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2152幼児活動研究会



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


2152幼児活動研究会です。

幼稚園、保育園で体育指導をしている会社ですね。最近では勉強系、さらにはコンサルととりあえず社名の通りビジネスセグメントで事業をしている会社です。

設立は1972年で上場が2007年です。大株主を見れば解る通り、山下家のオーナー企業ですね。

ご存知の通り、小学校、中学校は義務教育で行かなきゃダメな訳ですが、幼稚園、高校、大学は義務教育ではないので行かなくてもオッケーです。つまりその分、国の管理が義務教育の小学校、中学校と比べ、厳しくはないのです。

なので上場も出来ちゃうんでしょうね。
つまり、パブリックカンパニーであって、営利目的で活動するって事ですよ。

学校って基本、学校法人であって、営利目的では無く、教育目的ですからね~。


正直、当社は適当に数字を取って色々考えて、それ以外のポイントを数点挙げて、それを「主観的」に判断して勝手に投資判断を決めるのが良いと思います。


ビジネスについてですが、社名とホームページで充分理解出来ると思います。社長ご挨拶とかそういった数字ではない部分、教育について、当社の方向性を考えて見ましょうね。決算説明書類も必読です。


数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 32 3.2 1.2 10.0% 3.6%
2006年度 34 3.8 2.0 11.3% 6.0%
2007年度 38 5.3 2.0 14.0% 5.3%
2008年度 40 5.0 3.2 12.4% 8.0%
2009年度 42 5.7 1.6 13.4% 3.8%
2010年度 43 5.7 1.5 13.2% 3.4%
2011年度 47 6.4 3.8 13.6% 8.0%
2012年度 50 5.2 1.3 10.3% 2.6%
2013年度 54 7.5 4.1 13.8% 7.5%


出生数の減少という少子化の問題を抱えている中、この数字はかなり良いのではないでしょうか?


一人当たりを見てみます。


単位:千円

売上 経常利益 純利益 総従業員
2005年度 11,293 1,125 404 287
2006年度 11,810 1,333 703 286
2007年度 12,823 1,799 676 293
2008年度 12,221 1,514 973 330
2009年度 12,372 1,659 465 342
2010年度 12,098 1,591 409 357
2011年度 12,001 1,628 955 395
2012年度 11,893 1,221 304 422
2013年度 12,491 1,722 932 436


これを見れば解る通り、一人当たりの限界の売上は予想出来ますね。

「教育の現場で一人で何人まで面倒見れる?」って調査前にあらかじめ考えていれば、その答えとして、売上で出てきている訳ですね。

一人当たりの売上に歪みが無い限り、恐らく契約数を増加して利益を挙げているって事なのでしょう。


正課体育指導の実施会場数 909(5.0%増)
YYプロジェクトに基づく正課体育指導数 202(4.7%増)
コンサルティング 291(5.1%増)
課外体育指導の実施会場数 868(5.0%増)
課外体育指導の会員数 51,899(9.1%増)


これらの数字が有価証券報告書では書かれております。時系列データーを書きだすと超長くなるので直近だけ。ほかの増加率を計算すると。

売上高8.5%
経常利益45.7%
純利益217.3%
総従業員3.3%
一株当たりの資産13.6%

ってな具合になります。

経常利益と純利益のブレはそれぞれ前年の営業外での支出、特損とそういった事が原因しているのは数字で解る通りですね。


当社に置いて、それ以外の部分で財務的にう~んってなったり、ツッコミ処がある部分って無いんだよね~。

となると、ここからは数字に出てこない部分で考えるしかないのです。


まずは大株主の部分、筆頭株主の山下孝一さん、代表ですね。37.2%保有、そして次が山下明子さん、取締役です。26.4%保有です。という事で合わせて63.6%を保有しています。いつもの私なら、パブリック化していないって文句を言う所ですが、ビジネスが教育です。

この63.6%の保有について、オーナーの「教育理念」を貫くためにはそれだけの保有が必要である、つまり50%以上って事も考えられるのです。良い意味で言えば、カネに走らないオーナーであるって事も考えられるのです。

最近ではゲーム会社が上場してすんなり社長を辞めて株うってどっかに行っちゃう人とか、上場したら会社が赤字なクセにやたらセミナー、ビジネス本を出版して自身の懐に入れまくる社長さんとかが多いので・・・。

正直、当社のようなビジネスモデルが株価について考えて、株主のために考えてしまったら「教育」の質が落ちますよね。AO入試とかで芸能人が超難関大学に入れるのと話は同じですよ。

という事で何とな~くこの持ち分比率って良い気がするのです。ってか、いっそのこと資産管理財団としてXX教育振興会とか作ってそこに保有させても良いんじゃないって思ったりもする訳ですよ。

こういった部分、アナリストさんに会社訪問で聞き出して貰いたい部分です。流石に、「社長~、今後株は売りますか?」なんて聞けませんからね。


でもって私は「株主優先」ではなく「教育優先」を一番位挙げている良い会社であるって風に思って話を進めます。ゴールデンウィーク前ですので私の心に少し余裕があります。


まず、配当、2005年度だけ14円、2006年以降はずっと26円、2014年3月からは1対4の分割して7円予想(計算で28円なの増配)配当利回りは1%~2%で動いているのでとりあえずある程度の配当は決まって出すから長期で文句を言わず持っていてくれる投資家さん、ウェルカムって事なのではないでしょうか?

つまり、株価が下がっても文句を言わない投資家、ウェルカムな訳ですね~。


続いて、従業員について

社員 臨時 平均年齢 平均勤続年数 年収
2013年度 418 9 31.5 8.8 4,782
2012年度 404 7 30.9 8.2 4,451
2011年度 379 6 30.9 8.1 4,661
2010年度 345 3 29.6 6.8 4,577
2009年度 329 3 30.8 7.5 4,464


同業のビジネスや介護等の平均と比べても生活水準はある程度良いでしょう。それに平均年齢と勤続年数を考えて、スッゲー会社に人材が残る会社であるって感じません。「教育者」ってそういうもんだよね。大阪市で校長先生を公募して、すぐ辞めちゃった人とかいるじゃん。

やっぱり教育者として合う人は残り、合わない人は残らない(すぐ気付いて辞める)って感じではないでしょうか?介護の会社を過去に色々調査しましたが(教育者ではありませんが)同じような感じでした。

さらには追い打ちをかけるが如くのストックオプションを従業員に割当です。これで私の中でのストーリーは出来上がりです。


所で、少子化に対してシェアを伸ばしている件ですが、幼稚園の数等をGoogleで調べると、色々統計が出てきます。そういった数字と見比べれば、スーパーマーケットや薬品業界のように厳しい戦いがあるようには思えないのです。

それに、かつて企業、例えばXX会社とかが地域社会貢献のためにXX幼稚園とかを経営しているケースが沢山ありましたが(赤字でも経営出来る)、株主に文句を言われ売却したりして。第三者に渡り、色々こねくり回されている事は幼稚園の数だけでは測れませんね。


株価を見てみます。

798円、実績ベースでのPER14.1倍、PBR1.1倍、配当は7円で利回りは0.88%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


タイミングの問題です。
もうちょっと早めに調査をしておくべきでした。


当社はPERが1桁で買える場面がありましたからね~。私自身、トレード、つまり、株の上がり下がりで株を買いません。但し、株価の動きでPERが動いて買いは入れるのです。

つまり、保有年数って事です。当たり前ですがPERって何年持っていると元が取れるかって事で14倍であれば14年、6倍であれば6年なのです。当ビジネスにおいて、お国の法律が14年間変わらないってまず考えられません。でもってお国が当ビジネス、少子高齢化対策を打てば、とりあえず5年位のタイムホライズンで考えているのです。となるとそれに合わせて投資をしてみようって話です。


現在の所、お国の成長に置いて、GDPを守るために、女性も働けって話になってきました。一時期は子供を産んで子育てしようぜ~みたいな事ばっかり言っていましたけどね。色々なメディアをチェックすればその流れの変わり方、感じていますよね。

恐らく、高齢化問題が最初、次に少子化問題ってお国が位置付けをしているように思います。


最後に、

決算の数字を未だに色々計算していますが、大手の決算が数十パーセントの増益であったりします。そうなると、その分のシェアを取られた中小型の企業決算がかなり悪化してしまう所もあり、投資判断の引き下げを行わなくてはならない会社が多数、出てきました。できる事であれば、そういった企業の「二回目」の調査も行い、言い訳を書きたいと思ってます。

先週は更新が1回で申し訳ないです。
もうちょっと更新頻度を高めにして行きます。


がんばれ、幼児活動研究会!!


