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9386日本コンセプト



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


9386日本コンセプトです。

2012年10月の上場の新しい会社ですね。設立は1994年1月。
液体をタンクコンテナってのを取り扱って液体を輸送している会社だそうです。輸送は外部にアウトソースしているそうです。

読者さんからのコメントで頂きましたて、しかも優良会社を見逃してるとかなんとか言われてもんだから仕方なく調査しようと思う訳ですね~。

正直、2012年上場って事は利用できる財務諸表の数が限られています。有価証券報告書であれば1期分のみ。ブログレベルのレポートですとかなりミッシングパーツが出てくる訳ですね。機関投資家のレベルでも同様かと思います。

となると、投資しにくいってのが一番に挙げられます。

運用会社であれば、説明責任がありますから、基本、投資した会社についてはどのような質問も答えられるのが筋ってもんですよね。となると非常投資についてまだ、難しい訳ですよ。


正直、投資信託って○○な会社に投資するとか、時価総額500億円以上に投資します~って「目論見書」に真面目に書いているのです。でも結構みんな守りませんね。時価総額300億円の会社に投資していて、基準最終日(月末)に引き上げれば投資していないって事になりますからね~。それ以外にも、投資金額が1億円には届かないのでポートフォリオの内訳では「その他銘柄」に属させるとか色々あるのです。


脇道に逸れましたが、わかんね~ものには投資しないってウォーレン・バフェットが言って入る事は本当な訳ですね。

私も調査して解らないものには「保留~」を付けますし、「参ったぜ」とか言っちゃうのです。

と、ここまで言ってしまうと、何となく先が読まれそうなので・・・。
調査開始です。


ビジネスについて。

ホームページを見てください。「タンクコンテナ」持ってます。これに液体を詰めては運ぶ。その後に洗浄して、また別の液体を入れる事が可能です。で運送はアウトソーシングなので行きは詰まっているけど、帰りは空ですって事はないと書いてますね~。

正直、今時どこの運送会社がそんな片道だけ荷物を運ぶようなビジネスをしているの?って思いますけど。日本では新しいビジネスなのでまあそこら辺はあまり気にしないようにします。

これはホームページの「企業理念」の所に「日本においてタンクコンテナの存在は殆ど知られていませんでした。世界的にはタンクコンテナの発祥であるヨーロッパとアメリカで流通していたものの、日本国内においてはその積載可能貨物や輸送方法の多くが不明であり、国内法体系も不備な状況」という事は、日本でやれば儲かるんじゃね?って事ですよ。

でもね、ここで一つ気になる事があるのです。これも「企業理念」のページね。

「タンクコンテナは、これら問題を合理的に解決し、かつ安全に輸送する容器として、国連の許可の下、特に危険品液体貨物の輸送手段として、欧米を中心に発展してきました」

国連と上手くやらないといけない訳ですね~。日本の政治とかのレベルではないですよ~。日本は戦争をしない、武器を持たない国なのでこういったタンクコンテナに怪しい液体を詰めたりはまずありませんからそういった部分での信頼は強いと思いますけどね・・・。


絶対このビジネスが発展出来ない国とか想像できますでしょ?


とまあ、なんて壮大な~って思いながら、数字を見てみます。(単位は百万円)


売上高 経常利益 純利益率 経常利益率 純利益率
2009年度 6,720 -754 -520 -11.2% -7.7%
2010年度 5,721 420 439 7.3% 7.7%
2011年度 7,161 505 300 7.1% 4.2%
2012年度 7,473 908 534 12.1% 7.1%
2013年度 7,331 1,119 662 15.3% 9.0%


いー感じですね~。
それでは、一人当たりを見てみましょうね。(単位は千円)


売上高 経常利益 純利益 総従業員
2009年度 93,334 -10,478 -7,223 72
2010年度 76,274 5,600 5,854 75
2011年度 53,439 3,769 2,239 134
2012年度 51,187 6,219 3,656 146
2013年度 43,382 6,620 3,915 169

これまたい~感じですよ~。
同業であり、過去に調査した9384内外トランスラインのそれを見比べると。


売上 経常利益 純利益 総従業員
2009年度 39,050 3,601 2,047 305
2010年度 27,556 2,551 1,250 317
2011年度 33,658 3,048 1,919 340
2012年度 29,227 2,439 1,325 429
2013年度 28,582 2,080 979 469


9384内外トランスラインよりははるかに儲かっているんだな~って思います。
さらには従業員の年齢も若く、30.6歳、年収は448万円ですね。ちなみにこれは、本社(提出会社)の従業員数ですので、本社の74人の平均って事ですね。

日本コンセプトは2010年は単体で2011年から連結になったのでその分、連結での従業員数が多くなりました。


両社で運ぶものは違いますが、危険物64%~って会社説明資料で書いている通りなので、そりゃあ一個当たりの送料(一個って言うか解りませんけど)が高くて、利益も高いってのは理解できますね。その分、リスクを負っている訳ですからね。

つーか、危険物取扱者とかの給料ってどんなもんなの?って事も考えちゃったりしますね。
これから高くなるだろうな~って。


でまあ、話を変えて、
会社説明資料を見てみると、世界中に12万基ほどタンクコンテナがあるという事で、この数はどんどん膨らんでいるので成長~ってなっています。さて、成長なのか、シェアの奪いあいなのか?ここら辺が気になる所です。


