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4820EMシステムズ



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


4820EMシステムズです。
またまたブチ当たりましたね。システム屋です。当社は調剤薬局向けに特化しています。

○○に特化したシステム屋って過去にもいっぱい調べているのですよね~。「スーパー投資顧問 システム」で検索すると私のレポートがかなり出てきます。


四季報によれば、国内シェア3割ってなっています。四季報の「特色」って会社に丸投げなんでしょうかね?○○で首位とか、首位級って良く書いてありますよね。ほんと微妙。ってか当社の場合、やはり医療分野な訳だから、厚生労働省が色々絡んだり、つーことは「先生」も必要だろうし、独占は難しいのかなって思ったりする。なので3割以上は無理じゃねって既に成長は頭打ちかもしれない、なんてネガティブに考えてみるのです。


調査に至る理由として、「自社努力で成長してきた企業である」と考えるのです。そこら辺は株主構成や役員、沿革を見ると解るのです。

大株主が大手であったりすれば、子会社な訳で客はその大手って事です。「沿革」については4769インフォメーションクリエーティブのレポートでもあるように設立してすぐに日立と取引出来ちゃうみたいな事ですね。役員については、それぞれのバックグラウンドがバラバラの人を集めてチームを作っている感じがするのです。成長が止まっている会社であれば、全員プロパーとか、大株主が大手であればそこからの天下り的人事があるのです。


という事を考えると当社はまだまだチャレンジしていくのかな?って気になります。


という事で、調査開始です。


ビジネスについてはホームページを10分間、探検すれば解ると思います。基本はシステム屋であるって事を理解しておけば良いでしょうね。もちろん見ておくのは数字と、その数字が何によって作られているかです。

単位は百万円。

売上高 経常利益 純利益 純利益率
2009年度 8,777 -1,356 -1,242 -14.15%
2010年度 9,818 -493 -517 -5.26%
2011年度 8,202 318 1,150 14.02%
2012年度 9,014 977 448 4.97%
2013年度 10,257 1,766 1,076 10.49%


2009年の赤字についてですが、営業利益の時点で赤字だったのです。売上高から売上原価引いて、販売費及び一般管理費引いたら営業利益になるので、もう完全アウトみたいな感じですね。

リーマンショックで売上が100億いかなくなって(前年は100億超)カネ使いすぎていたから赤字って考えて良いでしょう。

つーか、相当派手に使っていたように思います。だって2009年度に激しく特損も出て無くてスッゲー赤字を出しているのです。


初めこの赤字を見たとき、「はは~ん、特損ですね~」って思いました。ちょっと赤字になるとその勢いで「特損」を思いっきり出すって話は結構レポートで書いたと思います。それが営業利益の時点で赤字ならなおさらです。さらに付け加えると、一族経営の会社の場合が多いです。


だって、赤字出しても社長はクビになりませんからね。


雇われ社長であれば首が飛ぶので社員の給料と研究開発とか削って、さらには持ち株売ったりして何とかトントンにする。社長は社員を「人財」と思っていたら社長なんてできませんよ。1000人の給料を下げて、自分の給料は何とか維持するのです。仕事の報酬は「カネ」で判断してください。


まあ、一応そうでない会社も多少ありますがね。
基本、この話をするときはとある自動車メーカーを考えてみて下さいね。


話がそれましたが、売上はリーマン前の水準に回復しようとしています。では一人当たりはどうでしょうか。

こちらも百万円。


売上高 経常利益 純利益 従業員数
2009年度 15 -2.3 -2.1 601
2010年度 17 -0.9 -0.9 574
2011年度 17 0.7 2.4 484
2012年度 17 1.9 0.8 527
2013年度 18 3.1 1.9 572


売上が止まった様に見えます。利益に関しては何とも言えない感じですね。


そして売上については売掛金で見ればオッケーです。


売掛金
2013年度
メディパルホールディングス 369
スズケン 188
アルフレッサ 158
ケーエスケー 87
薬進 84
その他 1,292
合計 2,177