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2196エスクリ



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2196エスクリです。

単純に言えば結婚式屋ですね。
設立が2003年6月の上場が2010年3月と最近の上場までイッキ伸びの会社ですね~。


こういったイッキ伸びのビジネスって2パターンしかありません。


一つはビジネスモデルが圧倒的に凄い。例えばのツイッターとかフェイスブックな感じ。
もう一つはデカイ組織と繋がっているって2つです。


当社の場合も後者で、繋がりは「リクルート」ってなりますね。


最近グーグルが第二のリクルートだ~みたいな事が新聞い書いてあって「へ~」って思いますけど、リクルートでもグーグルでもどうでも良いのですが「そのチカラ」を利用する事によって社会にて大いに活躍が出来るのです。


テレビに出ている料理家タレントさんを見ると結構超有名店の2代目、3代目だったりしますよね~。時代の違いかも知れませんが、1代目よりは料理のスキルは落ちているから料理本、テレビ出演、講演とかで稼ぐのでしょうか?


簡単に言ってしまえば、我々、一般市民はハンバーガーを食べようとする時、それは食べ物だから普通、「味」とかそういった部分を考えるけど、やはりマックで食べたりするのです。確かにマックよりはるかに美味しいハンバーガーはありますが・・・。

となると、ビジネス的に、投資家的立場としてると、マックの方が優秀って事になるのです。


そんなこんなで当社をレポートしていく上でそういった部分が見受けられるのでそこを突っ込みながら書かせて頂きます。


まずはビジネス。
当然ながらホームページを見ます。

基本、毎回同じ流れですが、当社のようなビジネスではホームページがダサいって事はまず許されませんよね~って事を考えてホームページのビジュアルセンスを確認します。そして他社と比べてみます。

その後、数字などをチェックしてください。


単位:億円

売上 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2006年度 9 -2.4 -2.3 -25.2% -24.9%
2007年度 15 -2.4 -2.5 -15.6% -16.3%
2008年度 29 0.7 0.7 2.4% 2.3%
2009年度 38 1.4 1.4 3.6% 3.7%
2010年度 52 4.0 2.3 7.5% 4.3%
2011年度 69 6.0 3.5 8.7% 5.1%
2012年度 107 10.2 6.6 9.5% 6.1%
2013年度 129 11.8 7.4 9.1% 5.7%


2006年度、2007年度には「※」が付いていて「第3期および第4期においては、挙式・披露宴施設の新規出店の準備期間に諸費用が先行して発生したため、経常損失および当期純損失が計上」ですって。でもって純資産もマイナスですので「債務超過」な訳ですね。


普通の会社はそこで「終わり」なのですが、当社は2008年から2010年まで黒字を出して、3年連続黒字を出したから上場可能になって、即上場ってなったのです。

当時の上場には色々ルールがありまして、今も赤字でも上場出来ましたが、一般的に投資銀行のIPO部隊としては、在庫があるビジネスの会社は3年間の決算で上場、在庫がないビジネス、つまりIT系などは2年でしたね~。なのでIT系などは2年、ITビジネスをして上場させてそれからそれらの関連グッツ等を販売(つまり在庫を持ち始める)って事がありました。


まあ、ともかく、連続赤字を出して、それでもスタートアップ期間なのですって言って信じて貰える会社はごくわずかです。当社はそれに当てはまっているのである程度ビジネスモデルがしっかりしているのか、デカイ組織と繋がっているかって考えられるのです。


その中で、あなたの町の古~い歴史ある、地方テレビでのビミョ~コマーシャルを流しているような、冠婚葬祭会社が上場出来てない現状を考えれば当社は後者なんだろうな~って解ります。


ここはホームページでの社長のプロフィールでも解りますね。


さらには、第三者割当でオリックスやみずほ、ストラテジックパートナーズ等、名だたるベンチャーキャピタリストに割当てています。当然、彼らのゴールは上場させて投資家に高い値段(当時の価格よりは)で売り抜けて儲けるってのがお仕事です。


ここらへんから何となく、匂って来るのです。IPOが。
多分、IPOってまあまあ公平なビジネスかとは思いますけどね・・・。


ここらへんで一人当たりを見てみましょう。

単位:千円

売上 経常利益 純利益 総従業員 非正規 非正規割合
2006年度 20,365 -5,130 -5,078 46 5 10.9%
2007年度 16,658 -2,606 -2,718 91 11 12.1%
2008年度 25,946 617 598 112 13 11.6%
2009年度 26,422 946 969 145 17 11.7%
2010年度 22,217 1,674 957 236 42 17.8%
2011年度 17,426 1,511 890 395 105 26.6%
2012年度 17,255 1,633 1,061 622 211 33.9%
2013年度 16,543 1,509 946 780 264 33.8%


なるほど、一人当たりの数字は加工気味ですね。
でもってそのために非正規を増やしているって事です。当然ですが、どの業界もこのような動きになっています。


私のレポートですと、大抵一人当たりで売上を分解しますけど、ここもよ~く調査するビジネスを考えた上で分解する事をお勧めします。

結婚ビジネスであればスタッフって重要ですよね。その点で一人当たりの数字って参考になります。さらには会場も重要ですので1㎡当たりの売上ってのも参考になりますね。小売りビジネスは特にそうですね。


これらの数字を見たうえで、産業調査的な事をすると、

日本の人口構成上、右肩下がりである。
個人でのウエディングプランナー(価格は安い)、普通レベルの結婚式ビジネス、高級な結婚式ビジネスとセグメントが出来る、ただしそれぞれの単価は落ちている。その反面、当ビジネスに進出する企業は多い(参入障壁は低い)
ビジネスモデルでのブランディングが困難である。(それぞれの会社は当ブランドはって言い張るけど)

日本ブライダル文化振興協会とかゼクシィとかそういったのを参考にしてみると良いでしょう。


といった事で、ここ20年ほどを見ると、様々なビジネスで「潰し合い」が起こっています。当ビジネスも同様と考えます。

となると、残るのはマーケティングが上手なマックとマジでハンバーガーの上手い「味」で勝負する所って事ですよ。

当社の未払金を見ると、毎年「リクルート」って入っていますね。これは当然、マーケティングのお金を使っているのでしょう。当社とリクルートはこれでウィンウィンです。まあ、皆さん、じゃあリクルート内で始めればい~じゃんって思っていると思いますし、実際にそういやって始まっているビジネスって結構見たり聞いたりしますからね。

でもね、これを読んで下さいよ、流石にリクルートさんでは出来ないビジネスなのです。これに準ずるビジネスをしなくてはなりませんので。


でもって、もう1点、役員報酬を見ると、9,500万円を4人。時価総額の割には高いですね~。まあ、創業者もいるから仕方ないですかね~。取締り役の安藤正樹さんって2003年まで3793ドリコム(レポートしてますよ)にいらっしゃいました。ドリコムの上場は2006年でした。これもリクルートが多少、絡んでないですか?