だって、売上が前年度より下がっちゃったからね。


という事でお客さんを見たいと思います。
売掛金。


NIPPON CONCEPT SINGAPORE PTE.LTD. 129,366
NICHICON EUROPE B.V. 78,508
インフィニアムジャパン株式会社 59,199
住友商事ケミカル株式会社 33,576
日触物流株式会社 32,069
その他 314,498
合 計 647,218

という事ですね。
やはりグローバルで売上ている会社ですから、日本の○○社、××社~ってなってなく、外国の会社も絡みます。そして、子会社も。


とまあ、色々見てきたものの、今後の売上、及び収益の予想は非常に難しいですね。何となく考える事は、タンクの数×稼働率で計算出来ちゃいそうだな~って思います。1606日本海洋掘削系で、この会社も掘削リグ×稼働率みたいな感じだもんね。


当社のバランスシートではタンクは74億円。前年度は70億円でしたので増えてますって解ります。そして、「タンクがどれ位もつの?」ってのも気になります。

「タンクコンテナ(貯蔵品):個別法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)」って書いてあって、年数では4年から20年ですって。所で、研究開発費はありませんが、タンクって結構単純なモノなのかな~って思っちゃいます。


・・・。いや~解ります?


こういった部分が有価証券報告書1期分では解らないのです。なので、機関投資家にこと細かく会社訪問で調査してもらいたいのです。


あと、ツッコミたい部分として借入金が多い部分ですかね。しかし、私的にストーリーを作るとすれば、この借入金、良い借金ですよ。事業において、リスクに直面したらかなりヤバくなる会社ほど、他人のカネでやる方が良いのです。

つまり、危険物が吹っ飛んで、損害賠償50億円~とかなったらどうします?当然、保険には入っていますが、全額カバーしてくれるって話になりますよね。となれば、何かが起きれば一瞬で吹っ飛ぶ会社な訳ですよ。ほとんどの会社に言える事ですが・・・。


当社の場合は特にその色が強そうに思います。なのでしっかり他人のカネでビジネスを行いましょう~。当社は長期で借りているのでその点もオッケーでしょ?タンクを最初に買ってそれを使って20年位コツコツと儲けるってビジネスなので借入も長期が普通だよね。


さらにツッコミ処を探すと・・・。デリバティブ損益の部分。デカくね?いくらのデリバティブやっていて、何パー動いたからその儲けの部分が損益で表記されてる訳だから~・・・。


株価を見てみます。

2,387円、実績ベースでのPER14.5倍、PBR2.78倍、配当利回り1.26倍です。収益に関しては横ばいって考えてます。配当に関しては、配当性向20%を当面の目安ってなっているのでごくわずかでも増配したほうが、投資家の気を引くように思いますね。今は30円なので。


私の投資判断は「保留」となりました。


私サイドの完全な情報不足ね。
となれば投資できませんよ。

12月17日に投資家説明会があるようですが・・・。一瞬だけ顔を出して、話の内容によっちゃあちょっと再調査かな~って思います。ってか20個くらい質問出来たらいいのにな~って思います。


最後に、

IPOラッシュは現在も続いているものの、なぜに当社のような安値で上場させられちゃうのでしょうかね?ちゃーんと、適正価格で上場させてほしいものです。上場して株価5倍に半年でなりましたとかってアメリカとかで起こったら(たまにありますが)経営者は激ギレですよ。

って事を考えながらも、上場直後の会社って結構おいしい案件かもって思ってしまうのです。一つ、勉強になりました。


がんばれ、日本コンセプト!!


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早速のレポートありがとうございます。
上場したばっかりなので実績が無いので分析が難しくて
ヨーロッパ発祥だったんですね。調べきれてなかったです。

片道輸送っていうのはタンクローリー車との比較で言っているそうです。
コンテナ寿命は20年程度だそうで洗浄して繰り返し使えるので丈夫に作られているようです。
劇薬が多く、専門知識や設備が無ければ詰め替えや洗浄が難しく、そこを競争力と利益率の源としているようです。

証券リサーチセンターのレポートがあるくらいで;;
http://www.holistic-r.org/c_info/9386/index.html

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
やっぱり1期分では難しいです。

証券リサーチセンターのレポートにつきましては、非常に教科書通りで、すべてのレポートが良い会社ですみたいなのであまりお勧めは出来ませんね。3分目を通すだけで良いと思います。かなり無駄な部分も多いと思いますので。

競争力に付いてはやはり、対国での兼ね合いになりますので大変かと思います。
なぜ、マクドナルドが世界中にあって、日本のそういったレストランが無いのかというのと理由は同じかと思います。


今後も応援よろしくお願いします。

> 早速のレポートありがとうございます。
> 上場したばっかりなので実績が無いので分析が難しくて
> ヨーロッパ発祥だったんですね。調べきれてなかったです。
>
> 片道輸送っていうのはタンクローリー車との比較で言っているそうです。
> コンテナ寿命は20年程度だそうで洗浄して繰り返し使えるので丈夫に作られているようです。
> 劇薬が多く、専門知識や設備が無ければ詰め替えや洗浄が難しく、そこを競争力と利益率の源としているようです。
>
> 証券リサーチセンターのレポートがあるくらいで;;
> http://www.holistic-r.org/c_info/9386/index.html
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

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ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

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