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2162日本マニュファクチャリングサービス



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

2162日本マニュファクチャリングサービスです。(にっぽんって読むらしいです)
製造業の請負の会社ですので。工場も持っていて、さらに人もいると。中国やマレーシアとかにも子会社があります。

製造業ってほとんどが単純作業で、マジで技術を使う部分って製造工程の5%は無いだろうなあ~って色々なアナリストの方がそういっているのです。じゃあ残り95%は単純なんで、なるべく安く仕上げたいのですね。そこで、当社が登場するのです。

自動車会社とか超大手のメーカーであれば、ねじ締めとかの作業でも何百万もする機会を買って(作って)それに任せる事が出来ますが、そうでない企業はというと、こういった会社を利用するんでしょうね。


当社は読者さんからコメントで頂いた会社でもあり、ツッコミ処がまあまああります。そして今までに書いてない話がここで書けるのでレポートしようと思いました。


早速、調査開始です。
ビジネスについて、

製造派遣、請負をしています。ホームページの通りです。ただ、ちょっと解りにくいですね。
簡単に言えば、どこかのメーカーで95%の単純作業を給料を支払って自社の社員にやってもらうより、もっと安くやってくれる人、会社がいればそこに任せた方が経営的には良いって事ですよ。単純作業なので技術の流出はありませんね。

で、簡単に当社の平均年収を見ると大体「250万円」超ってなってます。で、売掛金の欄を見ると

NECネットワークプロダクツ株式会社 254,501
株式会社 IHI 177,586
タイコエレクトロニクスジャパン合同会社  158,800
セイコーインスツル株式会社 117,773
シャープ株式会社 107,478
その他 1,025,249
合計 1,841,390

ってなっています。これ、2013年度ね。EDINETで頑張れば5年分はみる事が出来ます。で、シャープやIHIは上場しているので、平均年収とか解りますね。

見てみれば、外に出した方が安上がりってなるのです。もちろんお互いに「平均」で比べてるので多少の違いはあるけど、でもまあ、お互いに平均なのでフェアな比べ方ではあるのです。


という、感じで当社が発展してきたのですね~。売上を見ても結構右肩上がり。ただし、これまた数字を色々とって計算してみます。単位は千円。

売上高 純利益 純利益率
2009年度 14,822,278 -152,522 -1.03%
2010年度 11,224,269 230,016 2.05%
2011年度 20,675,692 907,677 4.39%
2012年度 31,832,434 1,356,226 4.26%
2013年度 38,869,870 235,501 0.61%

で、さらに一人当たりにすると
従業員数 一人当たり売上 一人当たり純利益
2009年度 3,300 4,492 -46
2010年度 3,381 3,320 68
2011年度 3,820 5,412 238
2012年度 7,571 4,205 179
2013年度 6,601 5,888 36


キツいね~。
まあ、今後企業業績を調査するのに頭数×利益って考えれば良いだけなんだ~って解りますよね。

後は、従業員数ですが、従業員数でカウントしてるんですね~って事は簡単に登録派遣ってな感じではなく、社員として登録、派遣ってなっているのですね。なんかごちゃごちゃになっちゃいますが、言いたい事は日本の失業率が下がるって事、この方法を取っているとね。


ごくわずかですが・・・。


ってなると例の国策を理解している会社なんで上場オッケーってなりますね。


順番が逆になりましたが【沿革】を見るのです。コピペですが【】の部分に私が脚色しました

「オーキッド・エアロスペース株式会社」の商号で設立されました。【でも儲かんなくてヤバい、って事で】その後組織変更。【コネがあったのか知りませんが、企業再生、上場売り抜けが出来る野村證券が大株主の】株式会社ジャフコ・エスアイジーNO.2に変更して、NMSホールディング株式会社に変更して、日本マニュファクチャリングサービス株式会社(以下旧NMS)という事でした。


ジャフコ・エスアイジーってファンドが入れば、もう上場請負ファンドな訳ですよ。ジャフコ・エスアイジー No.7がらでぃっしゅぼーやでしょ。ジャフコ・エスアイジーNo.11がキュービーネットでしたね。「ジャフコ・エスアイジー」で調べれば出てきます。


