スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

3385薬王堂



最初に「ポチッ」とクリックお願いします♪

独断と偏見に満ちた独り言のレポートですので、あくまでも参考程度に。投資は自己判断で!

だけども、読むだけであなたの投資IQが上がる事は間違いなし!!


3385薬王堂です。

岩手発祥のドラッグストア、東北でビジネスをしている会社ですね。
設立は1991年で上場が2005年です。

特に古い会社でもなければ、新しい会社でもないのです。【沿革】を見ると昭和53年4月が前身となっていますけど。

決算は2月で全上場会社の中で5%位を占めています。百貨店とかイオン系が多いイメージがあります。


ドラッグストアの調査は当社で3社目になります。
調査済みの銘柄は

2796ファーマライズ
2786サッポロドラッグストア

になります。

でもってもう大体ドラッグストア業界に付いて、解ってきたことが沢山ありますが、当社のレポートでついに、ほぼ完結みたいな感じで良いと思います。


証券会社では、ドラッグストア、スーパー、コンビニとか、そういったセクター、業種では、ほぼ間違いなく担当アナリストがいます。理由として、数社上場していて比較が出来て、お客さんにも説明できるからです。

株雑誌や経済雑誌でもたまにこういった業界の特集をやります。
だってとりあえず数字を並べて書いて適当にあーだこーだ言えばカッコ良い記事になるしね。


ドラッグストア、スーパー、コンビニってどの地域に言っても複数のチョイスがあります。「おらの町にはドラッグストアは1店しかねえ~」(吉幾三調で)ってのは結構まれな話ですよね。


といった具合ですと、度の会社を見ても対して変わらない訳なのです。となると、他より売られすぎとか、「需給」とかでの売買になってしまうのです。


一応、ちゃんと調査をしてみようとおみますが、当業界においては個別分析より、産業調査の方が良いのです。となると、私の個別調査はあまり意味が無さそうです。


まずはビジネス。
ホームページを見ても良いですけど、やっているのはドラッグストアですよ。

ここから、いつも通り、数字を見ましょうね。


単位:億円

売上高 経常利益 純利益 経常利益率 純利益率
2005年度 224 10 5 4.4% 2.3%
2006年度 264 12 6 4.4% 2.4%
2007年度 301 11 6 3.5% 1.8%
2008年度 342 11 6 3.2% 1.8%
2009年度 375 7 4 1.8% 1.0%
2009年度 375 7 4 1.8% 1.0%
2010年度 392 8 4 2.0% 1.0%
2011年度 422 11 6 2.7% 1.4%
2012年度 456 24 6 5.4% 1.3%
2013年度 478 20 11 4.3% 2.4%


一人当たりを見ます。
総従業員数で割っています。


単位:千円

売上高 経常利益 純利益 従業員 臨時 総従業員 臨時割合
2005年度 33,734 1,491 788 237 427 664 64%
2006年度 33,757 1,473 815 256 527 783 67%
2007年度 31,821 1,119 585 302 645 947 68%
2008年度 30,823 977 541 346 762 1,108 69%
2009年度 29,566 531 306 374 895 1,269 71%
2009年度 29,566 531 306 374 895 1,269 71%
2010年度 28,845 581 287 400 960 1,360 71%
2011年度 29,237 785 400 421 1,021 1,442 71%
2012年度 32,527 1,745 427 425 976 1,401 70%
2013年度 31,640 1,349 757 427 1,085 1,512 72%


大きなデータから小さな店舗の事まで見えてきましたね。
でもって2796ファーマライズのレポートでも一人当たりの数字を取ってっますが、とりあえずは一人3,000万円売るのがドラッグストアなのかなって思います。

この3,000万円って「会社」としては成り立つ数字ですね。

2130メンバーズのレポートでも同じような事を書いてますが、会社って個人の集合体でそれぞれの「強み」を活かしてシナジーを発揮する「箱」ですから個人事業主の売上以上は絶対なのです。

