売用不動産48億の値上がりを計算しても良いですし、さらにはその土地の中身、

東京都 35,544.52 2,551,095
(23区) -32,797.58 -2,410,313
(その他) ( 2,746.94) ( 140,781)
神奈川県 30,629.98 737,210
北海道 20,660.95 720,860
大阪府 9,071.43 315,709
埼玉県 5,942.51 208,135
その他 18,351.63 305,609
合計 120,201.02 4,838,621


これらの値上がり、値下がりも考えても良いと思います。

考える事は沢山ありますね。


私の投資判断は「保留」となりました。


理由として、普通の不動産業の方が既に割安になっていて、その方が投資妙味があると思います。私の場合、8996ハウスフリーダム1413桧家ホールディングスとか色々調査しているので解るのです。

ついでに、当社が3796いい生活とかと組んじゃったら面白いなあ~とか、様々な事象を考えてメモっておくのです。


最後に、

こういった社会的役割が高そうな会社に上手いこと投資資金が入り、信用力が上がり金利等の面で優遇が受けられれば日本ってもっと良くなるのにな~って思うのです。もしも、当社が来年、5倍の規模でビジネス出来たら、かなり町はきれいになり、良くなるはずですから。

まあ、携帯ゲームをやりながら歩いているようでは町が綺麗になったかどうかは解りませんけどね。株式市場における、投資資金の行く先というのは大事な気がします。


がんばれ、サンセイランディック!!


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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

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