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1712ダイセキ環境ソリューション



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


1712ダイセキ環境ソリューションです。

土壌汚染に関するビジネスを展開している会社ですね。設立は1996年と結構新しい。上場は2004年でした。需給の時代背景が感じられます。

決算は2月ですね。上場企業で2月決算なのは201社ですので数少ない企業ですね。

なぜ2月に決算をする理由については、基本的にはビジネスが暇な時期だからですよ。もし国の税金使うビジネスであれば。年度末に完成させなきゃカネが入ってこないでしょ?そんな中でさらに決算とかやってたら、効率が悪い訳ですね。

大手だと8267イオンも2月決算です。イオンに関わる会社も2月ですね。私のレポートで2786サッポロドラッグストアーも2月決算ですね。

テクニックの一つですけど、小さい小売りが急に決算期を2月に移す時、イオンが水面下で動いている可能性がありますよ。


いきなり横道に逸れましたが、「土壌汚染」って聞けば、もう日本の成人における認知度は95%位あるんじゃないですか?つーかじゃあ、儲かりそうだなあって思うのです。

オリンピックが東京に決まったから暴騰した株がありますよね?そうです、つまり今後未来を考えるうえで、世界がこうなって日本がこうなって、人口が、増税が~ってな基本的道筋を建て、そのうえでそれに沿った会社の収益を計算し、株価と照らし合わせて、織り込まれているか、織り込まれていないかってのを考え、織り込まれてなければ買っちゃおう~ってのがバリュー株、割安株投資の基本なのです。


つまりPERとかPBR、配当利回りを見ても、あんまり関係ないのです。それらの指標って基本「過去」の数字で「今」の株価と考えている訳ですよ。


目が前に付いているのは前に進むためなのです。


という事で、偉そうな事ばかり言いましたが調査開始です。


ビジネスについてはホームページで色々書いているのを読みます。でわかった気になりましょう。ここの技術がヤバイからすげ~会社だぁ~とか言うのは考えない。順番ですよ。数字から見て凄ければすげぇ~会社だぁ~って感じるように訓練しましょう。

単位は千円です。

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2009年度 9,040,270 1,028,718 607,607 11.38% 6.72%
2010年度 6,991,115 651,524 377,738 9.32% 5.40%
2011年度 5,229,995 146,314 44,794 2.80% 0.86%
2012年度 7,227,499 400,196 208,997 5.54% 2.89%
2013年度 7,509,441 600,272 298,747 7.99% 3.98%


一人当たりの数字をまとめる。

一人当たり売上 一人当たり経常利益 一人当たり純利益 従業員数
2009年度 105,119 11,962 7,065 86
2010年度 81,292 7,576 4,392 86
2011年度 59,432 1,663 509 88
2012年度 86,042 4,764 2,488 84
2013年度 81,624 6,525 3,247 92


とまあ、一人当たりの売上は減少していますが、利益の金額で見れば、324万円儲けている訳で。まあ良しとしようって感じですよね。

決して余裕のない会社ではないですね。

社員のデーターを見れば、平均年齢41.6歳、平均勤続年数6.5年、平均年収629万円。新卒の給料で22.1万円ですね。まあ悪くないでしょ?

注意しておくのは2013年から連結になりましたね。2012年は単体。「当連結会計年度より、重要性が増したことにより株式会社グリーンアローズ中部を連結子会社として連結財務諸表を作成しております」って書いてあります。つまり、グリーンアローズ中部が儲かって来ちゃったから連結になりますって事です。

深く考えないようにして下さい。


で、ここでもう一つ考えて、結び付けて貰いたいのは従業員の人数ね。たった92人でホームページに掲載されている事業が出来ますか?ムリですよね。って事は仕事を受けたら外注って感じでしょうね。と考えると社員は営業、現場監督の資格を持っている人たちで構成されてそうだなあ~ってな考えになります。

ここら辺は機関投資家アナリストに会社訪問をしてもらい真偽を確かめたい所です。でもまあ、成長原価明細書を見ればこんな感じなので。

2011年度 2012年度 2013年度
Ⅰ 材料費 - 54 24,620
Ⅱ 外注費 2,517,041 3,835,506 3,580,506
Ⅲ 労務費 346,262 352,387 363,976
Ⅳ 経費 1,573,743 1,952,816 1,735,432

材料費の所です。2013年から数字が上がってきたのはグリーンアローズ中部の性ではないでしょうか?それ以外は丸投げみたいな感じでしょうか。


さらに、
当社の役員を見ると、バックグラウンドは元証券会社、、元信託銀行、元議員といった具合で固まっています。で、お給料も頭数で割れば1,800万円位の水準です。


熱心な読者さんであれば、なるほどってなりますよね?