役員に関して、更に調べれば、ストックオプションですね。

結構出てくるのです。ただ、たいして希薄化しないから大丈夫ですけどね。これが全部行使されて8%上の希薄化が出始めるって事になると真剣に考えないと行けませんけどね。

SOの割当先として従業員も含まれているし、企業からしてまだまだ株価は上がるぜ~っていう市場へのアナウンス効果もある事をお忘れなくですね。でもってSOを発行すると発行しない会社より従業員は長く会社にいるようです。


役員、従業員のそういった部分を見て、さらには銀行借り入れを見て、会社が「誰のために働いているか」を見るのです。


社員のやりがいと人生の為、社長が無難に配当を受け取りのんびり生活する為、銀行、証券会社と仲良くゴルフをする為、株主の為。


最低でも株主の為ってのが考えられる会社でなきゃ、投資は出来ません。
当社はその点では問題ないと考えています。


因みに、当社戦略として、

東京23区および政令指定都市
新幹線停車駅がある人口30万人以上の都市

という事ですので手広くやるのですね~。
なので、社の新規投資のIRに関してはしっかりチェックしたいものです。

でもって財務戦略としては社長のごあいさつにて「都市型出店の継続」と「設備投資の圧縮/コストの最適化」、「新たな収益機会の獲得」だそうです。「都市型出店の継続」と「新たな収益機会の獲得」については新規出店と結婚式以外の使い方で儲けますって事ですね。

「設備投資の圧縮/コストの最適化」ってのが難しそうです。教科書的に言ってしまうとWACC(ワック)つまり加重平均資本コスト(Weighted Average Cost of Capital)の最小化って事ですけど・・・。簡単に言えば安くカネを借りてビジネスするって事っですよ。

当社に置いては借入金をどのようなタイミングでするのかって色々売上、営業利益、経常利益、純利益、やD/Eレシオ、様々な指標使って色々割ったり掛けたり計算しましたがいまいち一貫性が見つかりませんでした。


って事は逆に考えて、ビジネスのタイミングで借入をするのでしょうね。

例えば、M&Aとか。
昔、そういった事で成長するって説明会で言ってませんでしたっけ?
そうなれば、そのタイミングで「何か」を感じ取る必要が投資家としての行動かもしれませんね。


ここら辺のデータを表に出さない会社は、今後も全くと言って良いほど出すことはありませんので会社訪問とか、説明会とかでアナリストさんに聞いて欲しいものですよね。


株価を見てみます。
853円、実績ベースでPER13.25倍、PBR3.53、配当は5円で利回りは0.59%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


理由としては株価がパニックレベルの数字でもありませんし、なので割安でもありません。また、今後右肩下がりである以上、「食い合い」が始まります。その際にある程度、当ビジネスで強い、弱い企業がもっと解り易くなると思います。

そのタイミングで当社がもし割安になれば、再調査して、投資判断を変更すると思います。私としては、当社は「勝ち組」候補の銘柄ですね。なので逆に「負け組」が見つかればマーケットニュートラル(買いと売りのミックス)での投資も可能かと思います。

これ以外にも2128ノバレーゼ2344平安レイサービスなど、ライバルも調査しているので比べてみてはいかがでしょうか?


最後に、

先週1週間、一度もレポートを書けず読者さんに申し訳なく思います。企業決算の数字と説明会、また数人の投資家さんにお会いしておりました。

その中で何となく思ったのが企業トップと投資家さんの企業に対する方向性が一致しない事が結構あるんだなと思いました。これは企業サイドがもっと個人投資家さんに情報を発信したほうが良いとつくづく感じました。当社のようにyoutubeとかを使って入れば更に良く伝わるとは思うんですけどね~。

当社の個人株主は2,795人で63.22%のシェアです。ただ、機関投資家の方が金額が圧倒的に大きな金額を運用しますので、その運用者にはバイアスが掛かってしまうのは仕方無いのですが・・・。

ドラッグストアや食品スーパー、ビール会社等の機関投資家説明会ではかなりの「お土産」を頂きますからね~。

とまあ、1週間お休みをしたいい訳をしたのですが、言いたい事は決算が終わりますと、当たり前ですが、次の年が同時に始まります。となると次の戦略が出てくる会社もあります。


電波の弱い企業も多いのです。なので投資家サイドで対応、アンテナを張りましょうね。


がんばれ、エスクリ!!


5967TONE(旧・前田金属工業)



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5967TONE(旧・前田金属工業)です。
レンチ、ボトルなどを締める工具のメーカーさんですね。
6586マキタと提携しています。

この時点で私は過去に調査した6271ニッセイとかなり同じ匂いがしたのです。
そして、調査したらやっぱり6271ニッセイと同類会社でした。


ただ、ニッセイと当社を「今」を比べると随分と変化が出来ています。
また、財務諸表に置いても多少のツッコミ所を発見しましたのでレポートする事にしました。


まずはビジネス。

当社ホームページが結構上手に作られているので古い歴史ある会社なのに関心です。

そうそう、当社の設立は1949年で上場が1963年です。1963年です。1963年ってケネディ暗殺の年で、日経平均が1,200円から1,600円みたいな時代ですよ。

当社の【沿革】をホームページ上で見れば解り易いですね~。
とりあえず、当社のホームページは15分位(通常の3倍以上)見て楽しめて、勉強になる、エンターテイメント性があります。


とりあえず、古い歴史ある会社であるって事を解ったので次に、数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 37 3.8 3.1 10.2% 8.5%
2006年度 41 7.5 4.6 18.5% 11.4%
2007年度 47 7.0 4.1 15.1% 8.9%
2008年度 48 8.0 3.3 16.7% 6.9%
2009年度 39 2.7 -0.9 6.9% -2.2%
2010年度 32 1.0 -2.3 3.2% -7.3%
2011年度 35 2.9 1.8 8.2% 5.2%
2012年度 39 4.0 2.6 10.4% 6.8%
2013年度 42 5.3 9.4 12.5% 22.3%


所で、当社は5月決算という、上場会社でも2%しかない決算月となっています。
なので、数字を取る、見るにも注意が必要ですね。

2013年度の純利益率のぶっ飛び方が凄いんですって事を思い、一人当たりの数字を取りに行きます。


単位:千円

売上高 経常利益 純利益 総従業員
2005年度 25,221 2,567 2,138 147
2006年度 26,673 4,930 3,036 152
2007年度 29,435 4,448 2,619 158
2008年度 29,864 4,999 2,065 160
2009年度 23,328 1,599 -512 168
2010年度 19,951 648 -1,448 158
2011年度 22,318 1,836 1,152 156
2012年度 26,342 2,731 1,797 147
2013年度 29,224 3,659 6,506 144


数字だけを見てしまうと、やや厳しいと思いますが、当社はちゃんとしたお客さんが付いていて、なおかつ研究開発もしている会社なので圧倒的なシェアは取れるのでしょうね。

というか、このビジネスに参入しようという競合が少ないと思います。単純に見えて非常に精巧なのが当ビジネスですので。


私はネジ、ネジ締め機の精巧が現在の「モノづくり、技術大国にっぽん」を作ったって考えているのです。だって、機械を作る機械、つまりFA(ファクトリーオートメーション)、会社で言えばファナックとか安川電機やキーエンスって会社が0.001mmとかの作業が出来るのはその機械が精巧なだけでなく、その土台がしっかりゆるまずネジで固定されているからって事もありますでしょ?


