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1782常磐開発



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


1782常磐開発です。
スパリゾートハワイアンでおなじみの9675常磐興産グループの建設会社ですね。
1960年に設立、上場は1995年です。

先に言ってしまうと、実績ベースでPER4.81倍、PBR0.68倍、配当利回り2.68%な訳でスクリーニングで出てきた銘柄です。

当たり前ですが、今後、収益力が落ちるので決算発表と同時にPERが上がる。配当がなくなる、資産が実は大した事は無く、特損~ってなる可能性も秘めいているって事なのです。もしくは投資家に見放されている会社であるって事。


企業業績が正しいのか?
株価が正しいのか?


割安株ってそんな所を地味に調べるだけなんですよね。
そんでもって、9675常磐興産グループの建設を請け負っているって事を考えて、9820エムティジェネックスのレポートを思い出した人は、スーパー読者ですよ!!

とまあ、9820エムティジェネックス的な感じなんだろうってストーリーを描いて調査すると、当社を理解する上で非常に役に立ちます。


それでは、調査開始です。

ホームページは投資家として一瞬は拝みに行ってくださいね。


数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 107 0.73 0.84 0.68% 0.78%
2006年度 120 1.86 0.60 1.55% 0.50%
2007年度 146 2.61 2.47 1.78% 1.69%
2008年度 145 0.91 -2.62 0.63% -1.81%
2009年度 143 0.69 0.59 0.48% 0.41%
2010年度 121 0.62 0.22 0.52% 0.18%
2011年度 105 0.58 -3.92 0.55% -3.73%
2012年度 155 6.96 4.28 4.48% 2.76%
2013年度 146 8.51 4.57 5.82% 3.12%


2008年はリーマンショック、2011年は3.11ですって事で細かくは突っ込まない。
でもってそれ以外では黒字を出せている会社ですね。


一人当たりを出します。


単位:千円

売上高 経常利益 純利益 総従業員
2005年度 23,865 163 187 448
2006年度 21,711 337 109 552
2007年度 25,265 451 426 579
2008年度 25,232 158 -457 573
2009年度 25,239 122 104 568
2010年度 20,972 108 39 575
2011年度 18,158 101 -678 578
2012年度 27,179 1,218 749 571
2013年度 25,307 1,473 790 578


まあ、良いんじゃない?

ってか私が「まあ、良いんじゃない」って言うのにはいくつかの理由があります。
まずは売上なのです。

恐らく、どのビジネスでもあなたが独立したら売上で1,000万円を稼ぐのがかなり大変であるって事が解ります。ちょっと古いですけど、このレポートでは1310万円だそうです。

今はもっと低いって事は経済的バックグラウンドで簡単に理解できるのです。

つーことで当社においては会社という「看板」はしっかり作用しているって事になります。なので私は「まあ、良いんじゃない」って書くのです。決して凄~いって意味ではありませんよ。


数字を見た時点で、成長しないなあ~って事は解り始めるのです。
これは社員の状況を見ても理解できますね~。


社員数 平均年齢 勤続年数 平均年収
2009年度 215 45.4 20.6 4,867,402
2010年度 209 45.6 20.9 4,463,340
2011年度 199 46 21.3 4,628,809
2012年度 184 46.3 21.8 5,213,366
2013年度 188 46.5 21.6 5,133,872


9820エムティジェネックス的でしょ?

という事で、成長は微妙~ですが、一つ気になる部分があるのです。
それがセグメント。

受注ベース、施工ベース、売上ベースってのがあります。その中で環境関連事業の前年度比からの伸びを見ると、それぞれ、863%、83.2%、83.4%ってなります。工事完成基準だ~ってちょっと簿記ってる人はうれしくなりますね~。

って違う。

863%増の受注しているんですよ。30億円。ガンガン人投入してさっさと終わらせて他から仕事取ってきたら凄いことになりそうじゃね?って考えません。この人達、仕事遅くね?って考えるのです。

環境関連の連結での従業員はこんな感じ


2011年:社員77人、臨時46人
2012年:社員65人、臨時50人
2013年:社員64人、臨時45人


何で人材をもっと投入しないんだろう・・・。恐らく、時間が掛かるのかな~ってかかけなきゃダメな感じなのかな~って思うのです。


理由として、借入金を考えてみます。


と、言っておきながら私のブログです。起承転結は一切なし、思ったタイミングで書きあげますのでまずはどのような客がいるのかチェックですね。

単位:千円

売掛金
2013年度
いわき市 120,958
日本環境科学 77,253
福島県いわき建設事務所 48,303
中央区役所 15,225
ヨークベニマル 8,785
その他 143,348
計 413,875

2012年度
いわき市 83,180
福島県 65,963
東京都中央区役所 19,152
大誠商会 11,096
ヨークベニマル 9,075
その他 126,120
計 314,588

2011年度
いわき市 86,326
福島県いわき建設事務所 60,314
双葉地方広域市町村圏組合 20,790
中央区役所 15,781
ヨークベニマル 9,795
その他 125,861
計 318,869

2010年度
福島県 75,052
いわき市 58,623
中央区役所 23,570
双葉地方広域市町村圏組合 20,475
ヨークベニマル 10,642
その他 135,707
計 324,070

2009年度
福島県いわき建設事務所 60,591
いわき市 56,330
双葉地方広域市町村圏組合 18,267
中央区役所 16,065
大誠商会 11,406
その他 175,904
計 338,566


手形~

2013年度
常磐興産 218,618
新興商事 8,325
大誠商会 2,357
サカエ鉄工所 2,000
常磐エンジニアリング 1,523
その他 10,815
計 243,640

2012年度
常磐興産 974,687
大豊建設 88,900
関東工業 34,650
大誠商会 7,886
新興商事 7,060
その他 25,168
計 1,138,353

2011年度
常磐興産 79,181
加地和組 47,958
茨城サービスエンジニアリング 30,256
大豊建設 16,500
新興商事 8,076
その他 27,270
計 209,243

2010年度
常磐興産 70,876
不動テトラ 32,227
新興商事 6,655
大誠商会 6,206
同仁医薬化工 4,743
その他 19,283
計 139,992

2009年度
アドマック 131,853
常磐興産 90,090
共和化工 33,567
関東エラストマー 20,602
昱 15,233
その他 47,196
計 338,543


さらには建設業ですので「完成工事未収入金」ってのがあります。簡単に表現すれば1年以上掛かった。もしくは決算をまたいだみたいに感じで捉えちゃってくださいよ。


2013年度
福島県いわき建設事務所 196,830
東北地方整備局磐城国道事務所 183,120
クリナップ 112,014
福島県いわき農林事務所 98,692
常磐共同火力 90,249
その他 466,869
計 1,147,775

2012年度
常磐興産 192,554
常磐共同火力 146,954
東京電力 118,262
いわき市 109,566
いわき市建設業協同組合 72,378
その他 559,065
計 1,198,781

2011年度
いわき市 125,855
福島県いわき建設事務所 118,744
東北地整磐城国道事務所 113,277
常磐共同火力 90,438
常磐興産 79,461
その他 463,898
計 991,676

2010年度
鹿島道路・常磐開発特定建設工事共同企業体  633,864
いわき市 409,435
東北地整磐城国道事務所 321,195
福島県 302,969
都市再生機構 千葉地域支社 166,940
その他 513,201
計 2,347,605

2009年度
アイ・ケイ・ケイ 543,400
福田組 323,031
鹿島道路・常磐開発特定建設工事共同企業体 129,735
いわき市 99,337
常磐湯本温泉 83,241
その他 682,908
計 1,861,654

そして、滞留状況が見れて、「平成25年3月期計上額1,147,775千円」、「平成24年3月期以前計上額-」、「計1,147,775」ってなっています。これを何年か遡ってみると、ほとんどの受注は2年以内かな~って感じに捉えられます。


さらに、さらに、受注元って役所的な所が多いな~って思います。やはりこれは当社が気付いてきた長い信用とコネクションの賜物なのです。常磐グループ様がいたので福島県いわき市は発展したのです。ホームページ、ちゃんとお参りしましょうね。

9625セレスポのレポートでも書きましたが、「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」ありの会社なのでしょう。地元のお祭りとかじゃあスーパースポンサーでしょうね?


つー事は、銀行とも仲が良い訳ですね~。


銀行借り入れです。

単位:億円

短期

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
常陽銀行 5.5 8.5 6.0 7.0 4.0
秋田銀行 4.5 5.0 6.0 6.0 3.7
七十七銀行 0.0 3.0 0.0 4.0 1.5
東邦銀行 5.0 7.4 4.1 0.0 1.0
福島銀行 0.0 0.0 3.0 2.5 1.0
大東銀行 2.5 3.0 1.5 2.5 0.0
みずほ銀行 4.0 0.0 0.0 0.0 0.0
その他 4.0 3.5 1.5 2.7 1.7
計 25.5 30.4 22.1 12.9 24.7


長期

長期 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
東邦銀行 1.4 1.4 3.6 2.9 2.9
1年以内 1.3 1.1 1.6 1.7 1.8
福島銀行 0.0 0.0 0.0 0.0 1.0
1年以内 0.0 0.0 0.0 0.0 0.4
七十七銀行 1.3 2.0 3.3 1.8 0.8
1年以内 1.0 1.4 1.5 1.0 0.8
大東銀行 0.0 0.0 1.8 1.2 0.6
1年以内 0.0 0.0 0.6 0.7 0.6
常陽銀行 3.0 1.7 1.0 0.6 0.3
1年以内 2.6 1.6 0.4 0.3 0.3
秋田銀行 0.0 0.0 1.5 0.6 0.0
1年以内 0.0 0.0 0.9 0.6 0.0
みずほ銀行 0.7 0.1 0.0 0.0 0.0
1年以内 0.6 0.1 0.0 0.0 0.0
計 6.4 5.2 11.3 7.2 5.5
1年以内 5.5 4.2 5.0 4.2 3.8


非常に見にくい感じで申し訳ないですけどね。


単純にみずほ銀行の「0.0」に注目してみます。
2009年と2010年位は借入が終わっていますね。そしてそれ以降の借り入れは無い。これって、みずほ銀行の担当者さんがお客を連れてきて、2年で完成する受注分を当社が請け負って、その分のカネをみずほ銀行が貸したって考える事出来ませんか?