そういった面で当社としてはオッケーな訳ですね。
ただ、日本っていうエコノミー全体で見ると、当ビジネスに置いては頭打ち感が強いのです。


でもって、一応気になったので業界の数字を適当にまとめてみたのです。


コード 社名 PER PBR 時価総額 DY 本社社員 給料 平均給料
3385 薬王堂 5.37 0.74 71 2.32 427 377
2796 ファーマライズ 4.79 1.07 55 2.29 53 596 5,964,102
2786 サツドラ 8.27 0.98 52 1.91 592 427 4,268
7649 スギHD 23.39 2.67 2954 0.58 254 658 658
9989 サンドラッグ 19.32 2.69 3080 1.05 2,514 470 4,704,804
3088 マツキヨ 13.97 1.26 1814 1.51 176 785 7,846,094
3398 クスリのアオキ 17.66 3.32 513 0.49 1096 440 4,399,944
3391 ツルハHD 18.03 2.23 2464 1.27 70 683 6,829,708
3349 コスモス薬品 25.37 4.77 2408 0.42 2,084 454 4,542,013


ちなみに、薬王堂では「※」が付いていてそれは以下の通り。

「従業員数に子会社への出向者数を含めた場合の状況は、平均年齢30.2歳、平均勤続年数6.0年、平均年間給与3,806千円であります」
「平均年間給与は勤続1年以上の従業員を対象に算出しており、賞与及び基準外賃金を含んでおります。」

やっぱり企業としてはなるべく、従業員に思いやりがあるって事を数字で出したい訳ですね~。

この数字から解ったことを簡単にまとめてみると。

仕入販売で仕入れ先は同じ。
時価総額が大きい会社と小さい会社でその地域で、競合関係に戦っている。2786サツドラでもそうですよね。
時価総額の大きい会社はbuying powerが強いので安く仕入れる事が出来そう、でもってその分の利益は社員に還元している気がする。

って事がこれらの数字から読み取れるのではないでしょうか?


所で、当社は「UAゼンセン薬王堂労働組合」があって、403人が加盟していますね~。組合ってどのようなためにあるかは熱心な読者さんならもうお分かりですね。


話を数字に戻します。

時価総額が大きい企業がPERが大きいのも解ります。ただ、PBRは時価総額で変わらない。PBRって「この資産を使っていくら稼ぐのか?」って指標でしょ?最近は「1倍を割ると解散価値が~」って言う人が多いんですけど、メインとしては「この資産を使っていくら稼ぐのか?」って法ですよ。

つまり、100%正しくはないですけど、超~簡単に言えば、100円のものを200円で売れるのであれば、その会社のPBRは2倍で良いんじゃないですか?(税金、経費、そういったのをすべて考えない)って事なのです。

ここで、学者のように色々反論を述べたい人は・・・。
私のブログは向いてませんのでどうぞここでページを閉じて下さい(笑)


といった事を考えると、PBRが1倍近いって事は、その資産を使っても対して儲けられないんじゃないの?って事になります。

もちろん、このPBRは株式の売買から来ている数字ですので、そう思っているのは投資家って事になりますね。


数字の話に戻りますが、当社はもちろん。一般市民に商品を販売しているBtoCですので、売掛金を見る必要はありませんけど、説明しておきますよ。

2013年度
三井住友カード株式会社 45,995
国民健康保険団体連合会 33,538
社会保険診療報酬支払基金 19,363
株式会社東北JCBカード 16,238
株式会社日専連パートナーズ 3,890
その他 18,616
合計 137,643

クレジットカードでポイントが付くので利用している人もいるのです。
でもって滞留期間は20日前後。そりゃあ薬を48回リボ払いで買う人はいないでしょう。ほとんどの人が1回払いですよ。


って事をすぐにイメージできる事は大事ですよ~。


あと、気になる部分としてバランスシートで「現金及び預金」が前年の19億から、今回は9億なりました。大きな変化ですが、それは建物とかの資産の額が増加しているのでそこに使われたのでしょうね。でもって減価償却費も増えていますからそれで決定です。

私は、それは当社にとって、大きな勝負って訳ではなさそうです。


所で、
当業界はちゃ~んと月次を出しています。
当社ももれなく月次を出していますのでチェックしてみましょうね。


株価を見てみます。

2,156円。実績ベースでのPERは5.37倍、PBRは0.74倍、配当利回りは2.32%です。


私の投資判断は「保留」となりました。


恐らくほぼすべてのドラッグストアに置いて、投資判断は「保留」になりそうです。

どの会社も横並びの数字ですので。
全業界から見れば割安なんだろうけど、当業界で考えると、「異常」な割安ではないのです。過去のPERを見れば3倍まで売られたし、配当利回りも7%台まで一瞬だけ度なりました。
でもって最近POしてる。それって経営陣側が当社の株価は、適正、もしくはそれ以上に評価されているって思ってるって事じゃあないですか?