2122インタースペースのレポートで書いた通りですね。


話を戻しますが、
当社のセグメントでは大口顧客が出てくるのです。

単位:千円

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
トラスコ中山 873,456 612,868 806,831 907,094 950,196
山善 488,741 470,623 540,559 635,029 713,830
前田機工 475,790 380,047 395,035 470,880 494,219

トラスコ中山 22.3 19.4 19.4 23.4 22.6
山善 12.5 14.9 14.9 16.4 17
前田機工 12.1 12.1 12.1 12.2 11


でもって売掛金と受取手形

単位:千円

受取手形

2013年度
前田機工 231,815
ジロー 23,031
マツモト産業 15,595
レンタルのニッケン 14,488
コムウェル・フジサワ 7,105
その他 36,564
合計 328,600


2012年度
前田機工 284,823
ジロー 22,245
レント 13,460
マツモト産業 10,745
レンタルのニッケン 7,262
その他 35,215
合計 373,753


2011年度
前田機工 230,504
アークランドサカモト 27,636
ジロー 22,847
レント 20,930
マツモト産業 10,101
その他 31,256
合計 343,277


2010年度
前田機工 232,614
アークランドサカモト 23,260
ジロー 20,062
レント 9,634
レンタルのニッケン 8,522
その他 40,079
合計 334,173


2009年度
前田機工 207,219
ジロー 33,454
アークランドサカモト 26,653
サンコー 21,055
レント 18,373
その他 65,211
合計 371,968


売掛金

2013年度
トラスコ中山 113,838
山善 107,652
前田機工 99,169
PRO-TEC 70,037
MCCANN EQUIPMENT LTD 46,340
その他 369,059
合計 806,097


2012年度
トラスコ中山 103,300
前田機工 97,299
山善 91,115
アークランドサカモト 54,237
MCCANN EQUIPMENT LTD 51,333
その他 400,066
合計 797,353


2011年度
前田機工 110,187
トラスコ中山 103,482
山善 88,746
PRO‐TECH 50,568
上海厳厳貿易有限公司 41,548
その他 325,232
合計 719,766


2010年度
トラスコ中山 106,124
前田機工 83,528
山善 74,387
PRO‐TECH 57,744
McCANN 36,071
その他 307,899
合計 665,755


2009年度
トラスコ中山 112,348
前田機工 101,423
山善 47,409
ジロー 30,018
PRO‐TECH 24,983
その他 267,821
合計 584,006


でもって、棚卸資産と現金

単位:千円

現金及び預金 たな卸資産
2013年度 775,203 1,597,956
2012年度 188,963 1,255,794
2011年度 260,263 1,213,683
2010年度 228,899 1,131,727
2009年度 309,722 1,521,115


ここまで数字をイッキ出ししました。

地味~にしっかとした売上が出る会社は一人当たり3,000万円位売っていれば会社として成り立つのでは?これは他の業種にも当てはめて考えられると思います。

当社は子会社が1社あるけど、社員は全員本社に登録されている。つまり連結の従業員数を提出会社の従業員数が同じ。これってちゃんと会社として成り立っているって事ですよね。


「企業は人なり」ですね。

非正規割合が高いビジネスって長続きしないし、どこかで大きな問題が出てきて特損~ってなっちゃいますからね。苦あれば楽あり、楽あれば苦ありみたいな感じですかね。

この人材についても商業の在庫と同じ考えで、ずっと売れなくて在庫になっていてもいつかは減損損失を計上しなくてはならないですからね~。ヒトもモノも同じですね。プロ野球選手は滅多にエラーしないですけど、草野球しているオッチャンはエラーばっかりでしょ。

伝わってますかね?

解らない人は1334マルハニチロのレポートでも読んでみて下さい。


人材でもう一つ言いたい事がありまして、当社のセグメントってなぜか東日本VS西日本みたいになっています。研究開発費に関しても東と日本で半分にして、多少海外って感じなのです。人材の配置も同じです。


この部分、興味深いですね~。

こういった部分を深く調べると、何か良いことがありそうなのですが、アナリストさんが突撃取材で聞いてもらいたいものですが、まず無理でしょうね。どこからが東でどこからを西にしているか位は教えてくれるかもね。


通常の証券会社ですとワンオンワンミーティング、個別IRとか色々な言い方がありますが、とりあえず証券会社に社長さんやCFOとかのレベルの人が証券会社に出向いて、アナリストもしくは担当セクターアナリストがいないと、それに一番近そうな人と会議をするのです。

だって証券会社がレポートすればかなりの個人投資家さん達にセールスを通じてアピール出来ますからね。


「企業経営者の仕事は株価を上げる事です」つまり「株主の利益を最大化する」です。


例え赤字であろうと、株価が上がれば問題ありません。利益を上げるのは、利益が上がれば株価が上がるって事ですので。

選挙に当選するならタレントでも出馬ってのと同じですね。


兎も角、そんな事を考えると証券会社のアナリストの責任は大きく、どんでもない質問は出来ないし、とりあえずお互いに形式ばった「名刺交換(10分)」→「会社説明(40分)」→「来季はどうですかプラスそれに対してわかったような言い回しで返答する(10分)」って感じのつまらない話で終わるのです。

運用会社のアナリストさんであれば、根掘り葉掘り聞きますが、その情報は「身内」だけになりますのでね。

私は最長で5時間程ミーティングをしたことがあります。その後、ミーティングは終わらず、ワタミで4時間ほど続いた事があります。日帰りの出張がお泊りになりました。(社長宅で)

朝、お弁当までを持たせてもらって帰りの新幹線の駅まで送ってもらったのは良い思い出です。


もしも証券会社のアナリストさんが本気で色々質問して、本気でレポートを書く時ってその会社で勝負してライバルに差をつけて昇進しようって時ですからね。でもってそれで失敗すると他部署に飛ばされるといった具合です。


こういった事をまとめて、「機関投資家アナリストさんじゃね~っちょっとね~」て私は言及してるのです。


いつも通り、話が飛び飛びになりましたが、次に行きましょう


利益率についてなんですけど~。大きく振れるのは「有価証券」とかそんな投資の類でしょ?
カネありそうな会社だもんね。古~い歴史ある会社は。

でもってここで、5年前の当社の投資有価証券の明細を見ましょう。


株数 金額
任天堂 6,500 167,700
石油資源開発 22,200 109,002
岡三証券グループ 201,000 85,827
りそなホールディングス 56,600 80,881
酉島製作所 51,050 73,103
セコム 15,000 59,400
パナソニック 40,376 55,234
川崎重工業 200,000 42,600
山善 125,000 38,750
東芝 100,000 35,700
荏原製作所 110,000 32,120
フルサト工業 45,000 31,950
三菱重工業 90,000 30,690
本田技研工業 10,000 27,500
井上金属工業 50,000 24,250
三洋電機 100,000 23,900
中央自動車工業 70,000 23,170
みずほインベスターズ証券 213,486 22,629
シャープ 20,000 21,620
みずほ信託銀行 200,000 21,600
前田機工 410,670 20,442
大垣共立銀行 45,000 19,575
新日本製鐵 50,000 18,200
ソフトバンク 10,000 17,350
三井化学 50,000 16,500
トラスコ中山 10,541 14,451
全日本空輸 40,000 14,120
丸紅 30,000 12,930
新日本理化 88,100 12,334
あおぞら銀行 80,000 12,240
沖電気工業 120,000 12,000
ほくほくフィナンシャルグループ 59,257 11,851
日本航空 60,000 11,100
アークランドサカモト 12,250 10,106
名村造船所 19,000 9,842
双日 50,000 9,500
東京建物 20,000 9,000
トヨタ自動車 2,000 7,620
丸善 82,000 7,298
東洋紡績 50,000 7,150
プロスペクト・リート投資法人 65 6,279
その他(24銘柄) 277,366.26 36,119
計 3,292,461.26 1,303,636


債券
シティグループ インク 100,000,000円 60,910
INTL GBL
国際復興開発銀行 600,000ランド 7,270
南アフリカ・ランド建債券
2010年8月10日満期
国際復興開発銀行 600,000ランド 7,182
南アフリカ・ランド建債券
2012年10月10日満期
国際復興開発銀行 600,000ランド 7,000
南アフリカ・ランド建債券
2011年6月10日満期
国際復興開発銀行 550,000ランド 6,494
南アフリカ・ランド建債券
2010年6月10日満期
国際復興開発銀行 550,000ランド 6,218
南アフリカ・ランド建債券
2014年12月10日満期
計 100,000,000円 95,076
2,900,000ランド


