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3793ドリコム



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


3793ドリコムです。
最初はブログからスタートしたのですが、今は携帯ゲーム会社ですね。

まぁ、どこにでもある会社だな~って感じですよね。携帯ゲーム会社って。私の何社かそういった会社を調べたことがあります。3668コロプラ(レポートはこちら)とかね。


「じゃあなんでまた携帯ゲームの会社を調べるの」ってなりますよね。


理由として、

当社の設立が2003年、上場が2006年なんですよ~。上場までの成長も早かったし、他のゲーム会社よりも早く上場しています。現在は「ITっす」、「ゲームっす」って会社やっちゃえば結構上場までこぎつけるのが早い訳ですよ。

でまあ、すんなり赤字転落して、もしくは社長が持ち株売って退職しちゃう(テキト~な理由を付けて)とかね。とまあ信頼に欠ける訳ですよ。

しかも、上場で手に入れたキャッシュは使い道ないから「貯金~」とか「M&A」ってなる訳ですよ。上場して証券会社に手数料、M&Aすればこれまたアドバイザー料とかで証券会社に手数料って感じで証券会社が儲かって仕方ないのです。

で、挙句の果てにでっけ~「のれん」と「ソフトウェア」をバランスシートに乗っけるのは良いけれども(どちらも資産ね)、遅かれ早かれ特損で吹っ飛ぶ。


ってまぁ、近い将来起こるんじゃね?って思うのです。


そういった大局観をもって当社を見ると、過去にそんな感じで先に失敗している訳ですね~。でもまだ頑張って立て直しています。となると、今後、残るんじゃない?って思うのです。

この業界は、大きな動きがあって、一気にみんなやられて、残った会社が成長するって感じにならないでしょうか?9697カプコン、6460セガサミー、9766コナミ、9684スクエアエニックス、それに7974任天堂とかの関係みたいになるのではないかと・・・。


そんな感じで、調査してみます。


まずはビジネス。

HPを見れば、ゲーム会社だな~ってのが解る。ゲームに強みってあるのか知りませんが、余り名前が知らないタイトルが多い気がします。でも世界は自分を中心に回っている訳ではありませんので、それでもダウンロードしてプレーしている人はいます。


数字を見ます。単位は百万円。

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2009年度 609 -167 -634 -27.4% -104.1%
2010年度 1,608 69 253 4.3% 15.7%
2011年度 2,632 96 2 3.7% 0.1%
2012年度 7,188 1,348 804 18.8% 11.2%
2013年度 8,491 465 127 5.5% 1.5%


エクセルで計算しているからこういった数字になりますが、2009年度は純利益率マイナス100パー超な訳ですよ。何が起きたって考えたら特損以外ないでしょ?2009年度は「減損損失」で4.8億円ですね。2008年に事業再編損失で2.4億円、減損損失1.3億円だから、ある意味、1年ででっかく赤字もヤバイから、2年でとある事業を吹っ飛ばしてねって感じに見えるのです。2008年も6.4億円の赤字でした。


で、事業は再編された訳ですね。なので直近は黒字な訳ですよ。それでは、どのように再編されたって細かく調べるのは面倒なので、セグメントのを見ます。直近は「エンタメウェブ事業」、「マーケティングソリューション事業」、「その他」で構成されています。2010年度の有価証券報告書では「ビジネスソリューション事業」、「ウェブサービス事業」、「その他」でした。


変わってますね。


さらにはお客さんである売掛金を見てみれば、(単位は千円)


2013年度
グリー 株式会社 594,354
株式会社 ミクシィ 442,240
Apple Inc. 282,185
株式会社 電通 94,796
株式会社 ワンスター 3,534
その他 65,167
計 1,482,279

2012年度
株式会社 ミクシィ 800,372
グリー 株式会社 541,440
株式会社 電通 95,874
KDDI株式会社 55,265
株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 35,057
その他 134,226
計 1,662,238

2011年度
グリー株式会社 192,034
KDDI株式会社 131,287
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 94,440
株式会社ミクシィ 64,609
ソフトバンクモバイル株式会社 32,922
その他 104,757
計 620,053

2010年度
KDDI株式会社 166,699
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 96,113
株式会社ディー・エヌ・エー 40,973
ソフトバンクモバイル株式会社 40,765
株式会社ガイアックス 12,789
その他 63,813
計 421,153

2009年度
株式会社ベネッセコーポレーション 12,959
株式会社モコティ 8,589
富士フィルム株式会社 5,124
株式会社ジェイケン 4,509
株式会社バンプレスト 4,064
その他 47,760
計 83,005


そして決め手のセグメントで全体売上の10%以上である大口顧客です。

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
グリー - - - 2,859 3,558
ミクシィ - - - 2,702 3,203
KDDI 181 567 558 - -
エヌ・ティ・ティ・ドコモ  216 295 358 - -
アイ・イーグループ 352 337 - - -
ソフトバンクモバイル 250 217 - - -
シーエーモバイル 375 38 - - -


変わってますね~。

これらの部分と、さらに真面目に有価証券報告書を見て、当社を調査する際は過去2年調査対象になるな~って感じでした。それ以前は違う会社~って感じで考えても良いのではないでしょうか?まあ、トップと経営陣はそこまで変わってませんけれどね。


で、この2年ってどう思います?