私は需給で取引はしませんが、やはり大株主が株価をどう思っているのかってのは気になる所なのです。
それが創業者であればなおさらです。


ドラッグストアの厳しい叩き合いは今後も続きそうですね。
しかし、どのドラッグストア会社も大きな勝負に出ていないのです。今後、そういった大きな勝負があれば、再調査して投資判断をしたいと思います。


最後に、

ドラッグストアで言えば「マツキヨ」が全国展開をした時を思い出します。
かなり衝撃的デビューでした。皆さんも古い記憶を呼び起こしてください。

どの業界でもそういった衝撃的デビューをしている会社ってやっぱり伸びている訳ですね。私が衝撃を受けた会社としてドン・キホーテ、ABCマート、HIS、ラウンドワン等が挙げられます。皆さんもそれぞれ衝撃を受けた会社でそれらが現在、ある程度活躍している会社であれば、その衝撃を今一度思い出して、投資銘柄発掘に生かしてみてはどうでしょうか?

もちろん、衝撃を受けた事って会社以外でも良いんです。イチローとか松井、サッカーでは中田ヒデのデビュー戦2ゴールとか、何か今から思えば、その衝撃って「予感」だったのです。


こういった数字では出てこない「感覚」を研ぎ澄ますために、数字に関してはキッチリとちぇくしておくと良いのです。そして「調査」と「感覚」が一致した時が、投資のタイミングかと思います。


伝わりましたでしょうか?


がんばれ、薬王堂!!


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

コメントありがとうございます。

是非とも挑戦しようと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。


> いつも勉強させていただいております。
>
> 余計なことかもしれませんがFC2のブログにエクセルの表を張り付ける方法が記載されたページがありました。もしよろしければご参考になさって下さい。
> http://dataspo.blog.fc2.com/blog-entry-257.html
> 方法の概略を書くと以下の通りです。
> 1.ページ上部にある簡易モードONというコマンドをOFFにする。
> 2.コマンドボックスの右端の「W」を押す。
> 3.エクセルのデータを張り付ける。
>
> 本編とは関係ないので管理者様だけへの非公開コメントとさせて頂きます。今後ともためになるレポートを宜しくお願いいたします。

お礼

貴殿の企業分析を、定期的に拝見させて頂いております。
これだけ鋭い分析と大量の報告書を無料で公開されている事に驚きを感じております。
証券会社やファンドの顧客、あるいは証券情報誌に依頼され提供されるのであれば、理解できますが、全くボランティア的な行動ですよね?

それと、以前から気になっていたのですが、分析の対象となる企業は、どのような物差しで選択されているのでしょうか?
有望な投資先と、ある程度見越して分析されておられるのでしょうか?
最初から、投資の魅力をあまり感じない企業を分析しても、骨折り損になりませんか?
保留・却下の企業が多いので、気になっています。
検索フォーム
コンタクト

名前:
メール:
件名:
本文:

タグ

3657 

プロフィール

FC2USER484308ICQ

Author:FC2USER484308ICQ
一時、伝説となった某有名中小型株ファンド「T」で株式投資の極意を学びました

こちらのブログでは日本株についてレポートします
講演やIRなどの「お仕事」もありますので更新は不定期になります

ヘッジファンドについて、また金融業界にかき消されているブラックボックスの部分も書こうと思います

「T」は匿名性の高いファンドです。それは、「ファンドはパフォーマンスで答える」必要があり、「誰が運用している」というのは関係ないのです

当ブログにおいても、「レポートの内容」が重要であり、「誰が書いているか」は関係ないのです

なので、
私も匿名性を持ってこちらで活動させて頂きます

SNSの時代で逆に繋がらず、逆張りで行こうと思います

銘柄等、レポートの内容等において、ご質問等、ありましたらお気軽にどうぞ

お仕事の以来もお待ちしてます

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。