その他
アライアンス・バーンスタイン・ハイ・イールド・オープン 41,213,031 11,119
大和MMF ユーロ 59,034 7,946
ニッセイパトナムインカム 10,000,000 5,361
オープン
パトナムディバーシファンド 6,500 4,182
ライジング・ジャパン・オープン 10,000,000 4,113
パトナムヨーロッパグロース 1,400 2,046
ファンド
計 61,279,965 34,767


お宅は投資会社かって話ですわ。
でもってしっかりと銀行からも借入金している。

4349テスクのレポートでも書いた通り、金融機関と上手にやり取りしていた訳ですよ。

9639三協フロンテアのレポートでも同じですね。


会社は借金(人のカネ)で回して利益は株主還元では無く、投資しちゃうって事ですね。
もちろん、会社なんて自分のカネでやっちゃあダメですよ、人のカネでやるのです。

XX銀行が○○商社に100億円を年利1.4%で貸すのです。銀行は年1.4億円の利子収入。
○○商社は△△株式会社にや□□株式会社等5社に20億ずつ出資します。それぞれ配当利回りで3%程貰えます。○○商社は年1.6億円の配当収入です。

これ位のレベルであれば銀行も商社も数人のチームで数か月でクロージングまで行いますので・・・。
まあ、ファーストクラスやグリーン席、タクシーチケット、合コンは社名で領収書でも問題ないのです。


就活生は大手企業に就職する事を心よりオススメします。


とまあ、話がまたまた横に逸れました。


当社は日本流の会社ですのでとりあえず会社は株主のモノではないのですね。
ここまでの部分がニッセイと同じなのです。


問題はここから。
直近の保有有価証券を見ると。

山善 242,000 144,474
中央自動車工業 70,000 48,790
フルサト工業 45,000 43,920
岡三証券グループ 40,000 36,200
レント 275 27,050
りそなホールディングス 56,600 26,149
みずほフィナンシャルグループ 127,200 24,804
アークランドサカモト 12,250 23,054
トラスコ中山 10,541 22,410
テクノスマート 50,000 19,100
大垣共立銀行 45,000 13,725
パナソニック 15,680 12,371
ほくほくフィナンシャルグループ 59,257 11,969
石油資源開発 2,500 10,762
セコム 2,000 10,340
川崎重工業 20,000 6,980
三菱重工業 10,000 6,320
その他(14銘柄) 160,343.26 12,572
計 968,646.26 500,993


以上なのです。

5年前の有価証券に「南アフリカ」とか入っている時点でもうお分かりかと思いますが、散々損させられたのですね~。

なので、売りまくり。
有価証券報告書の【対処すべき課題】で財務体質の強化について「自己資本を充実、有利子負債の圧縮」ですって。

カネ借りず、余ったカネは自社株とかしてくれるのでしょうかね?

とりあえず、借入金と保有株の中にある銀行株が気になる所です。ここがダイナミックに減少してくれると楽しみな所ですけどね。


銀行や証券会社とのコネクションの弱り加減が解りますからね。
じゃないとまた今後はどこの国の訳の解らない金融商品を買わされることか・・・。


でもってここらで四半期の数字を見ます。
当社は季節性ありの会社で第4Qに強いって事を感じますね~。


単位:億円

売上 経常利益 純利益 一株利益 経常利益率 純利益率 売上シェア
2009年度1Q 10.3 0.9 0.5 5.12 9.01% 4.86% 26%
2009年度2Q 12.3 -5.5 -5.5 -56.25 -44.39% -44.68% 31%
2009年度3Q 6.7 -1.3 -1.7 -17.23 -19.76% -25.05% 17%
2009年度4Q 9.8 5.4 5.8 59.63 55.22% 59.48% 25%
2010年度1Q 5.7 -2.8 -3.2 -32.95 -48.83% -56.87% 18%
2010年度2Q 8.9 -0.4 -0.5 -4.69 -5.03% -5.19% 28%
2010年度3Q 5.8 0.1 0.1 1.2 2.14% 2.01% 19%
2010年度4Q 11.2 1.3 1.3 13.06 11.48% 11.46% 35%
2011年度1Q 6.6 -0.5 -0.5 -4.99 -7.23% -7.35% 19%
2011年度2Q 9.4 0.9 0.9 9.48 9.93% 9.84% 27%
2011年度3Q 6.8 0.0 0.0 -0.16 -0.12% -0.23% 20%
2011年度4Q 11.9 1.4 1.4 13.95 11.60% 11.53% 34%
2012年度1Q 7.7 -0.8 -0.8 -8.18 -10.73% -10.83% 20%
2012年度2Q 10.7 1.3 1.3 12.86 12.33% 12.26% 28%
2012年度3Q 8.4 1.1 1.1 10.67 13.08% 12.98% 22%
2012年度4Q 12.0 1.2 1.1 10.59 10.07% 9.00% 31%
2013年度1Q 8.2 -0.1 -0.1 -0.85 -0.95% -1.05% 20%
2013年度2Q 11.9 1.8 1.4 14.04 15.26% 12.08% 28%
2013年度3Q 8.2 1.2 0.8 7.97 15.14% 10.03% 19%
2013年度4Q 13.7 9.7 7.2 69.97 70.90% 52.37% 33%


株価を見てみます。

291円で実績ベースでのPER3.19倍、PBR1.02倍、配当は11円なので、利回りは3.78%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


理由として4月7日(本日)の出ました決算短信の後で上方修正が無いのですよ~。
第2四半期の時は1月10日に決算短信のIRと同時に上方修正のIRが出ているのです。

つ~ことは、いくら決算(第4Q)の数字が良くて着地しても、特損とか何かをぶつけてくるのかな~って最悪考える訳ですね。でもって一株当たりが32.98円予想ですので291円の株価ですとPERは8.8倍にしかならない。

実績のPERが低いのは2013年度の純利益がスッゲ~良かったからで、これが今後10年続きますって話ではないのですね。


最後に、

私は10年先位の財務諸表まで勝手に予想して作ったりして、その数字に株価を当て込んで投資判断をしています。ぶっちゃけ10年は持つのはかなりつらいですが、私の感覚上、7年の1回位はフェアバリュー水準まで上がる事があるように思います。

さらに希にそのままPER30倍位までぶっ飛んじゃう場合があります。そうなるとポートフォリオのリターンに大きく寄与してくれます。

今や、日本には外国人投資家、機関投資家(年金とかあなたの大切なお金)が日本株を大いに買っていますが、追撃で買う投資家がいません。なのでNISAとか色々やっちゃって個人資産の1500兆円を狙っています。

証券会社は盛り上げるために新規上場でわっしょいわっしょいな感じですけど、そのうちボロが出てくると思うのは私だけでしょうか?昔のITバブルみたいに訳の分からない理由で上場している会社がたくさん出てきました。

結局ITバブルで創業者利益を手にした人達はもう表に出てこないのです(遊んで暮らしているから)私のお知り合いも沢山いますよ~。

そういった流れで段々と意味解らない会社へお金が回らなくなり、読者の皆さんをはじめ、知識を蓄えてきた投資家さんが行き着く先って、私がレポートしているような会社じゃないかな~って思っているのです。


大局観ですが、小型株ブームが来そうな予感を感じでおります。
春のせいでしょうか?


がんばれ、TONE(旧・前田金属工業)!!