じゃあ、後必要の情報って何?って考えると、売掛金と受取手形の欄です。つまり客は誰だ?って事ですよね。

手形
2013年度
清水建設株式会社 49,400
株式会社奥村組 28,650
名工建設株式会社 28,500
株式会社大林組 26,876
株式会社光 21,000
その他 31,947
合計 186,374

2012年度
株式会社間組 86,900
大成ロテック株式会社 58,610
コーセン建設株式会社 49,748
鈴中工業株式会社 33,000
株式会社大林組 15,833
その他 78,597
合計 322,689

2011年度
株式会社長谷工コーポレーション 37,580
株式会社鴻池組 17,020
株式会社NIPPOコーポレーション 11,182
日本エンジニヤー・サービス株式会社 11,007
株式会社ナゴヤセーレン 6,260
その他 37,591
合計 120,640

売掛金
2013年度
大成建設株式会社 129,696
株式会社タケエイ 91,448
清水建設株式会社 68,174
株式会社アーサー技建 48,796
太平産業株式会社 48,272
その他 724,392
合計 1,110,781

2012年度
株式会社間組 98,933
株式会社オキ・コーポレーション 77,542
株式会社フジタ 67,381
株式会社タケエイ 54,460
日本国土開発株式会社 52,072
その他 508,861
合計 859,250

2011年度
株式会社伊達建設 83,721
共立建設株式会社 79,311
ジェイアール東海コンサルタンツ株式会社 67,200
株式会社ダイセキ 66,057
清水建設株式会社 61,289
その他 753,293
合計 1,110,873


とまあ、こういった会社の土壌調査をよろしくって言われて仕事をする訳ですね。


で、さらに気になる部分を見ると、借入金ですね~。
バランスシート上では、短期借入金12億円~ってなってます。前年度は6.7億円、3年前は9.5億円です。

まず借入金については色々なレポートで書いてますが、長期が一番安全で次に短期、かなりやばくなるとシンジケート(協調融資)みたいになるのです。シンジケートについては、国策で今後儲かるからカネを貸すっといった具合もありますね。でも失敗したら終わり、3165フーマイスターエレクトロニクスのレポートで散々書きましたね。

ある意味、誰を責める事の出来ない借入金ですね。税金が無駄になるだけですので。


で、そんな感じの歪んだ考えを持ちながら12億円の短期借入金を考えます。

金利0.3%・・・。リスクフリーかよって思います。

借入先は
株式会社三菱東京UFJ銀行 200,000
株式会社みずほ銀行 200,000
株式会社三井住友銀行 200,000
株式会社中京銀行 100,000
株式会社名古屋銀行 100,000
株式会社大垣共立銀行 100,000
株式会社滋賀銀行 100,000
株式会社山口銀行 100,000
その他 100,000
合計 1,200,000


「営業借入」じゃん。
4349テスクのレポートで書いてありますので読んでみて下さい。
9639三協フロンテア(二回目)でも同様の営業手法を取ってない?


で、まあ、結構大きな金額だし、時価総額は小さいし~とか思う人は色々レシオを計算してみれば良い。つーか銀行が0.3%って何時間も検証してこの数字をたたき出したのですから「良し」として下さい。


1億円借りて、年間30万円しか金利を払わなくて良いと・・・。
いや~10億円借りてヘッジファンドやりて~って思っちゃいますよね。無理ですけどね。

あと色々な部分を見て回りましたが怪しい部分はほとんどなく、シンプルでした。

当社は決算説明資料がありますのでそれも読んでみるとまあまあ参考になりまよ。

株価を見てみます。
1,740円。実績ベースでのPERは34倍、PBR2倍配当利回り0.34%です。


私の投資判断は「却下」となりました。


私がはじきだした成長率をかけても、私の投資ターゲットの数字に達成出来ないのです。私の場合、とんでもない成長が期待できる企業でない限り、PERは10倍以下が良いのです。となると来季の収益が3.4倍、もしくは株価が511円にならないと、といった計算になるのです。

で、さらには企業業績に変化がありそうなカタリストは日本にはありますが、当社内には無いように見えました。


私がただ、「土壌汚染」という単語に反応しただけなのです。


最後に、

有価証券報告書って数字ですが、その数字を作っているのは人なんだなあ~というのが解ってくる会社でしたね。

という事を考えると、つまらない有価証券報告書も楽しく読めるのではないでしょうか?で、何か面白いポイントを発見したら、色々コメント下さい。


がんばれ、ダイセキ環境ソリューション!!


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萩原工業

こんばんは。
ちょっと気になったので裏事情等ご存知でしたら教えていただきたいのですが、
萩原工業さんの株価について、
日経平均等の上昇に置いていかれているなぁと思っていたら、増資が発表されました。
これって情報を知っているファンドが株価を抑えていた!なんてありえますかね?

まぁ週明けから大きく下落すれば長期的に見れば買いなのでしょうけど。

Re: 萩原工業

私の経験ではほぼ、伝わってますよ。基本的に証券会社が増資を引き受けて、もしも売れ残ったら担当者は土下座、クビですね。なのである程度、客の反応は見ているはずです。

ただ、空売り残高には出てきてません。しかし、貸株制度がありますので恐らく、貸株で売っている事が考えられます。これは空売り残高には報告の必要が無いからです。

ってかこのタイミングも微妙です。株価が割安の時の増資ですし、さらには10月決算です。大抵アナリストの訪問が許されるのが決算1か月前位です。しかし、増資が9月に予定されていれば、9月中旬位に訪問することは出来ないと思います。

「サイレント期間」って言います。

で、ダメってなれば、基本的にアナリストは「ディール」を考える可能性はあります。

今後とも、よろしくお願いします。

> こんばんは。
> ちょっと気になったので裏事情等ご存知でしたら教えていただきたいのですが、
> 萩原工業さんの株価について、
> 日経平均等の上昇に置いていかれているなぁと思っていたら、増資が発表されました。
> これって情報を知っているファンドが株価を抑えていた!なんてありえますかね?
>
> まぁ週明けから大きく下落すれば長期的に見れば買いなのでしょうけど。
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

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