2008年は借入が無かったって事で考えてみて下さい。
それ以外の銀行も同じアイデアで考えてみましょう。
4349テスクのレポートでも似たような事を書いてましたね。


と言った事を考えると、ビジネスのスピードを上げるのって難しいのかな~って思うのですよ。となると成長って考えると、微妙~って結果になりました。


となると、次は割安かそうでないかって事を考えます。


・・・とりあえずバランスシートは地味ですね。特に怪しい感じの資産は見当たらず。ただ、ビジネスは借金でやっている感はありますね。当たり前ですが、カネを借りれるって素晴らしい事ですよ~。で儲かったカネは株主に配当して、後は貯金しておこう的な感じです。


この会社の存在意義とかを考えてしまうとマジで固い話になりますけど、


配当利回りが2.68%、これはリスクを取った株主。
平均で短期金利1.7%、長期金利2.3%で貸した銀行。


う~ん、確かに投資家からすれば欧米の「会社は株主のモノ」って考えも好きですが、「会社は社員が喜び、悲しみを分かち合い、共存する場所」みたいな考えも好きですね~。だからこそ良い商品が出来たりしますから。

2122インタースペースでも書いたROE論に結び付く訳ですよ。
つーか日本の企業で経営者がマジで、人材はコストと思ってカットしまくると、大変な事になるのは最近のニュースでもギョーザ事件でも車で突っ込んだあの事件とか、そういった事になるのです。


という事で株主にもちょっと厳しくね~って話になっているのです。

でもって配当政策などを見れば、2013年度から「配当性向30%を目途」って文言が抜けています。つーか直近5年はたこ足配当とか配当もしていないとか、30%下回るとかそんな感じだもんね。そりゃあ外した方が良いに決まっております。

でも、回復してきた際には30%は黙って増配とかやっちゃうとカッコイイんだけどね。今期予想は7.5円ですね。


株価を見てみます。

280円、実績ベースでPER4.81倍、PBR0.68倍、配当利回り2.68%です。


私の投資判断は「買い」となりました。


まず、280円って株価で会社発表の数字が出てくると一株当たり44.59円なのでPER6.27倍でしょ。今は第2四半期までの数字ではまだ会社予想の半分も達成していません。

ただ、当社のお客はお役所関係でしょ。となると3月にモーレツな受注とか発生して予算を使い果たすってのが皆さんのご存知の通りです。

という事で四半期ベースで計算してみます。
割合は1年での売上における割合、今期は会社予想の160億円で割合を計算していますよ。

単位:億円

売上高 経常利益 純利益 一株当たり 売上割合
2010年度1Q 15 -2.3 -2.4 -30.17 13%
2010年度2Q  25 -1.4 -1.5 -18.69 21%
2010年度3Q 23 -0.3 -0.4 -4.47 19%
2010年度4Q 57 4.7 4.4 56.16 47%
2011年度1Q 14 -2.3 -2.3 -29.64 13%
2011年度2Q  22 -1.1 -1.2 -15.30 21%
2011年度3Q 21 -0.6 -0.6 -7.88 20%
2011年度4Q 47 0.2 0.2 2.93 45%
2012年度1Q 17 -2.0 -2.0 -25.82 11%
2012年度2Q  40 2.2 2.2 27.75 26%
2012年度3Q 34 2.1 1.7 21.29 22%
2012年度4Q 64 3.5 2.5 31.27 41%
2013年度1Q 25 0.5 -0.1 0.00 17%
2013年度2Q  34 2.2 1.4 0.02 23%
2013年度3Q 30 0.9 0.6 0.01 21%
2013年度4Q 58 3.9 2.6 0.03 39%
2014年度1Q 28 1.3 0.5 6.27 17%
2014年度2Q  34 1.8 1.0 12.08 21%


さらには人事です。
ここ4年、変化がなかったのですが、今期から取締役には木田政伴さんって方が入りました。多少、動きが出てくる可能性もありますけどね。ただ、下から上がってきた感がありますのでそこまで過度な期待はできません。


でもって投資家。

2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
政府及び地方公共団体 0 0 0 0 0
金融機関 24 24 23 24 24
金融商品取引業者 1 1 1 3 6
その他の法人 23 24 25 23 24
外国個人以外 0 0 0 0 0
外国個人 0 0 0 0 0
個人その他 52 51 50 49 46
合計 100 100 100 100 100

みんなあまり興味なさそうです。
さらには個人投資家の推移は696人→673人→727人→741人→705人って事なので。誰~も見てない感じですね。


最後に、

こういった会社への投資って、非常に息の長い投資になります。

最近、割安銘柄への投資で株価10倍だ~とか書いている株雑誌って不思議に感じるって事が理解出来ますね。なので私が「ふ~ん」って感じで毒ついているのです。

となると、ビシバシ上がっちゃっている株でトレ~ディング~って方にはエキサイティングではないと思います。ただ、バフェット爺さんがフォーブスでスーパーリッチな人になっている間は、こういった地味な投資を続けようと思います。

もうコカ・コーラみたいな会社は出てこないかも知れませんが・・・。はぁ~グローバルスタンダード・・・。


がんばれ、常磐開発!!


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5990スーパーツール



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5990スーパーツールです。

作業工具の製造、販売を行っている会社です。販売は国内大手・中堅の総合商社、専門商社を通じて行っています。輸出もしていますね。

1942年設立の古~い会社です。上場は1994年3月です。
古~い会社って事は・・・。

熱心な読者の皆さんは
「調査であれとあれはまぁ、あんな感じだろうな~」という事を考えるのです。

そういった事を感じない読者さんは「スーパー投資顧問 古~い会社」でGoogleで検索してみてね。


前回は3945スーパーバッグのレポートを書きました。
単純な社名の繋がりで当社に至りました。でもって多少、当社には割安株である事を感じます。さらにはちょっとだけ突っ込みどころがある財務諸表です。


という事で調査開始です。


まずはビジネスについてですが、ホームページ内

会社概要
沿革
事業内容
特色
行動規範

を簡単に読む(見通す)感じで良いですね。


数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 42 4.0 3.7 9.6% 8.9%
2006年度 45 5.1 3.0 11.5% 6.7%
2007年度 51 6.2 3.7 12.3% 7.4%
2008年度 51 7.4 2.7 14.5% 5.3%
2009年度 49 5.5 1.8 11.4% 3.8%
2010年度 32 1.4 0.7 4.2% 2.3%
2011年度 38 3.2 1.4 8.3% 3.7%
2012年度 48 3.6 1.9 7.5% 4.0%
2013年度 63 5.9 3.4 9.3% 5.4%


2011年までは単体でした。2012年からは連結です。その数字を合成して作成していますよ。

でもって、一人当たりを計算するのはいつも通りです。


単位:千円

売上高 経常利益 純利益 総従業員
2005年度 23,526 2,259 2,099 178
2006年度 24,862 2,869 1,654 179
2007年度 25,819 3,188 1,908 196
2008年度 26,066 3,784 1,389 196
2009年度 26,845 3,056 1,012 181
2010年度 20,886 887 474 155
2011年度 22,758 1,882 843 169
2012年度 26,789 2,003 1,077 180
2013年度 34,103 3,181 1,846 184


なんかしらあって、売上が上がって利益が上がったって事が考えられます。それは一体何なんであろう、それが今後も継続するのか、一時的なのかって事を調査する必要があるのです。

つまり、企業収益が今後も継続すれば、業績予想を見直す必要があるためです。もちろん、そうなれば、株価も見直す必要があるのです。

例えば、企業収益が特別利益、特別損失で動いたりするようであれば、その業績は本物の業績ではないのである。っていう事を言いたい訳ですよ。


国際会計基準では特別利益、特損は認められてないですよね~。だってビジネスして特別に利益が出た、損失がでたってそれもビジネスの一部でしょ?ってな考えから来ていますので。

特損について言えば、リーマンショック時、3.11の際にはドサクサに紛れ、特損を計上している企業を沢山見かけました・・・。


話を戻します。

業績変化のポイントを見極めようって話です。

ワークフロートしてはデータをひたすら集める事により「違和感」を感じるのです。それも複数回。その違和感を「経験」からくる「閃き」で解決するのです。

大手証券会社ですと、基本、そういったデータ取得は下っ端の役目でさらにレシオまで計算させられて、それを中堅位がデータベースと照らし合わせ、「他社との多少の違い」を探しだし、そして上席アナリストさんが「経験」をもとに「作文」をするのです。


それが世に出回る大半の「アナリストレポート」ってヤツなのです。


言ってる意味解ります?

純利益のレシオは純利益÷売上高でしょ。でレシオになれば、100億÷1,000億円、10億円÷100億円でもレシオは同じになる訳です。基本、業界別、時価総額別とかで色々区別している訳ですけど・・・。

私がやっている一つ一つデータを取る方法ははっきり言って時間が掛かるのです。それで通常のファンドですと、投資会社の5%以上は持ってはダメみたいなルールがあります。当社の時価総額は42.96億円だから5%で2.15億円。

500億円のファンドマネージャーさんであれば運用の0.0043%とい極小なポートフォリオ比率になるのです。となれば、まずレシオで終わりますね。

私の過去のファンドから考えれば、株式の49.9%まで保有できるって事は21.48億円まで投資できるって事なのでそれだけ時間と労力を掛ける事が許される会社なのです。


調査と精査の違いみたいな感じですね。


「違和感」を感じられる事が出来る人がはかなり限られているって事になります。その「違和感」を極意~とかカッコよく言う人が多いと思います。「極意」って程でもないでしょ?


