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5695パウダーテック



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


5695パウダーテックです。
そのままですが、パウダーを作っている会社ですね。何をやっているかはホームページを見れば3秒で解ります。

3年間位ずっと、割安スクリーニングで出てくる銘柄です。つまり、動かない株。

動かない理由は調査をすれば解ります。ただ、理由をダラダラ述べてもつまらないので数字で追っていきましょう。また、ちょっとマニアックな話も織り交ぜ、一応手抜きではない事を証明したような金曜午後のレポートに仕上げます。


ビジネスと数字を見てみます。

ビジネスはホームページの通り、有価証券報告書の沿革では「昭和41年4月、三井金属鉱業㈱と㈱南悠商社の折半出資により日本鉄粉株式会社を設立」ってなってます。で事業は2つ

キャリア事業
主に複写機・プリンター業界向けに電子写真用キャリアを生産・販売しております。主な関係会社は、パウダーテックインターナショナルコープ及び武蔵産業

鉄粉事業
カイロ用、粉末冶金用などの各種鉄粉と、主に食品業界向けに鮮度保持用として脱酸素剤、酸素検知剤を生産・販売。ワンダーキープ高萩が主にやってます。

で、当社は子会社4社及びその他の関係会社2社で構成なのでほかの会社は?って有価証券報告書を読み進めると、「非連結子会社㈱ピーティーエスは、当社の事業に関連する物流等の受託業務を行っております。」ですって。

怪しい子会社とかは何にもございませんね。
非常にシンプルでよろしい。


で直近の数字はというと。(千円単位)

売上高 純利益 純利益率
2009年度 9,258,668 237,621 2.57%
2010年度 8,256,385 218,913 2.65%
2011年度 9,375,014 610,614 6.51%
2012年度 9,881,392 571,914 5.79%
2013年度 9,357,798 577,292 6.17%

です。売上も対して変わらない。利益に関しては2010年度を境にちょっと改善しています。まさか、リーマンショックを気に人の給料とか減らしてんじゃね~だろうなぁとか、技術で勝負なのに研究開発費を減らしているのではって疑うのです。

従業員数 臨時雇用者数 年収 平均勤続年数 研究開発費
2009年度 213 57 6,929,397 15.7 539,198
2010年度 226 56 6,552,652 15.7 401,902
2011年度 229 60 6,542,117 15.6 453,051
2012年度 233 62 6,766,670 15.8 448,684
2013年度 224 58 6,881,923 16 411,259


減ってない。良い事です。

ここは減らしちゃあダメな部分です。ヒト・モノ・カネの三本柱ですので。とある製薬会社なんかは研究開発費を思いっきり削減して利益を大きくしちゃったのです。でその取り分は社長の懐に入る。で研究の成果が出る5年、10年後はその社長の任期は切れてもうその会社にすら居ない訳ですよ。

社長の任期なんて所詮2年とか4年何だし。特にお座り社長の場合。となると次か次の社長当たり売れる新薬が激減しちゃうって寸法。


給料減らすのは社員のやる気に直結ですね。


でまあ、研究開発費についてもうちょっと言っておきますが。良く250百万円とかキリのいい数字とかが見受けられます。例えば自動車部品の会社ね。こういったのは自動車会社の大手が研究所を作って、色々な部品会社にカネ出せって言って出させます。そうなるとそれも研究開発費です。

でもね、出来上がったモノの特許は誰のモノになるの?

ジャイアンのモノになる訳ですね。

「出した金額で特許を山分けしましょう」ってのもダメ、誰か、またはどこかの会社に帰属しないといけませんね。で、出来ちゃったら海外で作らせたりしちゃうのです。そうやって日本の自動車部品は廃れてきてるのです。


で、当社の研究開発費は千円単位で細かい。


って事は、自社で開発しているのかな~って思います。全部、または一部かもしれませんが。
でまあ、現在も売上の減少もそこまで激しくないので強みはあるのでしょうね。

で、話を戻しますが、

じゃあどのように利益率を改善したのだろうって過去の有価証券報告書を見れば何となく経費の無駄遣いなのでしょうね。でも、営業、ビジネスはカネがかかります。仕方ないし、我々が文句を言っても何ともコントロール出来ない部分です。でもまあ、改善されたので利益率が2011年からは良い。細かい計算はしません。材料費とかのね。


売掛を見ると、

相手先 金額(千円)
武蔵産業㈱ 229,811
富士ゼロックスマニュファクチュアリング㈱ 245,807
パウダーテック インターナショナル コープ 144,271
フロイント化成㈱ 96,809
FDK㈱ 69,012
その他 415,899
計 1,201,611

こんな感じで過去5年でもほとんど変わらない。
多分、営業にそんなにカネをかけなくてもお客さんは逃げないのでしょうね。


全体の10%を売っているセグメントの欄でも同じ。

富士ゼロックス % リコー %
2009年度 1,666,169 18.00% 1,176,494 12.71%
2010年度 1,651,126 20.00% 901,622 10.92%
2011年度 1,905,528 20.33% 1,110,487 11.85%
2012年度 2,294,448 23.22% 993,410 10.05%
2013年度 2,400,812 25.66% - -

