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2911旭松食品



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

2911旭松食品です。
食品卸、販売をしている会社です。凍豆腐が強みですが、凍豆腐って何ですかってな感じですね。当社のホームページ内、商品カタログを見ればなるほどって理解できるビジネスです。


過去、取り上げた銘柄であれば、

2901石垣食品
2708久世
2806ユタカフーズ

に近い感じの会社ですね。

2925ピックルスコーポレーションなどもまあまあ近いと思いますね。

これらの会社って大抵こんな感じです。

戦後位に食料供給が厳しい時代に創業、安定した供給網を確保した事が当時のビジネスの強み。ビジネスは成功しキャッシュが積みあがる。取引先の株を買いまくる。その後、1990年のバブル期前後に上場。

その後、大型商社の参入、外資の参入によって供給過剰になる、さらにはスーパー、コンビニなどもプライベートブランドと称して低価格品を投入、価格競争も始まる、でデフレって言った流れで・・・。

まあキツい時期に来ている訳です。こういったビジネスは。

で、割安スクリーニングをすると結構こういうビジネスの会社が出てきて、その中で当社を発見したのです。


という事で、調査してみます。


ビジネスについて、
当社のHPで大体解りますよね。で有価証券報告書に書いてあるセグメントは食料品事業とその他になります。でも、年商が100億円位ですので、細かなセグメント分析は必要なし。全員でそれくらい売上たのかとか利益がどうのこうのでオッケーです。


数字を取ってみましょう。単位は千円。

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
売上高(千円) 18,034,597 17,346,309 15,211,970 10,452,805 10,363,596
経常利益 -674,224 -74,789 514,539 58,187 -29,309
当期純利益 -2,135,557 -178,282 -2,055,004 881,655 -265,890


直近3年分の数字を説明すれば、

2013年度は普通にビジネスが進み、赤字。
2012年度は黒字だけど、年間50億円位売っていた納豆事業をミツカングループに14億円で売却した利益が反映されている。(そのIRはこちら
2011年度の大赤字は事業構造改善費用の特損2,433,885千円。

となっているのです。
前述の通り、セグメントは食品とその他なのでこの納豆事業がどのように当社に影響を与えたかをこと細かく計算する事は困難ですが、ある程度数字の足し引きでなるほど~って考えておきましょう。

で、当社の言い分もちゃんと聞きます。

「平成23年3月末に納豆事業から撤退し、凍豆腐や即席スープを中心とした加工食品などのコア事業へ経営資源を投資してまいりました。」

「販売価格の下落は続き、重油、LPガス等の燃料価格の高止まりや主要原材料の大豆価格の高騰が継続するなど」

「浅漬けの素」は本年4月に一部不備な点が見つかったため自主回収を行うこととなり、現在販売を休止。
「役員報酬、管理職給与等の減額による人件費の削減や経費のコストダウン施策を継続実施し圧縮を進めてまいりました」

はい、充分解りました。


色々な数字を見てみます。

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
社員数 405 378 345 284 281
平均年齢 40.4 40.3 40 40.1 41.4
勤続年数 15.6 15.8 16.1 16.7 17.6
年収 4,421 4,339 3,972 4,450 4,190

(千円) 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
取締役 71,189 55890 54,165 54540
監査役 8,295 6720 7,665 7980
社外役員 7,200 4800 6,900 7200

人数 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
取締役 10 5 5 4
監査役 1 1 1 1
社外役員 2 2 2 2

ちなみに2010年は基本の金額に退職金で101,300千円が加算されます。
経営陣の努力は見られますが、これ以上は下げれないって言う水準まで来てますね。役員報酬以外は。


もちろん、こういった歴史ある古い企業ですから組合がありますよ~。「旭松食品労働組合があり、UIゼンセン同盟フード・サービス部会に所属しております。組合員数は232名」という事です。