また横道に行きましたのでちゃ~んと戻します。

1年では長いので業績を四半期で見ましょう。
年次の筋を見て、5年前の数字は必要なさそうなので、4年分取りました。4年分だと、単体分2年、連結分2年でちょうど良さそうなので。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 一株当たり 経常利益率 純利益率
2010年度1Q 8.2 0.46 0.24 3.01 5.6% 3.0%
2010年度2Q 8.0 0.27 0.14 1.76 3.4% 1.8%
2010年度3Q 7.8 0.32 0.17 2.14 4.1% 2.2%
2010年度4Q 8.3 0.32 0.17 2.14 3.8% 2.1%
2011年度1Q 9.6 0.67 0.38 4.67 7.0% 4.0%
2011年度2Q 9.7 0.72 0.52 6.43 7.4% 5.4%
2011年度3Q 9.6 0.84 0.49 6.21 8.8% 5.2%
2011年度4Q 9.6 0.13 0.03 0.35 1.3% 0.3%
2012年度1Q 10.9 0.66 0.36 4.58 6.1% 3.3%
2012年度2Q 15.2 1.05 0.56 7.14 6.9% 3.7%
2012年度3Q 11.3 1.02 0.45 5.70 9.1% 4.0%
2012年度4Q 10.8 0.89 0.56 7.13 8.2% 5.2%
2013年度1Q 13.7 1.05 0.53 6.65 7.7% 3.8%
2013年度2Q 12.2 1.19 0.64 8.06 9.8% 5.2%
2013年度3Q 13.1 1.27 0.75 9.55 9.7% 5.7%
2013年度4Q 23.7 2.22 1.48 18.75 9.4% 6.2%
2014年度1Q 22.5 2.01 1.26 15.98 8.9% 5.6%
2014年度2Q 18.8 1.86 1.11 14.10 9.9% 5.9%
2014年度3Q 23.5 1.85 1.93 24.58 7.9% 8.2%


2013年4Qから「違和感」を感じるのです。

私の通常の流れで行くと、お客さんの欄、つまり「売掛金」、「受取手形」、「売掛金の平均回収期間」を見ます。


単位:千円

2013年度
山善 70,408
オノマシン 65,442
トラスコ中山 64,927
ユアサ商事 44,608
コンドーテック 31,108
その他(三共コーポレーション 他) 190,831
合計 467,327

2012年度
山善 71,562
オノマシン 69,629
ユアサ商事 64,479
トラスコ中山 63,593
コンドーテック 26,778
その他(三共コーポレーション 他) 185,179
合計 481,222

2011年度
山善 82,360
トラスコ中山 51,911
オノマシン 60,758
ユアサ商事 43,929
三共コーポレーション 36,570
その他(コンドーテック 他) 147,705
計 423,235

2010年度
山善 65,728
オノマシン 61,520
ユアサ商事 47,165
トラスコ中山 46,201
コンドーテック  23,532
その他(ヤマモリ 他) 116,157
計 360,306


2013年
ヤマモリ 39,223
大洋製器工業 20,519
藤原産業 7,279
文化貿易工業 7,105
綱田工業 2,495
その他(トーテツ 他) 7,637
合計 84,260

2012年度
ヤマモリ 52,023
大洋製器工業 15,557
文化貿易工業 9,632
藤原産業 6,621
トーテツ 2,041
その他(綱田工業 他) 6,817
合計 92,692

2011年度
中正機械金属 35,609
ヤマモリ 23,483
文化貿易工業 17,812
大洋製器工業 16,158
藤原産業 7,027
その他(冨士精密 他) 9,112
計 109,203

2010年度
中正機械金属 39,743
ヤマモリ 21,080
大洋製器工業 20,860
藤原産業 4,502
文化貿易工業 3,371
その他(ダイア 他) 10,041
計 99,599


売掛金の平均回収
2013年度 36.2
2012年度 36.2
2011年度 35.5
2010年度 38.4
2009年度 32.4

とまあ、2013年度の有価証券報告書には上がってこないのです。

当たり前ですけど、これらの部分って「結果」を表す部分なのです。


じゃあ、未来を表す部分はどこですか?
答えはキャッシュフロー計算書で良いのではないでしょうか?

つまり、カネをどう使ってるのかってのが書いているヤツですよ。
まあ、そんなつまらないクイズをしなくても、有価証券報告書の最初の「企業の概況」を見れば、営業キャッシュフローのダイナミックの変化に気づくはずです。

営業キャッシュフローが10億9千万円のマイナスってなっているのです。営業キャッシュフローってもちろん、本業を通じていくらカネが入ってくるかって事です。商品を作って(仕入れて)売って、セールスの従業員に給料払って、経費を払って、税金を払ったらいくら残るって事でしょ。

10億9千万円のマイナスってなってたら、本業ヤバくね?って気付いて欲しいのです。


私のレポートの場合、キャッシュフローには触れずにいます。そのためあえて読者さん自身が有価証券報告書を読んで、それに気付くかな~って私からのテストでした。


言われる前に有価証券報告書を読んで気付いていた人は、投資家として「普通」位のレベルかと思います。


じゃあ、そのマイナス10億9千万円はなんだよ?ってキャッシュフロー計算書を見れば、
「売上債権の増減額」ってなって、前年度の4,100万円から10.3億円になっているのです。

初心者の方のために書きますが、売上債権の増加って事はあなたがお店として、商品は相手に渡したけど、カネはツケで払うって事ですからね。つまり、まだ代金は貰っていないって事です。

さらに当たり前ですが、有価証券報告書は当社の場合は3月決算なので3月31日で〆なのです。となると、商品は売って営業チームはヤッホ~みたいな事になりますが、経理としてはまだ売ってないって事になるのです。

カネを回収して初めて、会計として売上ってなるのです。
言い換えれば、この10億円、吹っ飛ばないよね?回収できるよね?って事ですよ。

7602カーチスホールディングスのレポートで色々そういった事を触れてますので読んでみて下さいね。

ここらへんですね。アナリストがちゃ~んと会社訪問して、どこに売ったんすか?って問い詰めるのです。そして、可能であればその売った先の会社訪問までして調査です。


これで「一丁上がり」ってなると、まだまだ甘い訳です。


まず先述の質問の答え、そしてその売上がどのセグメントに属するかってのをこちらで考える、または聞いてみるって事が必要なのです。

当社にはその他を除けば、金属製品事業と環境関連事業のセグメントがあります。メインは金属製品事業ですね。環境関連事業と言えば、IRで書いてある通り、太陽光の件だと思います。

従業員の状況を見てみると、環境関連事業の2012年度は、-(2)って表記になっています。つまり社員はゼロ、臨時は2人って事です。それが2013年度は1(4)となりました。つまり社員が1人で臨時が4人です。

これってさ~会社で社長とか偉い人が「太陽光とかやりたくね~」ってな話をして、「私知ってます」って言ったのがとりあえず臨時の社員で、「ほんじゃあやってみて」ってなったらまあまあ儲かった。という訳でちゃんと社員を付けましょう~ってな話になったんじゃねってシナリオを考えます。

社長の吉川明さん。
昭和3年7月5日生まれです。普通の人なら、もう引退でしょ?

ちなみにスズキのトップ勘ピューター爺さんは昭和5年生まれです。

言いたい事解ります。
会社において普通じゃない人は定年とか関係なく必要とされるのです。つまり、正しく評価されているって事ですよね。


会社の中にはなぜだか解りませんが2年毎に社長が交代して、しかもその交代の年齢がほぼ同じって感じの会社があります。

先日レポートした1334マルハニチロの有価証券報告書を5年分見て役員をチェックして下さい。何となく解ります。つーかマルハニチロの子会社の一社員がど~しょ~もなかった訳でしょ。引責辞任ってね~。責任は採用した人事とその社員の上司でしょ?

船長は船底に穴が開いたら船大工に文句言って直させるでしょ。舵を離してはダメでしょう。穴が開いたぐらいで船が沈む訳じゃあないんだからね。って言うのが経営陣の使命だと思う訳っすよ。

でもって、
経営がヤバくなった会社を立て直したのが勘ピューター爺さんのスズキですね。
だからあの勘ピューター爺さんは好きな訳ですよ。あの人はビジネス面で復活させたからね。

そのスズキのライバル会社はトップが変わって償却とか持ち株売って財務的に立て直したね。だから続かないと思うな~。


という事をクドクド書けば、当社はどんな経営か、どんな会社かって解る訳ですね。
でもって2012年に単体から連結、会社が増えたって事ですね。

2011年の有価証券報告書より

「世界第4位の太陽光パネルメーカーであるYingli Green Energy Holding Co.,Ltd(中国)より日本の住宅市場における太陽光パネルの独占販売権を得ることができましたので」

省略

①商号 :YHS株式会社
②本社所在地 :大阪府堺市中区見野山158番地 
③代表者の役職・氏名 :代表取締役会長(CEO)  吉川 明
  代表取締役社長(COO)  若宮善男
④事業内容 :・太陽電池モジュール及びその関連商品の仕入・販売
  ・環境関連商品、機器類の仕入・販売 
⑤資本金の額 :1億円
⑥設立年月日 :2011年4月1日
⑦事業年度の末日 :3月15日
⑧出資比率 :株式会社スーパーツール 65%
  株式会社ウエストホールディングス 35%

という事なんです。

これが、環境関連事業って事は、2013年度の有価証券報告書のセグメント売上の部分と、10%以上の売上の部分が一致するので簡単に解る訳ですね。というか、子会社の部分を見ても充分に解る訳ですけどね・・・。

2012年度が4.5億円売って利益がマイナス7,000万円。2013年度が17億円売って利益が4,600万円、利益率は2.73%かぁ~ってなります。資産が1.3億円に対し、総資産が21億円って事はそれだけレバレッジをかけているって事だし。

って事を考えてビジネスを2セグメントで考えると、金属製品事業の収益は横ばい、環境関連事業は右肩上がりのものの、収益性が弱いってなる。ただ、2013年4Qから利益率は全体で良くなっているので何かのシナジー効果はあるかも知れないのです。