ゲームなんて2年で売れなくなりません?
ライフサイクルってどう考えましょう?

恐らく、収益ってコツコツ入ってくる課金ですね~。それを土台に次にゲームをやって売れるか売れないかで決まる感じですね。そのゲームがコケたって解るまで、どれ位の期間でしょうか?

「機関投資家のアナリストさん、教えてください」って所ですね。
つまり、ゲームを作ってからリリースする期間、開発費用、人数、マーケティング費用、そのた費用とか、1ゲームごとに細かく計算したいのです。


当たり前ですが、ゲーム会社のIRとかに、次のゲームはどうっすか?って聞いたら間違えなく「今回はヒットしますよ~」とか言われておしまいなのです。


しかし、もしあなたがゲームオタクであれば、感覚で解る筈です。となればこういった業界に置いてはそこら辺のアナリスト以上に有利です。

アナリストとかってゲームやらないし、たいしてした事も無い、そんな時間あったら勉強していた訳ですね。

○○経済研究所の所長とかが偉そうに○○ってマンガは売れている、なぜならば~って新聞で言う訳ですよ。で最後にその人の名前と経歴が出ると・・・。新聞の手口ですけど。いや~2ちゃんねるとかの方がたまには役に立つ場合があるのです。


そういった感覚って必要ですね。


横道に逸れました。


とりあえず数字に戻りますが、売上だけ見れば結構しっかりしてきている。
なので全従業員ベースで一人当たりを出してみます。(単位は千円)


売上高 経常利益 純利益 総従業員数
2009年度 7,910 -2,166 -8,232 77
2010年度 15,173 654 2,385 106
2011年度 20,563 754 19 128
2012年度 34,391 6,451 3,848 209
2013年度 34,941 1,914 523 243


前述の通り、2年分くらいしかあてになりませんので2年分で見ると、純利益に開きがあります。この差は売上原価ですね。その中でも役務原価が2012年度が28億円で2013年度が47億円でした。

ここから掘り下げると長くなりますので、是非とも当社の有価証券報告書を見て、色々計算してみて下さいね。役務原価明細書がありますからね。PDFだと54.ページですよ。


でまあ、今の所、成長って考えるよりは、生き残れそうって感じですね。つーかこういった赤字が今後、ほかのゲーム会社で出たときに耐えられるかな~って考えますね。一応2138クルーズのレポートで有名なガンホー、グリー、DeNA数字を出していますのでチェックしてみて下さい。伸びればここら辺が目安ってなりますでしょ?


次に四半期を見ます。
ゲーム業界は長期で見るってのが難しい訳ですから。


売上高 経常利益 純利益 一株当たり
2012年度1Q 1,118 179 179 1.32
2012年度2Q     1,563 383 383 2.83
2012年度3Q 2,047 445 457 3.38
2012年度4Q 2,460 2 -214 -1.59
2013年度1Q 2,066 176 102 0.76
2013年度2Q     2,101 1 -9 -0.07
2013年度3Q 2,177 43 22 0.16
2013年度4Q 2,148 43 12 0.08
2014年度1Q 1,865 -61 -26 -0.19
2014年度2Q     1,682 -239 -156 -1.14


あ~コケてますね~。
こうなって来るとマジでダウンロード数、一人当たりの単価、損益分岐点とかを計算しなくてはならないので面倒~。


株価を見てみます。
84,000円。実績ベースでのPER87倍、PBR5.7倍、配当はありませんね。


私の投資判断は「却下」です。


見て解りますでしょ?私の投資のアイデアを知ってる読者さんなら。
しかし、こういった会社です。四半期と新しいタイトルなどの投入に関してはしっかりチェックしたい所ですね。


最後に、
ゲーム会社って費用がそんなに必要ありません。昔の工業時代と違ってね。ある意味、クリエイティブな仕事かも知れませんが、参入のハードルも下がります。なのでエコノミクス的に考えれば商品のライフサイクルも短くなると・・・。

そんな経済とか偉そうな事を考えて投資をすると、やはりゲーム会社って長期での保有は難しくなりますね。

ネットの発展でほぼすべての人が恩恵を受けていますが、投資に関しては一昔前よりは難しくなったな~って感じるのです。


がんばれ、ドリコム!!


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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

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