2012年度
メディパルホールディングス 336
スズケン 160
アルフレッサ 123
ケーエスケー 96
薬進 53
その他 1,140
合計 1,908

2011年度
メディパルホールディングス 387
スズケン 150
薬進 128
ケーエスケー 82
アルフレッサ 75
その他 926
合計 1,748

2010年度
メディパルホールディングス 364
高園産業 172
スズケン 108
総合メディカル 86
アルフレッサ 83
その他 566
合計 1,379

2009年度
メディセオ・パルタックホールディングス 313
高園産業 182
スズケン 116
アルフレッサ 74
総合メディカル 44
その他 567
合計 1,297


セグメントで見ればメディパルが10%超えたり超えなかったりなので一番デカイ顧客って事になりますね。ってかメディパルは医薬卸で超デカイ会社でしょって事が解っていれば何となく理解できますよね。アルフレッサもスズケンも同じでしょ。

時価総額

9987スズケン 3,006億円
2784アルフレッサHD 2,873億円
7459メディパルHD 2807億円
3151バイタルケーエスケーHD 436億円

で、当社は161億円なので、規模としても大手と取引するには一応オッケーなレベルの時価総額ですね。しかも東証一部ですし。

やっぱりシステム屋で時価総額15億円とかだと、なんかヤバい訳ですよ。吹っ飛んだらバックアップとかもすべてダメになりそうだし。まあ、システム屋はそんな事ないって言いますけどね。

あとシステム屋で結構赤字が出ている所、こういった会社も安心できませんよね。


さて、ここからは気になる所を適当に書いちゃいます。

まず役員、前述の通り、色々なバックグラウンドからの人材、一応トップは決まっています。「取締役國光宏昌は、取締役社長國光浩三の長男であります。」ってなっていますので。


借入金については1年以内に返済予定の長期借入金の平均利率で0.8%だからまあ良くねって考えましょう。借入先もみずほとUFJ。2期前は三井住友銀行もありましたけど。その1期前は「祥漢堂」ってとこからも借り入れてる。

ここで深く考えてテンパらないでね。まあ、借りたんだねって事で良いのです。このカネはもしや~って程グレーでもありませんでしょ?


ストックオプションについて、直近は平成24年7月10日に決議、当社従業員229名とかすごくない。ほぼ半数に出しちゃうのです。使えるのは平成25年8月からなので、こりゃあ社員は燃えるでしょう。


といった具合で〆させてもらおうかと思うのですが、一応B/Sに付いて軽く言っておこうと思います。

良く、B/Sを見てレシオを計算しますでしょ。D/Eレシオとかインタレストカバレッジレシオ、さらには回転率とか。教科書によれば、経営が上手に行われているかの指標になるって書いてありますね。ある意味正解。

でも我々は経営が上手くいっているかは「いくらカネが入ってくるか」なんですよ。なんで結果の数字さえ見ちゃえば、この数値ってあまり関係ない訳ですよ。でももしさらにこういった部分に改良が加わればさらに良い結果になる可能性はありますが。

吹っ飛びそうな会社であれば、こういったレシオをしっかり計算して、どれ位「延命」出来るのかは計算したほうが良さそうです。


株価を見てみます。

1,985円。実績ベースでのPER14.1倍、PBR2.08倍、配当利回りは1.51%ですね。来季も配当は30円みたいなので配当金額は変わらずですね。


私の投資判断は「保留」となりました。


買いのタイミングが2010年から2011年に一度ありましたが逃してしまってるのです。で今はまあま解ってる数値ですね。さらには成長率も過去3年や5年の平均で計算したりしても、2015年位にならないと投資妙味が出てきませんね。基本株価は固定で考えてですよ。


こういった会社の場合、なるべく横ばいで業績は考えます。で、四半期の数字を適当に掛け算して直近の状況をチェックする感じです。

見た感じ、大株主にゴールドマン、クレディスイスもいるので、ヘッジファンドがある程度持っているようですね。


最後に、

やっぱりITバブルって良かったですよね。あそこでハチャメチャにIT会社が乱立して、でSEとかが生まれて、でそれを受け継いで今に至るのですよ。上場しているシステム会社の数を考えるとうんざりしますが、それだけ社会的に必要なのであるって事の裏付けでもありますし。

ただ、いつどのタイミングでIT、システムの世代交代が起こるのか、そういった事を考えてIT、システムについては素人ですが、数字からその世代交代の転換点を見つけ、投資によって大きな利益を上げれば良いなって、この手の会社を調査するたびに思うのでした。


がんばれ、EMシステム!!


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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

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