これを有能アナリストさんに会社訪問して「なんでっすか~っ」て上手に聞く訳ですね。


基本、会社はストレートに教えてくれない訳ですよ。あなたが身内投票により実力ではないアナリストランキングの上位者でセルサイドで大手証券会社のアナリストでない限りは。そういったアナリストであれば「今回の決算はカタめですか?」みたいなある意味グレーな質問も返答してもらえますけどね。

固いって「頭の固い人」とか言ったネガティブワードでもあるし「単勝5番は固いね~」というポジティブな意味の両方があります。そして決算はカタいってのは正しい日本語ではないので今も昔も使われているご質問手法なのです。


これが、特に外資ファンドってなると大変な訳ですよ。まあ良い顔はされませんのでアナリストにも営業力が問われる事になるのです。


あ、
そういえば、当社は古~会社なのでキャッシュもあるし、組合もあるしってな感じです。
まあ、株価にはあまり影響はありませんが、一応「経験」として知っておきましょう。


株価を見てみます。
521円、実績PER12.11倍、PBR0.71倍、配当は15円なので2.88倍です。


私の投資判断は「買い」となりました。


とりあえず過去の配当、配当性向をみても、経営成績が悪くても配当はちゃんと出しています。そして借入金利等も低めで各銀行の法人担当さんのために色々恩を着せてます。

でもって経営戦略も良いし、1407ウエストと組んでいる事も良いね。
1407ウエストのレポートでは「買い」ですからね。

今は古い言い方ですが、勝ち組のメンバーにいるって事は大事です。まあ、勝ち組ってそれぞれ投資家さんが決める事ですけどね・・・。


最後に、

「スーパー」繋がりで調べる事になりましたが、それって「仕事」では無いですよね。あくまで遊びレベル、ブログ用でした。

中小型株、成長株、バリュー株をターゲットにしている以上、スクリーニングして出てくる数少ない銘柄をすべて調査するのが「仕事」って言えるのです。

1月はお正月もあり浮足立つ月ですのでこういった会社も色々取り上げたのです。2月からはさらに地味~に調査をしてレポートを書こうと思います。


がんばれ、スーパーツール!!

3945スーパーバッグ



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独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!


3945スーパーバッグです。
昨日に続き、社名で何をしているか解る会社です。


設立は1947年(昭和22年)の古~い歴史のある会社ですね。
上場は1964年(昭和39年)になります。

有価証券報告書の【沿革】にある通り、
「東京都千代田区にスーパーバッグ株式会社の前身である株式会社福田商会を設立」
「昭和38年6月、商号をスーパーバッグ株式会社に変」

そして
「昭和39年5月、東京証券取引所市場第2部に上場」となります。


つまり、
上場を前にしてかっこいい当時のトレンドに沿った社名に変えたんじゃないですか~?

そういう風に書きますと、上場しておられる大御所様、4768大塚商会を筆頭に 1798守谷商会、8011三陽商会、9914植松商会、9996サトー商会を敵に回してしまいますね。


所で、当社の「スーパー」の部分ってスーパーマーケットに卸しているからなのかそれとも私のブログのように「スゲ~んすよ」みたいな感じで付けたのか、どちらなのでしょうか?


どちらにしろ、株価に影響がありませんのでパスします。


調査に至った経緯は読者さんであれば恐らく解りますよね。
なので、その理由もパスします。
でもって、ビジネスについても解るからパス。


数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 389 -0.60 -0.60 -0.15% -0.15%
2006年度 402 0.27 0.47 0.07% 0.12%
2007年度 421 0.03 0.34 0.01% 0.08%
2008年度 418 1.24 -2.69 0.30% -0.64%
2009年度 399 3.92 2.37 0.98% 0.59%
2010年度 345 6.47 3.45 1.88% 1.00%
2011年度 333 4.50 2.47 1.35% 0.74%
2012年度 336 1.41 0.22 0.42% 0.06%
2013年度 345 0.47 0.95 0.14% 0.28%


ここらで厳しいビジネスなんだな~って考えます。
次に、総従業員で一人当たりの数字を出します。


単位:千円

売上高 経常利益 純利益 総従業員数
2005年度 42,108 -65 -65 923
2006年度 44,770 30 52 898
2007年度 49,647 4 40 848
2008年度 49,299 146 -318 847
2009年度 48,989 481 290 815
2010年度 43,770 822 438 788
2011年度 43,026 580 319 775
2012年度 42,690 179 27 787
2013年度 42,224 57 117 818


売上の数字は良いですね。ただ、やっぱり利益が厳しいのです。
でもって、過去5年間の本社にいる社員のデータを見ます。


平均年齢 平均勤続年数 年収(千円)
2009年度 38.4 15.6 4,363
2010年度 37.8 15.3 4,224
2011年度 38 15.6 4,257
2012年度 37.3 15 4,214
2013年度 37.5 15.2 4,167


という訳です。
さらに追加して言えば、本社社員の総従業員に対する割合は54%です。これは過去5年でも大きな変動はありません。

理由を考えれば・・・
「スーパーバッグ労働組合(組合員数356人)が組織されており」って書いてあります。


そうです、組合ですね~。
古い会社にはよくあるアレですよ。


どこの国とは言いませんが、終身雇用があって、人を一人雇うとコストとして2~3億円は掛かるのです。こういうのを採用している国って右肩上がりの時は良いけれども、下がってきたら大変な事になるのですね。

人は先が見えないから辞めないし、企業は新しいコストをつぎ込めないし、となると大学出ても人は溢れてしまう、そーすると、起業してみたらってその国が訳わからない事を言い始める訳ですよ。まだ若いし、経験になるって大っぴらにいう訳です。

でもってそれで失敗して企業に面接に行って「私、○○をして起業しました、失敗しました、良い経験でした」って言うと、面接官の方に「○○ってどう考えても失敗するでしょ~」って感じでバカにされるそうです。


「死人に口なし」ってことわざを思い出しました。


話を元に戻します。
当社内のソフト、ハードは固定されています。そしてお客さんも固定されています。


売掛金の平均回収期間を見れば、

2013年度 60.6
2012年度 60.2
2011年度 57.6
2010年度 56.4
2009年度 52.2

そして、期末の商品、製品の金額を見れば、

2013年度 2,105,139
2012年度 1,942,749
2011年度 1,987,380
2010年度 1,829,943
2009年度 2,177,565


売掛金を見なくても大体変化がないことが解ります。
でも一応、初心者の方にも優しく書くのが私の信条ですのでここで売掛金の欄も書いちゃいますよ。


単位:千円

2013年度
伊藤忠商事 596,153
三菱商事プラスチック 473,024
三菱UFJファクター 359,866
イズミ 314,077
みずほ信託銀行 170,197
その他 3,839,797
合計 5,753,118

2012年度
伊藤忠商事 570,406
三菱商事プラスチック 501,321
三菱UFJファクター 365,330
イズミ 315,684
イオンディライト 206,664
その他 3,881,529
合計 5,840,938

2011年度
伊藤忠商事 397,743
みずほファクター 347,213
三菱UFJファクター 330,896
三菱商事プラスチック 286,339
イズミ 247,596
その他 3,780,121
合計 5,389,910

2010年度
伊藤忠商事 387,096
三菱商事プラスチック 331,459
三菱UFJファクター 327,615
イズミ 257,775
ヤマト包装技術研究所 236,663
その他 3,841,779
合計 5,382,388

2009年度
伊藤忠商事 390,704
イズミ 365,043
三菱商事プラスチック 353,887
三菱UFJファクター 289,731
ヤマト包装技術研究所 211,536
その他 3,927,592
合計 5,538,494


でもって、大御所と上手にやる場合はもちろん、儲けたカネは株主には還元せず、取引先の株を買うのです。


銘柄 千円 保有数 1月21日の株価
セブン&アイ・ホールディングス 373,800 120,000 4,264
三越伊勢丹ホールディングス 202,536 149,143 1,427
三菱UFJフィナンシャル・グループ 118,675 212,680 671
ファミリーマート 69,478 15,972 4,745
チヨダ 48,215 19,255 2,122
みずほフィナンシャルグループ 46,940 235,880 232
中村屋 45,093 106,857 406
東武ストア 37,714 143,400 265
いなげや 20,696 20,593 1,000
近鉄百貨店 19,645 71,960 363
ヤマダ電機 17,795 4,143 368
ヤマトホールディングス 15,295 8,791 1,978
マルエツ 9,347 26,554 370
光村印刷 5,360 20,000 284
AOKIホールディングス 4,315 1,761 1,852
イオンディライト 3,978 1,950 2,156
ビックカメラ 3,746 85 60,300
井筒屋 3,134 30,436 90
マックスバリュ東北 2,912 3,600 1,118
京浜急行電鉄 2,759 2,801 872
日本マクドナルドホールディングス 2,562 1,000 2,659
オリンピック 2,414 3,520 806
ザ・パック 2,219 1,210 1,876
レンゴー 1,813 3,801 588
イズミ 1,518 662 3,165
森永製菓 1,407 6,832 228
アサヒペン 1,280 8,895 170
ダイエー 1,248 3,877 317
LIXILグループ 845 455 2,909
CFSコーポレーション 772 2,000 464


全部で大体10億円位ですね。

ちなみに保有数は2013年3月末です。保有している株に株式分割等があると計算が面倒になりますが、含み益計算が大好きな方もいますのであえて株価も載せておきました。

当社の場合、小数点以下の保有数もあるって事は、昔から保有していますって事がわかりますね。小数点以下は金額的には重要ではないので切り捨てしている会社もありますが、このように書いているってのは通ですね。

保有理由はすべて「取引関係の維持・強化」ですね。


保有株に付いてはキャッシュフローを見ればまとめて解りますね。


私はキャッシュフロー計算書を見るのが嫌いです。ただ、アナリストさんはキャッシュフロー計算書を見て、その経営手腕を判断します。投資家としてはキャッシュフロー計算書には何も言えません、経営陣が決める事ですので、そのため、それらの結果である、P/L、B/Sを大事にするのです。


ここまで見た所で、考えるシナリオとして、当社のビジネスは薄利の為、また市場が小さいため、スーパーなどがもう当社に発注する方がコスト的にお得であるって考えるのではないでしょうか?