富士ゼロックスは本当は富士ゼロックスマニュファクチュアリングって会社ですが、長すぎたので短く。ってか、リコーの売上が落ちても、全体的にそこまでダメージではない。


変わらない~。


でさ、株主も変わらない。

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
株式会社南悠商社 36.85 36.85 36.85 36.85 36.85
三井金属鉱業株式会社 34.55 34.55 34.55 34.55 34.55
株式会社常陽銀行 4.44 4.44 4.44 4.44 4.44
パウダーテック従業員持株会 2.4 3.11 3.05 3.2 2.98
三井生命保険株式会社 3.11 2.69 2.94 2.97 2.61
HSBC 1.64 1.64 1.64 1.64
株式会社千葉興業銀行 1.11 1.11 1.11 1.11 1.11
新沢 正治 0.59 0.61 0.62 0.67 0.7
黒田 兼司 0.5 0.5 0.51 0.51 0.51
松浦 行子 - - 0.43 0.49 0.49
資産管理サービス - 0.48 - - -
日本トラステイ 2.2 - - - -
計 86.28 86.03 86.18 86.49 85.94


個人株主も
株主数 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
政府及び地方公共団体 ─ ─ ─ ― ―
金融機関 6 5 5 5 6
金融商品取引業者 4 3 5 4 4
その他の法人 20 19 20 21 21
外国個人以外 3 3 4 3 2
外国個人 ─ ─ ― ― ―
個人その他 516 503 526 517 517
合計 549 533 560 550 550


変わらない~


で役員を見てみると、

会長、宮村眞平さん、1934年8月3日生まれ、三井金属鉱業出身
社長、隅田洋さん、1952年3月14日生まれ、三井金属鉱業出身
以下省略

って事で何が言いたいのか大体ご理解頂けるかと思います。


で、あとは何が必要情報であるかを考えると。
2012年度 2013年度
機械装置及び運搬具 5,951,864 6,591,992
減価償却累計額 △5,031,664 △5,361,910
機械装置及び運搬具(純額) 920,199 1,230,081

という事でキャッシュがあってもそのキャッシュはカネを生み出す本業の機械の修理とかに化ける可能性が高いって事です。

当たり前ですが、製造業で一気に新品の機械に変更するのって難しいのです。だって技術躍進でその機械で作る製品が全く意味をなさなくなる恐れもあるし、社員のトレーニングもしないと行けないし。もしくは当時の機械をもう一度作れる会社も既になくなってるとか、様々な理由がありますよね。なので製造業って古い機会を直し直しで使っていくのです。


そういう修理パーツばっかり作っている会社って儲かりそうだな~。


株価を見てみます。

290円、実績ベースでのPER7.45倍、PBR0.65倍、配当利回り3.45%です。
で、PERについては利益の伸びか、株価の下落でさらに割安に、PBRについてはまあ、カネの使い道やその他、カネに換算したらいくらかなって考えるとちょっと高くなるね。

配当はここ5年8円、7円、10円、10円、10円です。先が読めませんね。で変わらない会社ですのでいきなり配当15円~とか20円~とかはやってくれなさそう。


私の投資判断は「保留」となりました。


変化が無いんですよ。まあ、コロコロ変わる会社よりははるかにマシですけど。ただ、あるタイミングで変化が訪れたときは投資妙味が出てくると思います。そのタイミングで再調査ですね。


最後に
いわゆるモノ言う投資家は日本文化ではかなりビジネスがやりにくいのです。こういった会社の株をまあまあ買ってくれてある程度文句を言って構造改革をしてもらいたいのですね。で結局株価も上がり、会社も、ファンドも満足すればオッケーなのですが、そこにメディアが入ってくる訳ですね。

で、基本ファンドの奴らは若いので経営陣とのやり取りが非常に微妙な絵になるのです。となって叩かれました。

最近のN経新聞には中小型株が割安が多いんだ~って書いているえら~い方がいますが、全体の平均値をとっているのでまったく意味がありません。当社のような、余り買う理由が発生しない会社が数多く存在するのですね。

やはり、株主、会社、世間一般で動かそうって気持ちにならないと、日本の競争力は上がらないんじゃないかって言う、デカイ事を言って本日のレポートは終わりにします。


がんばれ、パウダーテック!!


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レポートお疲れ様です。
今、日本マニュファクチャリングサービス「2162」に注目しています。
海外で順調に受注を拡大していることや、日立の工場を買収したことで長期的に業績が拡大していくと思うのですがどうでしょうか?
良かったらアドバイスお願いします!

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
2162日本マニュファクチャリングサービス、ささっと見ました。
多少、ツッコミたくなる部分を発見しましたので時間があるときに真面目に調査をしてみようと思います。

今後とも、応援よろしくお願いします。

> レポートお疲れ様です。
> 今、日本マニュファクチャリングサービス「2162」に注目しています。
> 海外で順調に受注を拡大していることや、日立の工場を買収したことで長期的に業績が拡大していくと思うのですがどうでしょうか?
> 良かったらアドバイスお願いします!

返信ありがとうございます。
自分的には通期での計画はとても良い数字なんですが、
前期で赤字になっているので、計画達成出来るかが気になってます。お時間が空いてるときに調査してもらえたら嬉しいです!
これからもレポート楽しみにしてます。

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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

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