3385薬王堂



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


3385薬王堂です。

岩手発祥のドラッグストア、東北でビジネスをしている会社ですね。
設立は1991年で上場が2005年です。

特に古い会社でもなければ、新しい会社でもないのです。【沿革】を見ると昭和53年4月が前身となっていますけど。

決算は2月で全上場会社の中で5%位を占めています。百貨店とかイオン系が多いイメージがあります。


ドラッグストアの調査は当社で3社目になります。
調査済みの銘柄は

2796ファーマライズ
2786サッポロドラッグストア

になります。

でもってもう大体ドラッグストア業界に付いて、解ってきたことが沢山ありますが、当社のレポートでついに、ほぼ完結みたいな感じで良いと思います。


証券会社では、ドラッグストア、スーパー、コンビニとか、そういったセクター、業種では、ほぼ間違いなく担当アナリストがいます。理由として、数社上場していて比較が出来て、お客さんにも説明できるからです。

株雑誌や経済雑誌でもたまにこういった業界の特集をやります。
だってとりあえず数字を並べて書いて適当にあーだこーだ言えばカッコ良い記事になるしね。


ドラッグストア、スーパー、コンビニってどの地域に言っても複数のチョイスがあります。「おらの町にはドラッグストアは1店しかねえ~」(吉幾三調で)ってのは結構まれな話ですよね。


といった具合ですと、度の会社を見ても対して変わらない訳なのです。となると、他より売られすぎとか、「需給」とかでの売買になってしまうのです。


一応、ちゃんと調査をしてみようとおみますが、当業界においては個別分析より、産業調査の方が良いのです。となると、私の個別調査はあまり意味が無さそうです。


まずはビジネス。
ホームページを見ても良いですけど、やっているのはドラッグストアですよ。

ここから、いつも通り、数字を見ましょうね。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 224 10 5 4.4% 2.3%
2006年度 264 12 6 4.4% 2.4%
2007年度 301 11 6 3.5% 1.8%
2008年度 342 11 6 3.2% 1.8%
2009年度 375 7 4 1.8% 1.0%
2009年度 375 7 4 1.8% 1.0%
2010年度 392 8 4 2.0% 1.0%
2011年度 422 11 6 2.7% 1.4%
2012年度 456 24 6 5.4% 1.3%
2013年度 478 20 11 4.3% 2.4%


一人当たりを見ます。
総従業員数で割っています。


単位:千円

売上高 経常利益 純利益 従業員 臨時 総従業員 臨時割合
2005年度 33,734 1,491 788 237 427 664 64%
2006年度 33,757 1,473 815 256 527 783 67%
2007年度 31,821 1,119 585 302 645 947 68%
2008年度 30,823 977 541 346 762 1,108 69%
2009年度 29,566 531 306 374 895 1,269 71%
2009年度 29,566 531 306 374 895 1,269 71%
2010年度 28,845 581 287 400 960 1,360 71%
2011年度 29,237 785 400 421 1,021 1,442 71%
2012年度 32,527 1,745 427 425 976 1,401 70%
2013年度 31,640 1,349 757 427 1,085 1,512 72%


大きなデータから小さな店舗の事まで見えてきましたね。
でもって2796ファーマライズのレポートでも一人当たりの数字を取ってっますが、とりあえずは一人3,000万円売るのがドラッグストアなのかなって思います。

この3,000万円って「会社」としては成り立つ数字ですね。

2130メンバーズのレポートでも同じような事を書いてますが、会社って個人の集合体でそれぞれの「強み」を活かしてシナジーを発揮する「箱」ですから個人事業主の売上以上は絶対なのです。

そういった面で当社としてはオッケーな訳ですね。
ただ、日本っていうエコノミー全体で見ると、当ビジネスに置いては頭打ち感が強いのです。


でもって、一応気になったので業界の数字を適当にまとめてみたのです。


コード 社名 PER PBR 時価総額 DY 本社社員 給料 平均給料
3385 薬王堂 5.37 0.74 71 2.32 427 377
2796 ファーマライズ 4.79 1.07 55 2.29 53 596 5,964,102
2786 サツドラ 8.27 0.98 52 1.91 592 427 4,268
7649 スギHD 23.39 2.67 2954 0.58 254 658 658
9989 サンドラッグ 19.32 2.69 3080 1.05 2,514 470 4,704,804
3088 マツキヨ 13.97 1.26 1814 1.51 176 785 7,846,094
3398 クスリのアオキ 17.66 3.32 513 0.49 1096 440 4,399,944
3391 ツルハHD 18.03 2.23 2464 1.27 70 683 6,829,708
3349 コスモス薬品 25.37 4.77 2408 0.42 2,084 454 4,542,013


ちなみに、薬王堂では「※」が付いていてそれは以下の通り。

「従業員数に子会社への出向者数を含めた場合の状況は、平均年齢30.2歳、平均勤続年数6.0年、平均年間給与3,806千円であります」
「平均年間給与は勤続1年以上の従業員を対象に算出しており、賞与及び基準外賃金を含んでおります。」

やっぱり企業としてはなるべく、従業員に思いやりがあるって事を数字で出したい訳ですね~。

この数字から解ったことを簡単にまとめてみると。

仕入販売で仕入れ先は同じ。
時価総額が大きい会社と小さい会社でその地域で、競合関係に戦っている。2786サツドラでもそうですよね。
時価総額の大きい会社はbuying powerが強いので安く仕入れる事が出来そう、でもってその分の利益は社員に還元している気がする。

って事がこれらの数字から読み取れるのではないでしょうか?


所で、当社は「UAゼンセン薬王堂労働組合」があって、403人が加盟していますね~。組合ってどのようなためにあるかは熱心な読者さんならもうお分かりですね。


話を数字に戻します。

時価総額が大きい企業がPERが大きいのも解ります。ただ、PBRは時価総額で変わらない。PBRって「この資産を使っていくら稼ぐのか?」って指標でしょ?最近は「1倍を割ると解散価値が~」って言う人が多いんですけど、メインとしては「この資産を使っていくら稼ぐのか?」って法ですよ。

つまり、100%正しくはないですけど、超~簡単に言えば、100円のものを200円で売れるのであれば、その会社のPBRは2倍で良いんじゃないですか?(税金、経費、そういったのをすべて考えない)って事なのです。

ここで、学者のように色々反論を述べたい人は・・・。
私のブログは向いてませんのでどうぞここでページを閉じて下さい(笑)


といった事を考えると、PBRが1倍近いって事は、その資産を使っても対して儲けられないんじゃないの?って事になります。

もちろん、このPBRは株式の売買から来ている数字ですので、そう思っているのは投資家って事になりますね。


数字の話に戻りますが、当社はもちろん。一般市民に商品を販売しているBtoCですので、売掛金を見る必要はありませんけど、説明しておきますよ。

2013年度
三井住友カード株式会社 45,995
国民健康保険団体連合会 33,538
社会保険診療報酬支払基金 19,363
株式会社東北JCBカード 16,238
株式会社日専連パートナーズ 3,890
その他 18,616
合計 137,643

クレジットカードでポイントが付くので利用している人もいるのです。
でもって滞留期間は20日前後。そりゃあ薬を48回リボ払いで買う人はいないでしょう。ほとんどの人が1回払いですよ。


って事をすぐにイメージできる事は大事ですよ~。


あと、気になる部分としてバランスシートで「現金及び預金」が前年の19億から、今回は9億なりました。大きな変化ですが、それは建物とかの資産の額が増加しているのでそこに使われたのでしょうね。でもって減価償却費も増えていますからそれで決定です。

私は、それは当社にとって、大きな勝負って訳ではなさそうです。


所で、
当業界はちゃ~んと月次を出しています。
当社ももれなく月次を出していますのでチェックしてみましょうね。


株価を見てみます。

2,156円。実績ベースでのPERは5.37倍、PBRは0.74倍、配当利回りは2.32%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


恐らくほぼすべてのドラッグストアに置いて、投資判断は「保留」になりそうです。

どの会社も横並びの数字ですので。
全業界から見れば割安なんだろうけど、当業界で考えると、「異常」な割安ではないのです。過去のPERを見れば3倍まで売られたし、配当利回りも7%台まで一瞬だけ度なりました。
でもって最近POしてる。それって経営陣側が当社の株価は、適正、もしくはそれ以上に評価されているって思ってるって事じゃあないですか?