最近、卸業者が販売業者と組んでPB商品とか安く作っているでしょ?あれってコスト削減の理由だし、
大体損をするのは卸業者ですね(buying powerの観点で考えると)

そういったある意味での典型が当社ではないでしょうか?

当社の場合、9年間の数字を取って、赤字が2回しかありません。これって何とか黒字にはさせてやろうって言う感じで手打ちしているんじゃないの?って考えたりもします。


となると、四半期の数字を見る必要があるのです。
つまり、第4四半期(決算期)で調整が入るんじゃないって考えている訳です。


売上は億円、経常利益、純利益は百万円


売上高 経常利益 純利益 一株当 経常利益率 純利益率 株価 PER
2009年度1Q 99 -35 41 2.6 -0.35% 0.41% 157 15.10
2009年度2Q  99 -87 -57 -3.7 -0.88% -0.58% 140 -9.51
2009年度3Q 118 380 215 13.9 3.21% 1.82% 128 2.30
2009年度4Q 83 47 38 2.5 0.56% 0.46% 118 11.99
2010年度1Q 85 134 79 5.1 1.58% 0.93% 137 6.73
2010年度2Q  85 101 48 3.1 1.18% 0.57% 132 10.54
2010年度3Q 99 404 227 14.7 4.06% 2.28% 117 1.99
2010年度4Q 76 -12 -9 -0.6 -0.16% -0.12% 130 -55.08
2011年度1Q 79 -17 -20 -1.3 -0.21% -0.25% 122 -23.83
2011年度2Q  83 105 59 3.8 1.27% 0.71% 118 7.76
2011年度3Q 99 407 242 15.7 4.13% 2.45% 127 2.03
2011年度4Q 73 -47 -34 -2.2 -0.64% -0.46% 126 -14.52
2012年度1Q 82 -33 -23 -3.8 -0.40% -0.28% 121 -7.94
2012年度2Q  83 -115 -82 -3.1 -1.39% -0.99% 116 -9.51
2012年度3Q 103 237 137 9.0 2.30% 1.33% 121 3.38
2012年度4Q 77 97 63 4.1 1.26% 0.82% 126 7.63
2013年度1Q 78 -69 -59 -3.8 -0.89% -0.75% 122 -8.01
2013年度2Q  81 -185 -125 -8.1 -2.28% -1.54% 122 -3.75
2013年度3Q 101 301 151 9.8 2.98% 1.49% 128 3.26
2013年度4Q 76 94 54 3.6 1.24% 0.72% 141 9.93


う~ん。大口顧客さんとの調整もなさそうですね~。
まあ、大口がスーパーって事を考えれば、あの業界も四半期別に売上の数字が大きく変化する事って無いもんね。

こうなると、今後の当社のビジネスを考えても、売上は横ばい程度ですね。燃料価格等も気になりますが、原価率は直近で84.89%であまり変化がありませんね。

さらには有価証券報告書の「設備の新設、除却等の計画」で大したことは無いって感じで書いてありますので・・・。


次に、実はスッゲ~研究していて、今後、マジで原価率が下がる商品や、超~ヤバいバッグが出来てマーケットが拡大するみたいな事象があるか研究開発費を見てみますが、


単位:千円

研究開発費 研究スタッフ
2009年度 119,141 17
2010年度 115,666 17
2011年度 107,236 15
2012年度 106,775 17
2013年度 15,683 12


大きな現象が確認できました。
考えられる事はこんな感じでしょうか?


営業がお得意先に行ったら、「こういうの作ってくれないかな~」って言われて社に持ち帰り、上司に報告。上司からは「じゃあ君やって」ってなって異動とか営業と研究両方みたいな感じ。

マジですんごい研究がひとまず終わった。成功か失敗かはわからない。

利益を出すために仕方なく切った(2013年度の純利益は9500万円ですね)

ってな事を考えてみれば、どのシナリオになればどういう事になるかって大体想像付きますよね。


こういった部分、アナリストが会社訪問して聞き出して欲しいのです。
そういった部分が一つ一つクリアになると堂々と大きな金額を投資出来るのです。


私がいましたヘッジファンドではルールとして単一の企業として49.9%まで補油して良いという事でした。つまり乗っ取りは禁止。でもって投資の理由としては「純投資」でした。

乗っ取りファンド系ですとここが「純投資」ではなく、「重要事項の提案」ってなっていたりします。

大量保有報告書などでチェックしてみて下さい。


バランスシートに付いては特に怪しい部分もありませんし、借入金も、短期で2.0%、長期で2.1%とちょっと高めに感じますけど、銀行さんがそれぞれ仲良く貸している感じがします。

銀行と仲良くやっていると良い事があるのは4349テスクのレポートで書いた通りです。


あと、ツッコミ所としては配当がずっと6円で変わらない所ですね。赤字でも配当を出してます。たこ足配当って言うらしいです。

つまり、配当を待っている投資家が当社の主な株主なんじゃないって、当社は考えているのです。だからたこ足配当するんです。


考えてみて下さい。
我々投資家は「カネ儲けて下さい」って100万円を誰かにあげます(こちらは株券を貰う)、でもって決算がトントンであげた先は100万円持っているのです。その人が配当10万だしま~すって言って10万出したら、100万円引く10万で90万でしょ?

「俺のカネじゃね~か」って話ですよね。
「最初から90万円でビジネスするんだったら90万くれって言えよ~」って話ですよ。


伝わりました?


でもね、配当を維持して株主を話さなくするって事は株価を維持する上で重要ですよ。銀行借入、つまり信用に関わりますので。借りている金額が時価総額に対して何%かって事ですよ。


伝わりました?


となると、どれ位の割合、つまり株価をいくらに維持したいのか?ってのが配当、借入金、そういった部分から読み取れるのです。


株価を見てみます。
177円、実績ベースでのPER28.41倍、PBR0.8倍、配当利回りは3.39%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


PER、PBR、配当利回りは今後も不変って考えているのです。
でもって直近のIRの数字を見て考えると、もうちょっと下がっても良いだろうな~って事を考えます。


株価と配当利回りは以下の通り。

HIGH LOW DY H DY L BPS
2005年度 361 175 3.4% 1.7% 220
2006年度 421 261 2.3% 1.4% 249
2007年度 316 183 3.3% 1.9% 226
2008年度 230 128 4.7% 2.6% 196
2009年度 175 111 5.4% 3.4% 194
2010年度 149 110 5.5% 4.0% 213
2011年度 140 111 5.4% 4.3% 219
2012年度 141 113 5.3% 4.3% 217
2013年度 159 116 5.2% 3.8% 228


株主構成はこんな感じ

シェア% 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
政府及び地方公共団体 0 0 0 0 0
金融機関 14.84 15.09 14.85 14.13 14.18
金融商品取引業者 0.19 0.26 0.21 0.23 0.36
その他の法人 36.71 36.71 36.69 36.54 36.28
外国個人以外 0.07 0.08 0.17 0 0.08
外国個人 0 0 0 0 0
個人その他 48.19 47.86 48.08 49.1 49.1


大量保有も2008年7月18日に1.48%手に入れて自社株が8.32%となっただけです。

個人投資家も過去5年で1,491人 → 1,522人 →1,544人 →1,502人 →1,483人って事ですので。

まあ、気長に待ってみよう~って感じです。


最後に、

珍しく真面目に数字を色々計算してそれを惜しげもなく書いてしまいましたが、これ位数字を取り、出てくる「???」な部分を解いていく事により、思い切って投資をする事が出来るのです。

ただ、「???」の解く際の企業インタビューにはかなり気を使います。経営陣が語っている事が本当かどうかと言う部分が大変重要だからです。

だからこそ、ある程度の知識ではなく、その業界の人から尊敬されるだけの知識、人としての誠意、誠実等、そういった部分を日ごろから磨く事が投資に置いても重要になるのです。


という事を自分にも言い聞かせながら、一生懸命投資について勉強をすれば、新しく見えてくる何かがあると思います。きっとそれはいつか、役立つとおもいますよ~~~。


がんばれ、スーパーバッグ!!


3859シナジーマーケティング



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3859シナジーマーケティングです。
これまた、名前の通りの会社ですね。

設立2005年6月、上場が2007年11月ですので超スーパー速攻での上場な訳ですね~。

普通、会社が上場したい~って○○証券とかに言って、一通りの流れがあって上場のベルを鳴らすまで大体2年位ってのが目安かと思います。となるとまあ起業してすぐに上場準備ですか~って話になりますけど・・・。


社長のプロファイルを見れば何となく「可能」であるって解りますね。


何を持っていて、誰が味方なのかって事です。


・・・。
とりあえず調査してみます。
今回はちょっと書く順番を変えます。


まずは数字を見たいのです。


なぜならば、
何のビジネスをしているかってのは、投資家から見れば極論、関係ないのです。
そのビジネスでちゃ~んとカネ儲け出来て、なおかつ投資家に配当とかで還元もしちゃってくれていればOKなのです。
そして株価がバカ高くなく、割安であれば良いのです。


それで調査の最後に、当社の製品、サービスをも見て「おお~、あの会社じゃん!!」ってなれば投資対象として「買い」なのです。


これね、いわゆるプロと素人の違いと言われる部分なのです。
商品、サービスが良いからその会社の株を買うってのはプロではダメな訳です。


ウマイラーメン屋よりカネもうけが出来るマズイラーメン屋の方が投資家としては良いのです。


相変わらず、説教じみてますが・・・
数字でしたね。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 6.9 0.89 0.61 12.8% 8.8%
2006年度 10.1 1.19 0.77 11.9% 7.6%
2007年度 14.1 2.29 1.39 16.2% 9.9%
2008年度 15.9 3.22 1.94 20.2% 12.2%
2009年度 21.7 4.03 2.17 18.6% 10.0%
2010年度 30.0 4.73 2.32 15.8% 7.7%
2011年度 32.2 4.60 2.34 14.3% 7.2%
2012年度 34.0 2.84 1.29 8.3% 3.8%