組合については8135ゼットのレポート6911新日本無線のレポートで書いた通りです。


・・・。
という訳なのでもう人の給料をどうにかして黒字ってのは難しい訳で、となると次は取引先にお願いするしかない訳ですよ。取引先はセグメントと売掛って事で。

2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
三菱商事 10,506,645 10,648,315 10,679,278 9,543,019 7,239,996 7,173,492
売上全体における割合 59.9 59 61.6 62.7 69.3 69.2
三井物産 - - - 2,322,829 1,997,450 1,851,710
売上全体における割合 - - - 15.3 19.1 17.9


売掛金の欄はこんな感じ

相手先 金額(千円)
三菱商事 1,137,067
三井物産 429,799
イオントップバリュ 116,494
伊藤忠商事 83,953
日本生活協同組合連合会 64,398
その他 261,628
計 2,093,341

この売掛の配列はここ数年でほぼ、変わりません。


でまあ、会社対会社の取引な訳ですから売る方は高く、買う方は安く買いたいのですよ。当たり前ですが供給過剰ですのでもう価格が下がる訳ですよ。でもね、もしまあまあ高く買って当社の利益に貢献したらその恩恵を受けるのは最終的には会社のオーナーである株主な訳ですよ。

となると、色々出てきた会社で、株主はいるかな~?って大株主を見てみると、


三菱商事5.44%

以上。


つまり、価格競争から抜け出すのって超難しくない?って思う。

でまあ、キャッシュはまあまああるので、結構な赤字が続いても問題ない訳ですね。そのキャッシュに行先は取引先の株式など、こんな感じです。

銘柄 貸借対照表計上額(千円)
八十二銀行 171,396
三菱商事 19,173
三井物産 18,382
理研ビタミン 17,742
関西スーパーマーケット 15,887
バロー 16,907
オークワ 10,819
三菱食品 16,508
三菱UFJフィナンシャル・グループ 14,943
加藤産業 11,749
ライフコーポレーション 8,064
マルイチ産商 10,100
イズミヤ 8,364
トーカン 8,575
伊藤忠食品 7,570
いなげや 6,189
トーホー 4,578
第一生命保険 3,415
ポプラ 3,388
丸久 2,772
タイヨー 2,280
セブン&アイ・ホールディングス 1,922
オリンピック 686
カスミ 634
マルキョウ 555
エコス 573
セイノーホールディングス 659
マルエツ 387
OUGホールディングス 200
合計 384,417

保有理由はすべて取引関係の強化・維持です。
数年前にはファミリーマートとザ・パックの株を売却してますね。という事は、もうファミリーマートとザ・パックとの取引関係は強化しない訳ですかね?

銀行株も保有していますが、当社の借入金利の欄で、短期金利の2.94%って・・・。
金利高くないですか?取引関係、強化してます?


とまあ、そんな感じで数字や会社を羅列したのですが、これらを上手に組み合わせて考えると、何か見えてくるのです。


株価を見てみます。
276円、実績ベースでPERは赤字なのでなし、PBR0.32倍、配当利回りは1.3%です。

PBRについてはいつもの通りに個人的に資産査定を行います。ただ、当社の場合は有価証券や土地が多く、商品はそれに比べれば少ないですね。なので少しの訂正で良いかと思います。1倍はマジで割ってるな~みたいな感じ。

でPERについてはう~ん、成長って観点では無く、変化、復活に期待してる訳なので何とも言えません。
でも、赤字が続くようであれば、PBRが上に押し上げられるよな~って事を考える。


私の投資判断は「却下」です。


理由としては、まだ、変化が生まれて無い状態にあります。で赤字であれば、将来の株価はいくらって考えたら・・・。まあゼロってなる訳ですよ。

変わる事が出来る部分ももう決まってるので、そこに変化があれば、再調査するかもしれませんね。当社のIRとかを見れば気付きますね。


最後に、
セクター、ビジネス事態が厳しい状況に置かれている場合、まず中小型株からキツくなるのです。ただ、その流れを上手に断ち切れると、生き残り、総取り的な事が可能になります。

後付けですが、3046ジェイアイエヌなんかがそうですね。そういった部分が、ご存知の通り、投資妙味となのです。

いや~最近、見つからないですね・・・。


がんばれ、旭松食品!!
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ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

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