私は需給で取引はしませんが、やはり大株主が株価をどう思っているのかってのは気になる所なのです。
それが創業者であればなおさらです。


ドラッグストアの厳しい叩き合いは今後も続きそうですね。
しかし、どのドラッグストア会社も大きな勝負に出ていないのです。今後、そういった大きな勝負があれば、再調査して投資判断をしたいと思います。


最後に、

ドラッグストアで言えば「マツキヨ」が全国展開をした時を思い出します。
かなり衝撃的デビューでした。皆さんも古い記憶を呼び起こしてください。

どの業界でもそういった衝撃的デビューをしている会社ってやっぱり伸びている訳ですね。私が衝撃を受けた会社としてドン・キホーテ、ABCマート、HIS、ラウンドワン等が挙げられます。皆さんもそれぞれ衝撃を受けた会社でそれらが現在、ある程度活躍している会社であれば、その衝撃を今一度思い出して、投資銘柄発掘に生かしてみてはどうでしょうか?

もちろん、衝撃を受けた事って会社以外でも良いんです。イチローとか松井、サッカーでは中田ヒデのデビュー戦2ゴールとか、何か今から思えば、その衝撃って「予感」だったのです。


こういった数字では出てこない「感覚」を研ぎ澄ますために、数字に関してはキッチリとちぇくしておくと良いのです。そして「調査」と「感覚」が一致した時が、投資のタイミングかと思います。


伝わりましたでしょうか?


がんばれ、薬王堂!!


8152ソマール



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


8152ソマールです。

機能性化学材料の古~い、歴史ある会社です。
卸売業のセクターだけど、製造もしていますね。

設立が1948年の上場が1985年です。
1985年の日本株式市場と言えばイケイケな相場でしたよね~。確か1987年に取引所の時価総額でNYを抜いて首位、1989年12月30日には忘れもしない日経平均38,915円ですよ~。
こんな中、上場したって事は銀行や証券会社、投資家に沢山の「貸し」がありそうな会社です。


どうしても私にはこの社名が頭に残るのです。
「ソマール」です。単純なカタカナの組み合わせであり、四季報をペラペラめくってみると一瞬でこのページが出てくると当社に目が行くのです。光の速度で私の脳に埋め込まれています(これが光で読む、あの速読なのか!?)


当社が何の会社か知らないし、多分、染料とか?「染ま~る」みたいな事を考えていたらまったく別のビジネスをしている会社であって、創業者が「曽谷正さん」であって、ふ~んとしているうちにいつの間にかEDINETで有価証券報告書を読み始めてしまいました。


でもって古~い歴史ある会社なので、いつもの調子でレポートとして書いてみようかなって事です。


それでは、調査開始です。


ビジネスについては、ホームページを見れば解る事なのですが、いかんせん化学のお話なので一般投資家には解りませんし、機関投資家だって金融のプロであって(恐らく大学とかでは理系な方もいたと思いますが)化学のプロではありませんね。

だって、金融の道に進んじゃったんで・・・。

とりあえずホームページを見た後、真面目な有価証券報告書の【沿革】を見るのですけど、大抵は○年○月、創業~って年表形式なのですが、当社は年表形式に加えて最初に、

「昭和18年第二次世界大戦の戦時体制下、物資不足の中で曽谷正(当社創業者)が兵庫県揖保郡に個人経営で、この地域の特産品イ草を利用して畳の製造を行うため工場を建設し、製畳関係の商いを開始しました。戦局の暗雲たなびく厳しい時局を経て我が国が歴史上経験したことのない敗戦の廃虚の中で、建設資材関係等へと業容を伸展させ今日の基礎が形成されました。」

って書いてあります。


創業者を超リスペクトな会社ですよね。

エンターテイメント的な沿革で好きです。

「○○は○○の為の戦いでありこれはその物語である」ってかっこいいナレーションが入ってオープニング曲が流れる映画とかドラマとかってありますよね。


株価には関係ありませんので、我々、投資家は数字を気にしましょうって事ですけど。
それが投資判断の決めてですからね。

単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 365 5.8 4.7 1.6% 1.3%
2006年度 379 14.2 11.7 3.7% 3.1%
2007年度 368 11.2 10.1 3.1% 2.7%
2008年度 372 10.8 7.4 2.9% 2.0%
2009年度 284 -2.5 -10.0 -0.9% -3.5%
2010年度 260 2.2 1.0 0.8% 0.4%
2011年度 262 0.7 -1.1 0.3% -0.4%
2012年度 235 -2.6 -3.7 -1.1% -1.6%
2013年度 229 -9.1 -7.5 -4.0% -3.3%


2008年までは単体で2009年からは連結になりました。
それにしても、厳しいビジネスだな~って見て取れますよね。

エコノミクスとか分析好きなアナリストさんであれば、この利益率の低さは「原材料価格高騰によりどれだけヤバくなるか~」みたいなレポートのターゲットにされますよ~。


でもって、一応、一人当たりも見てみましょうね。

単位:万円

売上高 経常利益 純利益 総従業員数
2005年度 13,385 212 173 273
2006年度 13,931 521 432 272
2007年度 13,579 415 373 271
2008年度 13,337 387 267 279
2009年度 9,218 -81 -324 308
2010年度 8,058 67 31 323
2011年度 7,565 21 -33 346
2012年度 6,374 -70 -102 368
2013年度 6,250 -247 -205 367


この数字で「違和感~」ってなった方、なかなか鋭いですよ~。

言ってしまうと、従業員が増えたのにも関わらず、全体の売上も回復せず、当たり前ですが一人当たりの売上も減少しているのです。

従業員の状況をまとめてみましょう。

本社の人数 平均年齢 平均勤続年数 平均年収 従業員(連結)
2009年度 295人 41才4ヵ月  16年0ヵ月 577万円 308人
2010年度 297人 41才 1ヵ月 15年 9ヵ月 517万円 323人
2011年度 301人 40才 1ヵ月 14年 10ヵ月 492万円 346人
2012年度 296人 39才 6ヵ月 14年 7ヵ月 486万円 368人
2013年度 284人 40才 7ヵ月 15年 6ヵ月 489万円 367人


従業員のコストカットは行われています。
でもって連結の従業員数を本社の従業員数で引けば、子会社にいった従業員数が解ります。それでその人数を総従業員数で割れば割合が出ます。


2009年度から2013年度まで増加ですね。
4%、8%、13%、20%、23%

さて4月は異動の時期です。
親会社から子会社に異動する。

その意味は言うまでもありませんよね。


当社はとりあえずコストカットをしたいのだけどなかなか出来ないでいる。
なぜならば・・・。


「組合が存在する」からです。


「ソマール労働組合と称し、上部団体の日本化学エネルギー産業労働組合連合会に加盟」と有価証券報告書に書いてあります。


古~い会社の特徴ですね~。


そして締めに、子会社を見れば、「当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社5社(索馬龍(香港)有限公司、索馬龍精細化工(珠海)有限公司、ソマテック㈱、台灣索馬龍股份有限公司、Siam Somar Co., Ltd.)、その他の関係会社2社(㈱宗屋、多摩興産㈱)によって構成~」って事で。


ああ、海外に出て行ったのねって話。
これで違和感の謎が解けました。


当社も従業員数にカッコが付いている部分が無いので皆さん正社員なのかな?
いや~素晴らしい会社です。


それじゃあここらでお客さんの受取手形と売掛金。


単位:千円

受取手形

2013年度
澤村電材 15,697
高砂スパイス 13,322
ムサシ電工 5,793
東鉱商事 5,244
有沢製作所 4,399
その他 57,683
合計 102,140


2012年度
澤村電材 34,936
有沢製作所 11,063
ベル・セード 5,000
大阪アルギン 4,664
東亜電気工業 4,068
その他 47,347
合計 107,081


2011年度
澤村電材 33,031
有沢製作所 27,844
安達糊料 9,072
TRWオートモーティブジャパン 4,235
ベル・セード 4,000
その他 56,843
合計 135,026