ふーんって感じでまあ、悪くはないのですが、気になる部分として2012年度の純利益率は気になりますね。これは後で説明しますので待っててください。


数字が悪くないので一人あたりの数字を出してみましょう。ちなみにシナジー効果って「1
+1」が2以上になる事な訳でね、さて、当社はシナジーがあるのかちょっと楽しみなのです。


単位:千円


売上高 経常利益 純利益 総従業員
2005年度 7,968 1,018 699 87
2006年度 9,876 1,171 754 102
2007年度 11,635 1,890 1,146 121
2008年度 13,733 2,776 1,675 116
2009年度 16,685 3,098 1,667 130
2010年度 16,143 2,543 1,248 186
2011年度 14,072 2,007 1,020 229
2012年度 14,606 1,219 552 233


売上高いベースでも、利益ベースでもそこまで高くない数字である事は解ると思います。会社の知名度とかそういった事でセールスである程度結果が出たおかげで売上高の数字は地味に上がっているって感じですよね。でもちょっとがっかりですね。シナジって無い感じです。

でもってその、ちょっとガッカリ感を持って売掛金で顧客をチェックします。


単位:千円

2012年度
博報堂DYインターソリューションズ 20,332
ユー・エス・ジェイ 17,800
日本ロレアル 15,301
ビーネット 10,917
楽天 10,414
その他 324,758
合計 399,524

2011年度
シュワルツコフヘンケル 16,362
リヴァンプ・ビジネスソリューションズ株式会社 11,865
日本ロレアル株式会社 11,810
楽天株式会社 10,417
ネスレ日本株式会社 10,055
その他 266,991
合計 327,502

2010年度
大阪証券取引所 29,934
シュワルツコフヘンケル 13,079
楽天 12,380
学校法人同志社 6,825
コスモ石油 6,630
その他 249,968
合計 318,818

2009年度
フェリシモ 16,903
楽天 12,617
シスメックス 11,836
ベルシステム24 10,473
コスモ石油 7,833
その他 187,698
合計 247,363

2008年度
パナソニック 19,237
楽天 13,350
関西マルチメディアサービス 10,899
楽天トラベル 9,375
シスメックス 8,146
その他 137,848
合計 198,856

さらには当社ホームページにはお客様事例とか、主要顧客一覧ってのがそれぞれ掲載しちゃっているのです。

最近色々な事がオープンする事が良い事ってされているので、これらも悪くはないかと思いますが・・・。ライバルとかに狙われる事も多くなるかと思うのですけどね・・・。


お客様事例の中には上場企業の会社もありますので、本当にどれ位の効果があるのか調べようと思えばある程度調べられちゃうのですけど・・・。中には「クリック数が増加しました~って」ありますけど、投資家としては、いくらカネが動いた事しか興味がありません。

となると、当社の一人当たり売上高の減少ってちょっと嫌な感じなのです。もちろん、比べているのは一人当たりの売上が良かった2009年、2010年と直近を比べてですよ。


そして2009年、2010年の時代背景を考えると、高価なそういった会社から当社に乗り換えた、クライアントサイドからすると、コストカットできる何かが当社にあったので当社と契約、なので契約数が伸びて売上が高いのかな~ってシナリオが出来るのです。


流石に2008年、2009年をビジネスで見て、「良い年だった」って言える人はかなり少数ですからね。


という事を考えながら、当社のホームページでやっとこさビジネスの内容を確かめれば良いのです。


そしてここからちょっと気になる論点を書きたいと思います。

当社の場合、取り扱っている商品、サービスが大体10%行くか行かない位の利益をたたき出せるようになっているのではないでしょうか?

当社の研究開発費(単位は億円)と売上高、経常利益、純利益における割合を出すとこんな感じです。


2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度
研究開発費0.39 0.32 0.23 0.42 1.21
売上高 2.4% 1.5% 0.8% 1.3% 3.6%
経常利益12.1% 7.8% 4.8% 9.1% 42.8%
純利益 498.7% 687.2% 1019.9% 559.3% 105.9%


純利益の何倍もの研究開発をしているので100%を超えているって事ですよ。
つまり、研究開発費を絞ればある程度利益の上乗せって出来るのです。


これはとある製薬会社とかで雇われCEOさんやCFOさん達が任期の間に研究開発費を削れば利益が上がり、高い報酬がもらえますが。その任期が切れた後は「知らね~よ」って感じになるアレと逆の話なのです。


短期での投資利益を株主に還元して欲しい投資家であれば、当社株を買いまくって、そういった事を「提案」しちゃったりすれば良いのですけど、何せまだ、パブリックレベルの株主構成ではなく、オーナー企業系に近い気がしますのでムリかと思います。


研究開発費について、

1)当該ビジネスは最先端である必要があるので必要
2)キャッシュリッチなので思いっきり研究開発
3)楽天、セールスフォースが株主であり、「味方」がお願いして研究開発

この3点のシナリオで良いのでは無いでしょうか?

もし一度でも研究開発費を使いすぎて赤字にでもなていれば、3は無いな~って思うのですが、当社の設立以来、赤字がありませんので3ってシナリオも考えられるのです。


となると、この研究開発がいつ、花が咲くのかってのが焦点となるのです。


とりあえず当社は無借金だし、バランスシート上、「のれん」は8,800万円しかないし(自社努力している)、ソフトウェアについては4.2億円なのでまあ、良いかな~ってなる。

損益計算書では販売費及び一般管理費が14億円程度なのでまあ、何かヤバいことがあっても最大のダメージはそこまで大きくは無いって事が解ります。


つまり、
すべての商品、サービスがゴミと化した時、1年でどれ位のマイナスが出るのかって事をこれらを含めて計算して、いくら会社にお金が残るかって事を考えているのです。


株価を見てみます。
904円です。PERが63.6倍、PBRが2.3倍、配当が5円で利回りが0.55%ですね。


私の投資判断は「保留」となりました。


流石に毎日IRを見ていますが、何か新技術等で将来の収益が4倍位に跳ね上がりそうな感じのモノは無いのです。純利益が4倍って事は63.6を4で割ると15.9倍ですね。となれば最近の平均値当たりなので、成長株としてはありなのですけどね・・・。


あとは、株主の部分ですね~。
誰が参入してきて、誰が売るかってのも気になる部分ですよね~。ここで大御所の会社が買ってきたりすると「何か」が起こりそうな気もしますけどね。


最後に、
中小型株に絞ると、基本的にその会社が何をしているかって街を歩いてても解らないのです。ただ、数字を見て、最終的に街にそれらが蔓延っている場合、結構良い感じな投資対象になる可能性はあります。

ただし、その市場の大きさとかはちゃんと考える必要がありますが・・・。6405鈴茂器工2668タビオ2769ヴィレッジヴァンガードなど、蔓延っていてもマーケットがそこまで大きくない訳ですからね~。

という事を考えると、それぞれ別ジャンルの会社なはずが、一気に結びつきを強めるのです。


「絆」


どうぞ、去年まで結びつかなかった人、今年から実践してみて下さいね!!


がんばれ、シナジーマーケティング!!


お知らせ

本日よりヘッジファンドカンファレンスに出席するために1週間、お休みをいただきます。

待っておりました読者さん、申し訳ありません。


来週月曜からは3859シナジーマーケティングのレポートからスタートしようと思います。

1334マルハニチロホールディングス



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1334マルハニチロホールディングスです。
いや~大変なニュースになっている水産最大手の会社ですね。

マルハって会社とニチロって会社が一緒になってマルハニチロってなったのは結構昔の話になります。マルハニチロホールディングスの設立は2004年なりますね。


会社としてはそこまで古くありませんが、
その元を辿ると結構古く、歴史ある会社ですね。


今日の終値で換算すれば時価総額888億円と私にとっての中小型をはるかに超越しています。
大手運用会社でも確か中小型株の上限は800億円だったような気がします。

ちなみに私が良く取り上げる時価総額100億円以下の会社は英語ではマイクロキャップって言ってミドルキャップ、スモールキャップよりも小さいって事ですね。


という事を最初に書いておくって事は、「マジでリサーチは無理っす」って白旗をあらかじめ上るのです。
しかし、せっかくニュースになってる訳ですので、イベントドリブンで儲けたいな~って気持ちはあるのです。
それもネガティブニュースですので「売り」のイベントですね。


やっぱり株式投資って「買い」で儲けるのがベストですよね。


カネは経済の潤滑油だからです。

でもね、よ~く考えると「売り」も潤滑油になる事もあるのです。
半導体で吹っ飛んだ会社とかそうでしょ?早い所空売りで潰した方がまだマシでした。
3165フーマイスターエレクトロニクスのレポートで色々書いていますけど・・・。


結局は我々国民の税金が損するので我々が間接的に損をするのです。


ついでに初心者の方向けに書きますと(プロ、ベテランの方は飛ばしてください)
100万円持っていて80万円分株を買って(ロング)、20万円分株を売れば(ショート)、マーケットが上下してもモロダメージが受ける分が60万円分ってなるでしょ?