もう、投資資金は何としても上場して回収するのがジャフコ流です。ジャフコ社のIPOの実績の数字を見れば解るはずです。


という事で、今後当社がどのように成長するのか、というような戦略を描いているのは経営者、一部の株主だけの可能性もありますね。

でまあ、そういう大きな味方がいるんですね~。という事を考えると、短期、長期の借り入れでここまで買い入れが可能なのです。

短期借入
相手先 金額(千円)
株式会社三菱東京UFJ銀行 634,000
株式会社三井住友銀行 603,800
株式会社商工組合中央金庫 195,000
株式会社りそな銀行 245,988
株式会社みずほ銀行 221,000
三井住友信託銀行株式会社 40,000
合計 1,939,788

長期借入
株式会社三菱東京UFJ銀行 347,000
株式会社三井住友銀行 243,900
株式会社商工組合中央金庫 75,000
株式会社りそな銀行 463,868
株式会社みずほ銀行 388,823
合計 1,518,591


後、特筆する部分では、負ののれんですかね~。のれんの逆ですよ。7844マーベラスAQLのレポートでも書いてありますね。

売る方も売る方ですが、買う方も買う方だよね~って気付きません?

言ってみれば会社の価値より安く買い取った事になるのです。色々なパターンがありますが、基本的なアイデアとしては、当社が圧倒的に強くて、相手先が弱い部分があるって事。7844マーベラスAQLのその業界では強そうでしょ?


例えば、A社がB社を買収しようとしている。A社、B社の時価総額は同じくらい、でもA社のほうは銀行借り入れがデカくて銀行に顔が利く、B社も多少銀行借り入れがある。それぞれ買い替えの時期に来てA社は普通に借り換え、でA社の性格の悪い社長が「B社を買いたいんでB社の借り換えに応じないでくれ」ってなる。となると方法として最終的にB社はA社に買われる羽目になる。しかもディスカウントでしょ。こういった場合。


以上のような事をA社社長に吹き込むのは大抵日系ファンドとか銀行、証券会社の奴らね。外資の人たちは自分たちが表に出てやっちゃいますからね~なので外資は嫌われるのですね~。

負ののれん益は2012年度の11.4億円の事ですよ。


それと、全体売上比率10%超えの報告セグメントが必要な子会社が多すぎる。本気で投資するにはここまでは調べる必要ありですよ。この4社ね。

志摩電子工業(香港)有限公司
株式会社テーケィアール
TKR MANUFACTURING(MALAYSIA) SDN.BHD.
TKR HONG KONG LIMITED



まあ、そんなこんなで株価を見ましょう。
41,050円。実績ベースでのPER17.8倍、PBR1.12倍、配当利回りは0.73%です。


私の投資判断は「却下」です。


成長は売上だけで利益の成長は難しい。ビジネスとしてかなり厳しい状況になっているって判断です。配当金、自己株式取得を合わせた総還元性向において20%を中期目標となっていて投資妙味は感じない。今後も調査はしなくても良いかと思います。


最後に、

読者の方はもれなく、四季報を持っていると思いますが、四季報ベースですと良い会社に見える事ってよくあるんですね~ただ、やはり、辞書的な役割で使用して、投資に関しては有価証券報告書をしっかりみる事ですね。


がんばれ、日本マニュファクチャリングサービス!!


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ずばり「2162」を四季報でみて気になりました・・・。
売り上げが伸びても利益が成長しないと厳しいですね。
今後は利益面が成長していく余地があるか見ていこうと思います。
今回のレポートを参考に次の銘柄選びをしていきます。
大変勉強になるレポートありがとうございました!
またよろしくお願いします!

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
四季報だけではやはり情報が足りないと思います。
有価証券報告書も是非とも読んでみてください。

今後とも応援よろしくお願いします。

> ずばり「2162」を四季報でみて気になりました・・・。
> 売り上げが伸びても利益が成長しないと厳しいですね。
> 今後は利益面が成長していく余地があるか見ていこうと思います。
> 今回のレポートを参考に次の銘柄選びをしていきます。
> 大変勉強になるレポートありがとうございました!
> またよろしくお願いします!
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