2010年度
澤村電材 17,780
ベル・セード 10,000
有沢製作所 9,209
安達糊料 8,232
東亜電気工業 4,129
その他 75,481
合計 124,832


2009年度
澤村電材 25,167
日本モレックス 23,734
ワイ・テイ・エス 11,268
日本理化工業所 10,944
安達糊料 9,072
その他 54,689
合計 134,874


売掛金

2013年度
日本メクトロン 460,477
日本製紙 203,292
住友電気工業 199,402
王子グリーンリソース 183,227
レンゴー 160,754
その他 5,247,832
合計 6,454,987


2011年度
日本メクトロン 832,960
王子製紙 260,223
日本製紙 252,492
住友電気工業 154,323
レンゴー 140,588
その他 5,829,688
合計 7,470,277


2011年度
日本メクトロン 911,486
日本製紙 315,819
ニッカン工業 298,160
王子製紙 225,101
住友電気工業 184,617
その他 5,800,025
合計 7,735,211


2010年度
日本メクトロン 1,085,172
ニッカン工業 309,425
パナソニック電工郡山 282,927
王子製紙 259,427
日本製紙 256,430
その他 6,278,771
合計 8,472,153


2009年度
日本メクトロン 256,945
ニッカン工業 255,395
日本製紙 222,851
日立化成工業 204,411
王子製紙 163,314
その他 5,341,264
合計 6,444,181


売掛債権の平均滞留日数が過去5年のレンジが105日から108日で収まっているんだからお客さんも決まっているって事でしょうね。もしくはね、当社は非常にオリジナルなビジネスをやっていて、カネをきっちり回収する事が出来る会社って見方もありますよ。

つまり、「今月はキッチリ払ってもらわな、次の商品は一切卸せませんで、社長~」って
位置づけの会社。

当社の数字でどっちなのか判別可能かと思います。


でもって、売掛金とか手形って有価証券報告書の「主な資産及び負債の内容」の部分にありますのでそこら辺をさら~っと見て行くと、「取引保証金、東レ・デュポン739,092千円。旭化成ケミカルズ310,652千円」ってあります。

取引保証金って株やFXをやっている人であれば、馴染みがあると思います。企業でも同じね。材料を東レ・デュポンや旭化成ケミカルズから買っているんでしょうね。


続いて「主な資産及び負債の内容」の借入金を見ると・・・。


単位:千円

長期借入

長期借入金
三井住友銀行 2,400,000
七十七銀行 1,500,000
三菱UFJ信託銀行 1,000,000
三菱東京UFJ銀行 650,000
みずほ銀行 500,000
りそな銀行 450,000
常陽銀行 100,000
合計 6,600,000

66億円也~。でもって平均金利が0.9%です。これって安すぎじゃない?
当社は銀行株を数億円保有していてその理由は「円滑な~」って話ですけどね。

確かに、バランスシート上の流動資産で141億円で、投資で28億円ありますけどね。当然流動資産は売掛金も含んでいますよ。でもって負債部分には買掛金等、お支払項目があるので、そういった分を諸々引いてみると、ちょうど銀行が貸した金額位は残るって勘定しているのでしょうね。

でもって安く借り入れるのは古~い歴史ある会社ゆえの「貸し」があるからでしょうね。
もしくはこのビジネスは参入が面倒なため、そして利益率も良くないため、誰かがやらないといけない、となると、カネは貸さなくてはならないって事になるのです。

6307サンセイのレポートで書いた事と同じ事でしたね。


といった具合で色々見ていまして。残りのツッコミ処は一つになりました。

人事ですね。
トップは「曽谷太さん」です。経歴を見ると、「平成13年10月 監査法人トーマツ入所」ってなっていて、そこからこのIRで解るのですけど、「USCPA(米国公認会計士)」を持っています。

かなり勉強熱心な方であると思います。まあ、監査法人に入れば遅かれ早かれ取らなきゃ出世は出来ないですけど。


但し、創業者の二代目や三代目がトップになる際に、まずはとりあえず金融機関に入る訳ですよ。問題なく合格するのです。どこかの人がコネでテレビ局に入るのと同じで。

でもってそういった方が社長になった際に、アナリストが会社訪問をして、ちょっとだけ過去の金融機関の話をすると、かなり好待遇であったという話をよく聞きます。

例えば22歳で就職して、10年間、金融機関にいたとして、異動なしとか、はたまたいきなり一年目でNY、二年目でロンドンといった具合だったりもします。資格とかも全く持っていないとかね・・・。


そんな中、当社のトップはそれなりに難しい試験を突破しているのでしっかりしているって思います。


あ、当社の監査はデロイトですね。


当社の場合は連結経常利益の金額に応じて、役員のインセンティブを儲けてあったりして、さすが監査法人出身の社長だな~って思いました。そして分け前もポイント制で決まっているそうです。

こんな感じ。

連結経常利益が11億円未満の場合・・・支給しない。
連結経常利益が11億円以上12億円未満の場合・・・10百万円
連結経常利益が12億円以上13億円未満の場合・・・20百万円
連結経常利益が13億円以上14億円未満の場合・・・30百万円
連結経常利益が14億円以上15億円未満の場合・・・40百万円
連結経常利益が15億円以上16億円未満の場合・・・50百万円
連結経常利益が16億円以上17億円未満の場合・・・60百万円
連結経常利益が17億円以上18億円未満の場合・・・70百万円
連結経常利益が18億円以上19億円未満の場合・・・80百万円
連結経常利益が19億円以上20億円未満の場合・・・90百万円
連結経常利益が20億円以上の場合・・・100百万円

でもってポイントはこんな感じ。

社長  64
副社長  45
専務取締役  39
常務取締役  33
取締役  28


まあ、今時日本で、連結経常利益が良かったのでべらぼうに高い役員報酬を貰おうとしているのって私は数人しか知りません。もちろん、創業者ならべらぼうに高くてもオッケーって私は思っていますけど。そうじゃないサラリーマン社長とかね。やたらビジネス書書いて売れて上手に社長業をやってはコストカットしていく人達です。

ああいう人の書く本が売れている時点で、日本のビジネスマンには財務知識がもっと必要であるという事を感じさせます。

「メモは取れ」と「メモは取るな」ってビジネス書、どちらも存在しますからね。これは個人の判断次第ですが、財務諸表においてはまず答えは一つですからね。つまり財務諸表は真実を書いている表ですから。投資はそれを見て将来を考えてるため買い、売り、保留ってなるのです。


株価を見てみます。

204円、赤字なのでPERは算定できず、PBRは0.3倍ですね。配当は10円なので利回りは4.9%です。


私の投資判断は「却下」です。


残っている投資家って配当を待っている投資家でしょうね。
ずっと10円配当を続けているのが当社の特徴ですからね。

確かに配当や自社株買いは株価の下値を限定させる手段としての資本政策です。
でも流石にメインのビジネスが赤字ですと・・・。たこ足配当ですからね。

たこ足配当については6390加藤製作所のレポートで詳しく説明しています。


でもって財務諸表を読み込んでみると、
当社は何のために存在するかって考えると、株主って結構最後になりそうでですね。


日本に組合がある以上、残念ながら会社は株主のモノって考えは定着しないかもしれません。確かに、組合って大事ですけど。そこで終身雇用で自分を磨かない人が沢山出来てそのうち使い物にならなくなりますからね。

だから大手企業が潰れる訳ですよ。
XX大学出身って40歳代や50歳代になっても使っているがいるのはこの国だけですよ。


最後に、

とりあえず、「ソマール」について色々勉強が出来ました。これで四季報をペラペラめくっても気になる部分が減りました。

割安成長株の発掘を目的にしているのにちょっと横に逸れたのは残念ですが、こういった事をして思考を一度すっきりさせる事で日々の調査の効率がグンとアップするように思いました。

春だからたまにはこういうのも良いのかなって。


がんばれ、ソマール!!
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一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

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講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

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私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

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