本当はα(アルファ)とかβ(ベータ)とか訳解んね~ってヤツが出てきて実際は60万円分きっちりにはなりませんけどね。


色々ありますけど、やはり「売り」って戦略も結構有効に働くのです。でこういったネガティブニュースであれば、アナリストがなかなかレポートしにくいのです。
一般にレポートを出すアナリストってセルサイドですからね。
つまり証券会社務めで顧客に「この株いいっすよ~。○対とは法律で禁止されて言えませんが、上がりますよ~」ってセールスが営業してその理由としてアナリストの見解、レポートが出ますから。


専門誌で書いてありましたが、買いのレポートが90%以上だそうです。


ただ、私のようにヘッジファンド系でのアナリストは違います。
レポートは内部、またはごく一部だけ、そしてかなり属人的なレポートで超自分中心のレポートであるのです。


それから、当事者であるマルハニチロ側からすると、まだ損失額が定かではありません。
それが何となく解り次第、IRをする訳ですね。それをアナリストさんが計算して、今後の収益予想を変更するのです。

レベルの高いアナリストさんであれば、IRが出る前位に大体それだけの損失なのかは計算します。ただ、レポートは出ないと思います。だって当たらないし・・・。


アナリストさんって3か月後の株価のレポートを出して、その2か月後に次の3カ月後の株価のレポートを出してって事を繰り返すのです。

となると、
最初の3カ月後のレポートの意味ってほとんどなくなります。方向性があっていれば言った通り、そうでなければここが違ったんですよね~って感じになります。決して「も~し訳ござ~ませ~ん」って書かない訳です。

アカデミックな仕事ですから、あの人たちは我々よりも頭が良いって事になっていますので・・・。


ワードで換算すると、既に3ページ程、文句で埋まりましたけど、言いたいのは一つ。


頑張ればそいつらよりも先回り出来るかもって事なのです。


調査開始です。


ビジネスについて、
ホームページで充分です。
というか、今回の目的はイベントドリブンなのでそこまでこのビジネスが今後10年間、生き続けるかとかは関係ないのです。


数字を見ます。

単位:億円

売上高 経常利益 当期純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 7,472 112 -151 1.50% -2.03%
2006年度 7,193 121 45 1.68% 0.62%
2007年度 7,375 111 15 1.50% 0.21%
2008年度 8,448 73 1 0.87% 0.01%
2009年度 8,975 81 -63 0.90% -0.70%
2010年度 8,287 78 16 0.94% 0.19%
2011年度 8,234 151 36 1.83% 0.44%
2012年度 8,161 149 34 1.82% 0.41%
2013年度 8,098 133 54 1.64% 0.67%

利益率の低さはご自身で売上原価報告書などで見てみましょう。どうせ石油とかそういった高騰したコモディティのせいです。


一人当たりを出しますね。

単位:百万円

売上高 経常利益 純利益 社員 臨時 総従業員
2005年度 49 0.74 -1.00 10,316 4,829 15,145
2006年度 49 0.82 0.30 9,992 4,819 14,811
2007年度 50 0.76 0.11 10,311 4,301 14,612
2008年度 36 0.31 0.00 13,690 10,093 23,783
2009年度 39 0.35 -0.27 14,341 8,956 23,297
2010年度 34 0.32 0.07 14,094 10,194 24,288
2011年度 34 0.62 0.15 13,216 11,158 24,374
2012年度 33 0.61 0.14 12,554 11,850 24,404
2013年度 30 0.50 0.20 12,335 14,247 26,582


社員数と臨時の割合、を一人当たりの純利益を考えれば、厳しい商売であるのが手に取るように解ります。


初めからデフレ~、高齢化~、若い人の水産離れ~ってな事を考えれば、大体そうなるな~って皆さん、予想してんでしょ。


という事で業績についてはここまで、


次にバランスシートを見よう~って事ですが、一言で表せば、人のカネ(借入金)でほとんどビジネスをしているって感じではないでしょうか?パブリックな会社です。当然それがベストです。

ここはもうレシオをお好きに計算して下さい。


正直、借入金の中身を見ると、シンジケートで借入をしているのもあります。
一つの銀行が貸したくないのでシンジケートを作る、つまりその会社ヤバくね?って流れもありますが、当社のように数十億も借りる際は、シンジケートを作って銀行それぞれがそれぞれ貸して金利を仲良く山分けって場合もあります。
そして毎年一回位はみんなで仲良くゴルフに行くのです。

当社の場合はどっちか解りませんが、両方かな~って思います。


正直、バランスシートについて書くと、原稿用紙10枚は超えちゃいますね。私からのアドバイスですが、大きな会社はキャッシュフロー計算書も一緒に読むと解り易いです。


私が両方かな~って思った理由として、優先株が挙げられます。優先株とは~って株の参考書には色々書いてありますが、要は普通株じゃあ買う人がいない、つまりカネが集まらないからですね。優先株って配当、会社が吹っ飛んだときに真っ先にカネを分配されるのです。(社債の方が上ですけど)でもって当社の場合には「取得価額の修正」って事があります。

詳しくは有価証券報告書を見て考えて欲しいのですけど、ここでは簡単な「例」で説明します。


とある会社が普通株式1000万株@100円とします。時価総額は10億円。
優先株を同じ1000万株@100円で発行します。半分は資本金に入れるとかなんちゃらですけど、会社のカネを合計すると20億円になりますね。

で、この優先株1000万株には1:1で普通株に転換できるのですけど、普通株が50円に値下がりしたら、10億円÷50円で2000万株と交換できるってなっているのです。


MSCBみたいですね~。7624 NaITOのレポートでも書きましたね~。


つーか、この優先株、さっさと買い戻そうぜってのがまず先ではないでしょうか?しかも条件が投資家からすれば超美味しい案件です。そうですヘッジファンドが目を付ければ、この優先株を買って、現物株を売れば良いのです。

これを超~難しくすると「デルタヘッジ」というプロレスの技みたいな名前が炸裂するのです。


ここからが適当満載の計算タイムです。

どうやって今回の損失を計算しましょうか?

ニュースを見れば630万パック回収ですって、一つ1000円のコストがかかるって考えれば63億円です。これではつまらないのです。


有価証券報告書の設備の状況からの生産設備の工場をピックアップしました。それが8098億円の売上を作るすべてですからね。


今回の事件は群馬県の工場です。

建物が7.99億円、機会が10.65億円、土地が7.89億円の25千㎡、リース資産が2百万円でその他が22百万円、従業員(社員)が61人の臨時が243人です。ちなみにこの工場は当社の子会社でアグリフーズです。資本金3.01億円です。

さて、この群馬県の生産能力は?って考えます。それぞれのベースでの金額、それに連結売上をかけてみました。


従業員ベース 4.79%(388億円)
機械の金額ベース 8.47%(686億円)
土地(㎡)ベース 0.82%(66億円)
工場の資産の合計金額ベース 5.61%(454億円)


ってなりますね。

もちろん、これは「1年」の数字でその問題のあった期間を考えますね。
つーことはこれら4つのどれか採用して、全品回収になるといくらかかるってのを計算したら良いんじゃないですか?

それに加えて、私の場合はお友達アナリストに色々聞いてみるのです。
他社のリコールであったり、食品業界における回収におけるコストが大体どれ位なのかを計算するのです。


株価を見てみます。

179円、実績ベースでのPER16.85倍、PBR1.26倍、配当は第1期からずっと3円で配当利回りは1.68%となります。


私の投資判断は「却下」となりました。
つまり買いとしては「却下」ですがショート銘柄としては「マル」って事になります。


ターゲットとしては被害のIR、配当について、その後の四半期の数字で判断できると思います。
さらには当社の中期三ヵ年経営計画「ダブルウェーブネクスト(2011-2013)」における推進策、アクリフーズを服も中核会社5社の合併(平成26年4月)はどうなるんだろう~って思います。これもターゲット。


「ウエーブ」ってね~。


この時点から運の悪さを露呈しているような気がしてならないのですが・・・。皆さん。どう思いますか?


最後に、

有価証券報告書のどこに何があって、何をどうすればあれが解ると言った閃きが大事な大事かと思います。となるとやる事は、財務諸表を読む事をひたすら愚直に続ける事なんだなぁ~って思いました。


がんばれ、マルハニチロホールディングス!!


4776サイボウズ



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4776サイボウズです。
正月にふさわしい会社かと思います。社名の由来が「cyber」「boze」って事ですからね。詳しくは当社のホームページのココ。

正月って言ったら「初詣」→「神社」→「坊主丸儲け」ってカネに絡めて考える訳ですよ。でもって「坊主丸儲け」ってやっぱり、信仰の対象は非課税ですからね。つーことは相続してもって事です。国税庁のこのページに詳しく書いてますよ。


つーことで当社をピックアップしたのです。


もちろん、それだけではありません。個人感覚ですが、最近になって当社の広告を良く目にします。当社の名前は知っているものの、詳しくは調べた事がありませんでした。

もちろんこの我々が生きて行く世界では会社の名前だけを知っていても意味がありません。

となると、やはりどんな会社か知っておく必要があるのです。


という訳で2014年1発目、調査します。


ビジネスについて、

システム屋?ソフトウェア開発会社?私の場合はまとめてIT屋って事っですね。過去のレポートにも色々システム屋、ソフトウェア開発会社を調査しましたがまとめてしまってます。

なぜなら、私がその道のプロではないためです。

とりあえず、会社のホームページを適当にネットサーフィン(死語ですね)してみましょうね。


数字を見ます。


単位:億円

売上高 経常利益 当期純利益 経常利益率 純利益率
2005年1月期 29 5.2 3.1 17.9% 10.6%
2006年1月期 60 8.6 4.7 14.4% 7.8%
2007年1月期 100 5.1 0.7 5.1% 0.7%
2008年1月期 120 7.9 2.1 6.6% 1.7%
2009年1月期 94 7.4 1.6 7.9% 1.8%
2010年1月期 66 4.3 2.8 6.5% 4.3%
2011年1月期 53 8.0 3.9 15.0% 7.4%
2012年1月期 42 6.7 4.0 15.8% 9.4%
2012年12月期 41 5.0 2.5 12.0% 5.9%


2007年、2008年の売上、経常利益率、純利益率と、直近の数字を見てみれば、色々あったんだろうな~ってオチは解りますね。


一人当たりを見ます。


単位:千円

売上高 経常利益 当期純利益 総従業員数
2005年1月期 21,654 3,882 2,294 135
2006年1月期 11,385 1,641 891 523
2007年1月期 13,594 691 95 737
2008年1月期 25,994 1,713 455 463
2009年1月期 18,352 1,457 323 510
2010年1月期 18,719 1,223 796 355
2011年1月期 12,893 1,939 953 412
2012年1月期 10,108 1,594 952 418
2012年12月期 9,222 1,105 547 449


基本的に私はEDINETをベースにして、5年分の財務諸表を見ます。ヘッジファンド時代は10年分は余裕で見ましたけど、最近は手抜きなのです。

でもって、2010年度の従業員の減少について「前連結会計年度に比し、144名減少しているのは、主に子会社株式の売却」って事ですので、2007年から2008年にかけてもそれ系で考えて良いかと思います。

それ系、ってコスト削減って事ですよ。人切って割りまし退職金を払う、一人当たりの給料を下げる、正社員から臨時に変更する、中国とかインド、ミャンマーとかに外注する、そして儲かってない子会社を売却して飛ばした社員を本社に戻せなくする、など様々です。

こういった部分で活躍するのが、コンサルって訳ですね。
詳しくは7508、G-7ホールディングスのレポートを読んで下さい。


ここまでで考えると、とりあえず、売上は下がったものの高収益であるので悪くは無いと思います。これを最近のビジネス用語で言えば「筋肉質な企業」って事じゃあありませんか?


ただ、一人当たりの利益が54.7万円ですと、ちょっと従業員サイドとしては将来が安泰とは言えない感じですね~。

欧米的に考えれば、
会社は株主の物ですのでそんなの知ったこっちゃあ~無いのですが、ここが日本である以上、それは無理な考えですね~。終身雇用って世界ですから。


でもって売上に関して言えば、売掛金という大口の客が必要な訳ですね。


単位:千円

2012年12月期
リコー 101,283
ソフトバンクBB 90,017
大塚商会 78,018
日本電気 46,474
内田洋行 36,925
その他 330,672
合計 683,390

2012年1月期
ソフトバンクBB 89,159
大塚商会 71,465
富士通 62,082
内田洋行 58,437
サイボウズ総合研究所 43,674
その他 361,100
合計 685,920

2011年1月期
ソフトバンクBB 101,554
大塚商会 77,692
内田洋行 49,486
富士通 32,271
ダイワボウ情報システム 30,002
その他 306,732
合計 597,738

2010年1月期
ソフトバンクBB 122,137
大塚商会 75,997
内田洋行 50,338
富士通 27,952
日本電気 24,505
その他 306,526
合計 607,456

2009年1月期
ソフトバンクBB 109,645
大塚商会 71,149
内田洋行 56,608
イグアス 49,994
NECソフト 31,998
その他 335,407
合計 654,803


平均回収期間は直近から56.35日、55.62日、52.2日、55.54日、57.02日です。


そして、ここでピンポイントでマニアックな話題です。


当社の売上セグメントでは大塚商会だけがピックアップされています。つまり一番の大口客って事です。セグメントは全体の10%の時に書かなくてはなりません。直近では6.3億円で全体の15.36%です。それでも売掛金ではトップではありません。トップはソフトバンクBBやリコーってなっています。

大塚商会ってカネ払いの良い会社なのでしょうか?それともソフトバンクBBがカネ払いの悪い会社なのでしょうか。実際カネ払いの良い悪いはあまり関係がありませんね。つーか遅かれ早かれカネは入ってくるのです。貸し倒れない限り。


私は例えとして、ラーメン屋について書きます。2137光ハイツ・ヴぇラスのレポートでも例えてます。

あなたがラーメン屋を始めるには手元に500万円が必要って考えますよね。でもね、信用ある個人、会社であれば、それは後払いで良い訳ですね。つまり、麺、スープの材料、家賃、どんぶり、バイトとかとりあえず投入して始めるのです。でもって1カ月で100万円位打っちゃって、それからそれらの費用を払う事が出来るのです。

ってなればさ、1店舗と言わず、一気に3店舗、東京、横浜、大阪あたりでラーメン屋やっちゃおうぜ~って話なのです。


何でそんな事出来るの?

答えは「信用」って事になるのです。

って事になると、ソフトバンクBBってソフトバンクグループでしょ、って考えるとカネ払いが悪い、つまり支払いを遅くしても貸し倒れの問題は少ない訳ですね。

といったイメージを考えながら売上セグメントと売掛金を関連付けるとそういった事がだんだん解ってくるのです。


所で、当社は過去には借入金がありましたが、現在は無借金ですね。そして3年前から配当性向を連結純利益の50%って変更しました。そしてその3年間、直近から順に配当性向は50.25%、52.30%、64.23%、ってなっています。

有言実行な会社は尊敬すべき会社です。

まあ、私の見解としては「配当性向」が当社の投資に置いてメインテーマであるって考えて良さそうです。
って思うのですね。基本配当性向50%以上~ってなると。ただ、配当利回りを見るとそこまででもないのです。


それ以外の部分ですが、当然システム屋ですので研究開発費、のれん、業務委託費、広告費が気になります。

研究開発費は当然、多いほうが良さそう、
外注費は少ない方が本社で高レベルな業務を行っている、つまり業者では手に負えないレベルである、
のれんに付いては、自社努力が限界でプレミアムを付けてまで他社を買収する、

上記の3つは当社にある製品、サービスの技術の向上(のれんは100%それとは言えませんが)ですけど、広告費は売るための費用ですね。これも効果的に使用してもらいたい訳ですね。


もちろん、それぞれの会社によって、研究開発費が多いから良い、少ないほうが良いって事がありますが、それは数字から計算して色々考えるのです。ここを読み間違えるとアナリストとして即クビにつながるのです。

逆に、MBAみたいなスッゲ~のを持ってたりすると、こういった部分い付いて、超訓練されているのでアナリストとしてある程度出来るって思われるのです。○○大学商学部~ってもの同様ですね。当然文系は厳しい訳ですね~。


のれんの数字は少しなので無視、オッケーです。

研究開発費と業務委託費を売上比率、純利益比率で見てみます。


研究開発費(売上比) 業務委託費(売上比)
2009年1月期 4.39% 4.36%
2010年1月期 6.53% 4.60%
2011年1月期 10.63% 3.43%
2012年1月期 11.15% 4.79%
2012年12月期 5.94% 3.83%


研究開発費(純利益比) 業務委託費(純利益比)
2009年1月期 249.17% 247.54%
2010年1月期 153.52% 108.21%
2011年1月期 143.89% 46.40%
2012年1月期 118.33% 50.89%
2012年12月期 100.29% 64.65%


会社がコアなビジネスをするようになっているってのは業務委託費からも見れるますね。研究開発費の減少はちょっと懸念すべき所です。

新薬開発の会社を例に挙げるのですが、そういった会社って新薬研究の費用を削ればかなりの利益は出ます。言ってしまえば、任期2年の取締役達は15年後のその会社なんてど~でも良いって考えれば、2年の間に利益を絞りつくし、それなりの報酬を貰って「はい、さようなら~」って訳ですね。

持ち株売りまくったり、償却方法の変更をトップ交代と同時にやりまくってV時回復~って当時もてはやした大手自動車会社と同じ理屈です。正直、ああいった人の経営術の本が日本だけでベストセラーになっている事に私はちょっと悲しくなるのです。


広告費と研究開発費についてですが、
これらは「将来の売上」に関わるものですね。「将来の利益」ではないのです。

となると、広告で良く言われる「費用対効果」ってのはどのように図りましょうか?広告の営業マンが、「6か月前に始めた広告で御社のページのビュー数は2倍になりましたぁ~~~」とかあるでしょ?あれ、ダマされてんじゃんって思うのです。

そうなるとさらに6か月後はいよいよ売上~みたいに言われると、さらに6か月契約しますからね~。

売上高で答えろって話なのです。


例えば、キムタクのファッションを取り扱っている店の広告で、「あのキムタクの・・・」って服とかの写真付きの広告をweb上に出すでしょ。それでそのファッションを崇拝している人がクリックすると、「あのキムタムの友達芸能人がデザインした服~」みたいになる訳です。

店としてはデザイナー料が安くなって、売れれば利益率も上がるし、まあ、「ウィンウィン」ってヤツですけど・・・。まず「あのキムタクの・・・」でクリックした人は買わないでしょ?


と言う様な事を考えて広告費と研究開発費を「売上で返ってくるのは来年」って勝手に考えてみるのです。となれば、今年の広告費と研究開発費を来年の売上で割合を出してみるのです。

直近の数字は会社予想の数字です。


広告費 広告費 研究開発費 研究開発費
2009年1月期 5.82% 3.9億円 6.18% 4.1億円
2010年1月期 2.65% 1.4億円 8.17% 4.3億円
2011年1月期 8.76% 3.7億円 13.37% 5.6億円
2012年1月期 9.63% 4.0億円 11.37% 4.7億円
2012年12月期 8.88% 4.6億円 4.78% 2.5億円


株価を見てみます。

422円です。今年最初なので実績ではなく未来を見た予想ベースでPER140.7倍、PBR4.7倍、配当利回りは0.41倍となります。


私の投資判断は「保留」となりました。


動きがそこまで感じられない会社であるという判断です。ただ、ここらで動かないと売上から見ればだんだんヤバい事になっていくのは見えています。その次の1手がどのように機能するかが気になるのです。


それが、私が最初に言っていた広告の話なのかも知れません。でももしそれだけなら今までの数字を見て、何とも言えない気持ちになるのです。


最後に、

今年1本目のレポートを当社に絞ったのは良いのですが、結果的に文句ばっかりのいつものレポートになりました。文句というのは基本ネガティブですが、恐らく人間は良い所を見つけるより悪い所を見つけ、責め立てるのが上手な生き物であると思います。

ならばその習性を逆に利用し、悪い所を探し、なければ投資出来るのではないか?というのが私のアイデアなのです。そのため、基本的にはこんな書き方を続けますが、基本すべての会社、投資家さんを応援しているのです。


がんばれ、サイボウズ!!

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